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(続)なぜ日本ではなくアメリカで飲食店開業?

前回、アメリカで飲食店を開業することの魅力について以下のことを挙げた。① 人口当たりの飲食店数が少ないこと、即ち過度な競争マーケットではないこと② 日本と比べるとアメリカの飲食店のレベルが信じられないくらい低いこと③ ランチの平均単価が20㌦程度と日本の倍くらいの客単価が見込めること④ なんちゃって日本食の第一次ブームに続き、本当に美味しい第二次日本食ブームが起こっていること⑤ 従業員は給料の他にチップがもらえるため、最低時給(2026年のカリフォルニア州の最低時給は16.9㌦)でもそれなりの収入が期待でき、労使ともにウィンウィンであることその他にも魅力的な理由はたくさんある。アメリカ経...

なぜ日本ではなくアメリカで飲食店開業?

僕は出張や旅行でヨーロッパ、北米、アジア、南米、オーストラリアなど30カ国以上訪れたことがあるが、食に関しては日本が世界一美味しいと断言できる。こんなに食のバラエティが豊富な国は他になく、季節の食やその地域ならではの食もある。しかも安くておもてなし文化に根付いたカスタマーサービスも素晴らしい。日本に住んでいるとそれが当たり前だと思っている人が多いと思うが、海外で暮らしていると、日本の飲食店はあらゆる面で感動レベルとすら思えて来る。ミシュランの星付レストラン数で日本の都市が上位を占めていることやコロナ前とコロナ後のインバウンドブームで世界各国から食目当てに日本に押し寄せて来ていた事実を踏ま...

人生の前編、人生の後編

「カリフォルニアでベーカリーカフェをやろう!」結婚15年目の2015年の夏、二人の新たな人生がスタートした瞬間だった。Brio Brio Bakery & Caféが実際にお店をオープンしたのは2020年であるが、ロゴにはこっそり「Established 2015」と書かれている。2015年までが人生の前編で、2015年からが後編だと思うくらい、人生の大きな転機だったと思う。小さい頃から安定が一番と信じて疑わず、必死で勉強して進学校に進み、浪人を経て国立大学に入学。新卒で住友商事に就職し、26歳で結婚、長男を授かり、都内にタワーマンションを購入。社会人10年目となる年に三菱地所に転職し、...

21年間サラリーマン生活           のち、                   アメリカンドリームへの挑戦!

まさか自分がアメリカに移住して起業するなんて夢にも思っていなかった。21年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、飲食店経営どころか飲食店勤務経験ゼロの自分が全てを投げ打ってワイフといっしょに子供達を連れてゼロからアメリカで飲食店を立ち上げるなんて。2014年2月、上司から呼ばれて部屋に入ると、「塩出君、4月からカリフォルニア支店に行ってもらおうと思っているのだけど」と切り出された。このカリフォルニアへの転勤命令が僕の運命を変えた。その1年前にニューヨークに転勤となったばかりであった。元々総合商社で働いていたというだけで英語が出来るだろうと買われ、抜擢されたのだと思う。しかし憧れのマンハッタ...