RYOMA KASUGA
春日 龍馬
DICAMP株式会社 / 取締役
1995年生まれ。宮城県出身。
中学校、高校では陸上競技に励み大学で上京。柔道整復師資格を取得。
学生の頃からの夢だった柔道整復師として接骨院に就職をするが、激務により体調を崩し退職。
その後、Softbankの接客販売員として従事し、現在のDICAMPでCOOとして務める。
挫折と喪失と出会い
私は学生時代からスポーツ選手の身体のケアやトレーニングに携わった仕事をしたいと考えていて、大学卒業後なりたかった柔道整復師として接骨院に就職することができました。
最初はとても充実した日々を過ごせていたのですが、できることが増えるにつれ、労働環境も厳しくなっていきました。途中で精神面が追いつかず身体を壊してしまい、最終的に適用障害と診断されてしまいました。
そこからは半年間休養をとっていましたが、生活費も厳しくなりそろそろ働かなければならないという時に、代表の平岡に出会い仕事を始めることになりました。
正直なところ、興味のある分野でもないし長くは続けるつもりはなかったのですが、やりたいことも喪失していたので、生活費のために始めました。
しかし仕事をしていく過程で学ぶ楽しさであったり、成長する楽しさが芽生えてきて、自然と体調もよくなってきました。
そして出会ってから2年後、一緒に会社をやらないか?と平岡から誘われ、考えもしていなかった起業家としてのキャリアを歩んでいくことになりました。
何をするかより、誰とやるか
元々は仕事から何かを学ぼうというより、代表の平岡から起業のノウハウを学ぶために一緒に仕事を始めようという目論見もありました。
今では仕事を一緒に考えていくようになり、とても充実しています。
もちろん仕事始めた時は身も心もボロボロだったので、その間サポートして頂きながら仕事ができたことはとても感謝しています。
ソクラテスの言葉を胸に行動する
人のために善く生きる。
この言葉が、仕事をしていくなかで私のポリシーであり、大切にしている言葉です。
販売の仕事をしていると、自分たちにしか得にならないような提案を強要される場面に遭遇することがあります。
しかしDICAMPのクレド(行動指針)に
”自分たちだけが得になるようなことだけは絶対にしない”
という行動指針があるため、強要される場面に遭遇しても”やらない”もしくは別の代替案を用意するという行動ができています。
これは新規事業ををつくるなかでも特に心がけていることです。
挑戦を文化に
DICAMPでは挑戦しやすい文化をつくっていこうと考えています。
私自身、社会に出てからたった1年で立ち上がれなくなるような傷が心にできましたが、今ではとても良い経験だったと捉えています。
だからこそ私自身が経験したように、たった1度の失敗で社会へなかなか復帰できなくなる人や、一歩踏み出しづらい人、自分に自信が持てなくなってしまう人、そんな人たちの課題を解決したいと考えています。
そしてスタートラインに戻ってきたら、夢や、やりたいこと、やってみたいことなど
人が挑戦し続けれるような環境をつくり、挑戦を文化にしていくことが私のミッションです。