「迷ったら逆境を選びます。」大学4年、営業職で就活を終えた私が、残りの学生期間をSalesXに費やして得たいもの【学生インターンインタビューVol.2】
ー卒論の提出お疲れ様でした。無事に終わったようで良かったです。
川尻:ありがとうございます。締切の2時間前に提出が完了しまして、ホッとしています。
※今回、卒論を終えた後にインタビューを敢行しました
ーお会いするのが初めてなので、自己紹介をお願いできますか?
川尻:はい。大学は東京の国際基督教大学というところに所属していて、現在4年生です。
大学3年の夏から4年の春くらいまで、カリフォルニア大学というところにいて、リバーサイド校というところなんですけれど、そこで交換留学していて、途中でコロナになって帰ってきました。
一年間向こうにいる予定だったのですが、最後の一学期はコロナで過ごせなくなったので、途中で帰ってきたという感じです。
そこから就活をして、外資系の医療機器の営業職で内定をもらって今、という流れです。
ー就活を終えて、入ってくれたのですね。SalesXにジョインしたきっかけを教えてもらえますか?
川尻:そもそもインターンを探し始めたきっかけですが、内定をもらったのが営業で、経験したことがなかったので自信がなかったんですよね。
就活を終えたのが、11月だったのですが、このまま4月まで過ごすのももったいなと思ってたので、インターンやるかー、と思ってWantedlyで探し始めました。
インターン先の軸は、まずはちゃんとした営業の考え方やスタンスを学べて経験できるインターンであるということと、もう一つは、新規営業を経験できるということに絞って選んでいました。
内定をもらった医療機器の営業はルートセールスなので、新規で営業活動する機会がなくて。
そういうのを今のうちにやっておきたいという気持ちがあったことと、学生の今のうちに営業としての成長できる環境があるんじゃないかとビビッと感じて応募しました。
ーあえて、新規営業でやることを選択したんですね。新規の営業ってあんまり人気がないような印象があったけれど。
川尻:そうなんです。自分でも特殊なのかな、って思ってしまうところはあるんですが。
就活中に面接中に言われた言葉で印象に残っているのがあって。
営業は仕事の根幹とよく言われると思うんですけど、仕事の価値というのは、顧客の課題を解決することで生まれると思っていて。
顧客接点の中で「顧客の課題」を誰よりも知ることと、その課題に対して自ら提案をして課題を解決をすることは、ビジネスの根幹を経験することと同じということを教えてもらいました。
ーいい言葉ですね。特に最近だと、世の中の動きが読めなくなってきている分、顧客接点を大事にして、そこから新しい事業を立ち上げたり、ニーズをみつけたりしている企業が増えてきてますね。
川尻:なので営業は泥臭くとも最初に経験をするのはよいということを言われたんですけど、自分的にはすごく腹落ちしていますね。
ーSalesXは何が魅力的でしたか?留学にも行ってたけど、英語を使った仕事は希望しなかったの?
川尻:当時探していたときは英語を使えるところがあんまりなくて、あと自分が4年生だったので、インターンとして4年生が歓迎されていることがよかったです。
残りの日数がそんなにないのに、メンバーとして加えていただけたのはとても感謝していますね。
ー就活のときに散々聞かれたと思うので、思い切って聞いてしまいますが、川尻くんのこれまでの人生での成功体験や、モチベーションについて聞かせてもらいますか?
川尻:はい、自分の意思決定のキーワードは「逆境」だと思っています。
自分の場合、面白そうだな、って思うものが全くやったことのないものであることが多くて。
未経験なので、挑戦することに対しては、大体困難なことのほうが多いのですが、それでもちゃんと成果を出すまでやり遂げるというのが、自分のこれまでに共通する考え方だと考えています。
ーなにか具体的に経験したことはありますか?
川尻:高校のときのソフトテニスでの成功体験が大きくて、そこから自分でも自分の扱い方がわかってきたような感じがあります。
もともと小中とサッカーをやっていたのですが、高校に入ってからは団体競技ではなく個人競技をやろうと思って、未経験のソフトテニスに挑戦しました。
最初は、錦織選手が活躍しているところに影響されたり、割とミーハーな所があったのですが。笑
それでも一番は、何もない自分が、「これをやることでどこまで行けるんだろう」という純粋なワクワク感で取り組んでました。例えるなら、知らない街を歩いているような感覚に近いと思います。
正直最初は、未経験なのでペアを組んでもらえなかったり、試合に出させてもらえなかったりしたのですが、ある日、トーナメントの最終試合を見たときに熱気とすごい人の数に、自分はすごくワクワクして。
最後まで残ってこんな場所で試合をやりたい!と強く思って、県ベストエイトを目標に置きました。
コーチの協力にも恵まれたのですが、愚直に努力したら未経験でもそれを達成することができて。
未経験でも、ちゃんと努力すれば、成果がでるんだということをそこで体得できました。
ーどういったことが成功の要因だと振り返っていますか?
