1
/
5

すべてを捨てる覚悟で東京に。何もできない自分を受け入れたからこそ、今の自分がある。

札幌で生まれ育った彼が、大学も地元も捨て「東京」にきた理由は何か。そこでぶつかった壁と、乗り越えた先で見つけたモノについて迫ります。

三川(Mikawa)

SaaSエージェンシー事業部 InsideSalesチーム
北星学園大学中退後、2020年11月より入社。入社後、SaaSプロダクトのInsideSales/FieldSalesを担当。また、実務のみでなく、営業方針の策定や、メンバーマネジメントも経験。現在もプレイヤーとして現場に立ちながら、複数クライアントとの取り組み全般の設計も担当している。

自分のやりたいことを見つけるために「休学」という道を選んだ。

僕の場合「大学で何かをすること」が目的ではなく「大学に行くこと=合格すること」が目的だったこともあり、日々の生活で段々と「通う意義」を感じなくなっていきました。最初のうちはサークルに入ったり、飲み会に参加したりと楽しかったのですが、それもすぐに頭打ちになりましたね。とにかく「このままでいいのか」という思いが脳裏に浮かぶようになり、大学2年生の後期には「休学」という選択を取っていました。

ゆくゆくは大学を辞めることも考えていたのですが、いきなり「辞めます」と言っても両親も納得できないだろうし、もちろん僕自身も困るので、休学期間で「自分のやりたいこと」を探してそれを引き換えに大学を辞めようと計画していました。そこからの1年半は、バイト・海外旅行・ヒッチハイク日本横断・学生団体の立ち上げなど、多種多様な経験を積みました。ただ、正直にお話しすると、結局やりたいことは見つからなかったんです。そんな時に大きなきっかけとなったのが「友人の話」です。幼少期の頃から仲の良かった友人が大学を中退して、起業しているという話を聞いたんです。当時の僕からすれば衝撃的だったし、羨ましいと思う気持ちもありましたね。今思えば感化されていた部分もあると思います。ここで改めて「このままでいいのか」と自問し、今いる環境からの脱却と覚悟感を高めるという意味で「東京」に行くことを決めました。

未開の地「東京」で、SalesXという環境を選んだ。

はじめて訪れた東京のことは今でも鮮明に覚えています。札幌とは違い、人がとにかく多くて、動きも複雑で、どこかせわしない感じの印象でした。ただ、それでいてエネルギッシュだったんですよね。転がっているチャンスの数も多くて、それに果敢に挑んでいる若者も多い。同世代の人がそんな環境で揉まれているということを知ってからは、置いていかれまいという気持ちと、ワクワクした胸の高鳴りを感じていました。

東京に来てからはいくつかの会社のインターンを受けました。もちろんSalesXもその中の1社です。当時は会社のことや社会情勢・市場変化については全く知らなかったので、とりあえず「大学休学中で、中退も考えているイレギュラーな自分」を受けいれてくれるような会社を探していました。その中でも「働いている人たちが活き活きしている会社」を選ぶ上でのポイントに置いていましたが、正直見ていた中だと「SalesX」が頭一つ二つ飛び抜けていたので、即決で決めていました。

今でも振り返ってみると、あの時の自分の選択は正しかったなと思うほど、魅力的な会社です。

何もできない自分を認めて、とことん自分の弱さに向き合った。

入社してからは一言でいうと「苦難の連続」でした。正直ある程度までならやれるだろうと過信していた自分がいて、ろくな努力もせずに結果を生もうとしていたんですよね。でもそんな自信とは裏腹に、最初の3ヶ月は何もできませんでした。本当に何も成果を生めなかったんです。そんな状況なのにまだ心のどこかで「自分はできるはずだ」という淡い期待を持っていたんですが、4ヶ月目にして完全に折れました。

ここが人生のターニングポイントですね。当然諦める道も頭をよぎりました。ただ、ここで三度「このままでいいのか」と自問しました。すべてを捨てる覚悟で来た東京で、何もできずにまた大学生に戻るのかと考えた時に、ここで頑張らないと自分は「何者にもなれない」と気付いたんです。

それからの僕は、毎日自分の営業音声を聞き返しては「違和感」を感じた部分の修正を行うなど、できることを全部やるという精神でがむしゃらに取り組みました。他にも、営業社員の方に時間をいただいてフィードバックをもらったりするなど、積極的に学びにいく姿勢も徹底していました。トップ営業マンの貴重な時間を割いていただくわけですから、何が何でも「絶対に結果を生むんだ」という強い覚悟で日々の仕事に向き合っていったおかげもあって、徐々に成果に繋がっていきました。

自分の弱さに向き合うことは、怖くて、簡単にできることではないと思いますが、あの時その一歩を踏み出せたことは、自分の中でも大きなポイントだったなと感じています。

今は仕事を楽しく感じていますし、自分に向き合って成長させてくれたSalesXという環境と、ここで働く仲間には感謝しかありません。

仕事で重要視している価値観は「目的意識」と「想像力」。

現在ありがたいことにマネジメントポジションにも就き、インターン生の成長をサポートする側の立場にいますが、あの時の僕がしてもらったように今は彼ら/彼女らに還元したいと思っています。また、プレイヤーでもあるので一営業マンとして成果を残すことにも責任を持って取り組みたいと考えています。

そのミッションを達成するためにも、プレイング・マネジメント時に共通して大切にしている価値観は「目的意識」と「想像力」です。

常に仕事を行うときは「なぜこの仕事をするのか」という目的を整理して「誰のために・何を・どうやっていくのか」や「この施策は妥当性が高いのか」などを考えてやるようにしています。一見当たり前のように聞こえるかもしれませんが、意外とせわしなく仕事をしていると忘れがちなこの観点を必ず忘れないように心がけていますね。だからこそ常にぶれない意思決定や、メンバーへのフィードバックができているんだと思います。

あとは「想像力」ですね。仕事は顧客がいて成り立つものですし、会社や組織もメンバーがいて成り立つものです。だからこそ常に「自分以外へのケア」を行うのって大事だと思うんです。相手は何を考えているのか、どう感じているのかなど、言葉だけでは読み取れない裏の感情にも気を配るようにしています。僕はそれが苦手なタイプの人間だったので、不器用ながらも想像を働かせて配慮するようにしています。

今インターンを検討している、すべての学生へ。

あまり偉そうなことは言えないですが、僕はインターンを通して自分をちゃんと見つめ直すことができました。その結果大きな成果を残すことができました。そして「努力すれば努力した分だけ自分に還元される」からこそ、毎日成長を実感しながら楽しく仕事をしています。

この感覚を若い世代が感じるようになり、みんなが活き活きと働いている社会になれば、世の中はもっと良くなると思っています。そのきっかけは人それぞれかもしれませんが、「インターン」はその中でも大きな可能性を秘めた選択肢だと思います。

どうせ大学を卒業して、職に就き、定年まで仕事をする人生なら、それぞれの目的に沿って、活き活きと働いてほしいなと思っていますし、この考えに共感できる方にぜひSalesXを受けてほしいとも思っています。

気になった方はぜひ【話を聞きに行きたい】から、応募してください!

Invitation from 株式会社SalesX
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社SalesX's job postings
5 Likes
5 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 糖野 志央's Story
Let 糖野 志央's company know you're interested in their content