川尻:正直、何か特別なことはしていなくて。継続して愚直に取り組み続けて出来たことだと振り返っています。自分の場合は、「自分のあるべき基準」を置くことが得意なのと、自分で置いたここまで目指すという基準に対して、途中で投げ出したくないという胆力のようなものがあります。
しんどいし辞めようかな、と頭の中で思うことも無くは無いのですが、その度に、「このまま中途半端に終わっていいのか?」と思って頑張れるタイプだと思っています。
自分で決めたことに対して、自分に対して負けたくないというか。自惚れかもしれないですが、そういう自分が好きなんですよね。
ーテニス以外に超えてきた逆境はありますか?
川尻:2つあります。1つは自分は留学したのですが、その時もテニスの時と同じく、本当にこれできるのか?みたいな「難しくて困難、だけど面白そう。」という好奇心ベースでチャレンジしました。
具体的には、留学行こうと思っていたんですけど、そんなに英語ができなかったんですよね。
更にこれまでは元々経営系の専攻をしていたのですが、留学時には、情報科学で留学することに決めて。
JAVAって何?みたいなところから始めて、英語も出来なくて、プログラミングもわからなくて。でも、本気で結構頑張りました。
自分の部屋があると怠けてしまうので、寮のリビングで生活することを心掛けたり、寝るところも布団を無くしてスポンジみたいな寝床にして、あえて寝られない状況を作ったり笑
コロナで途中で帰らざるを得ない状況でしたが、出来る事は全てやったんじゃないかなと思っています。
ー努力の量もすごいですが、自分をやらざるを得ない状況に追い込むのがうまいんですね。
川尻:もう一つは、大学院受験ですね。これは結局落ちてしまったんですが。
大学院の受験は必須8科目あったんですけど、その中で1科目しか学んだことがなくて、なので残り7科目を3ヶ月の間に全部勉強しました。いい結果には繋がらなかったのですが、やりきったから、大丈夫。というように自分では思えてます。
ーSalesXでの今のモチベーションとか、面白みって何に感じていますか?
社会人の方と話して新しい考え方とか、価値観、スタンス、に気づきをもらえることですね。
これまで、正直モチベーションは別になくて、経験を得ることに重きを置いていました。
ただ、このまえ社会人のリーダーとの1on1の面談で言われ、ハッとしたんですが、
自分の中で、まず行動する前に自分なりの仮説を持って、仮説が正しいかどうかを検証するような「戦略的思考」をもっと磨いていくべきなんじゃない?と言われ、これまでになかった考え方に触れました。
もっとこの仕事を早く始めておけばよかったなあと、同時に後悔もしました。この会社にいたら、成長の機会がそこら中に落ちてるし、こんな機会を見過ごしたまま、自分が3年、4年過ごしたと思うと…。
ー最近SalesXで仕事をしていて、嬉しかったことはありますか?
川尻:これもアドバイス頂いたことで、先程の内容と似ているのですが、川尻は戦略思考が使えたら、もっと伸びるよ、というアドバイスを社会人の方から頂いたことですね。
自分の場合は、努力自体を継続する力はあって、それは自分のことを"俯瞰して"見つめることができ、客観視できるから、今の自分がイケているかどうかのGAPをちゃんと理解し続けられることだと思っています。
ただ、努力の「質」の部分ではあまり深く考えてこなかったという反省があるので、これはこれからの自分の課題だと思っていますし、それを気付かされたきっかけは正直とても嬉しかったです。
ー残りの学生生活でやりたいことを教えて下さい。
川尻:インサイドセールスで新規獲得を一日一件挙げられるような安定感のある男になりたいです。
後は、もっと仕事の楽しさを自分で見いだせるようになりたいですね。
仕事への楽しみ方については、社会に出てから知るよりも、今のうちから試行錯誤して、社会に出てから全力で頑張るほうが、いいと思っています。
今、スキルとか経験を身につけるというよりは、仕事の楽しみ方や、マインドセットの仕方やスタンスが大事だと思っていますし、社会に出てからそれがどのくらい役に立つのか、楽しみで仕方ないですね。
ー自分の強みの理解があったからこそ、自らの課題に向き合えていて、どう克服するか試行錯誤しながら、成長を感じているのですね。今日はお時間を頂き、ありがとうございました。
<編集後記>
川尻さんの強みは、ちゃんと自分の今の状態と理想の状態とを比較して、そのギャップを埋めるための努力を惜しまないこと。そして自分が決めたことに対して諦めない気持ちが強いあるので、成果が出るまで継続出来ることが出来る方です。
あとは好奇心が強く、感情に忠実だったりと、ロジックとエモーショナルな部分のバランスがとれている方だなあと、インタビューをしながら思いました。残り短い学生生活かもしれませんが、今後の更なるご活躍を期待しています!