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新卒1期生が見たツカダ・グローバルホールディング ~ ③入社後の成長

Photo by Jukan Tateisi on Unsplash

入社後の成長

こんにちは。ツカダ・グローバルホールディングの中村です。

今回はこのストーリーのために対談をしてきました! テーマは “入社後の成長” です。

このポジションの一番の魅力は成長環境にあると思っています。「経営」を目指して、ここに最短距離で進むことを目的として、業務や配属、経験を決めるということを徹底しています。経営に向かって一直線に進むからこそ、スピード感のある成長が可能になります。

ということで、この点をPRすべく華々しく成長をお話しするつもりでしたが、対談してみてまだまだ至らぬ点が多々見つかってしまいました。

少しお恥ずかしい部分もありますが、お付き合いください。

企画開発部 三大寺さん

今回インタビューしたのは、企画開発という部署で副部長を担う三大寺さんです。

私は、1年目の後半2か月と2年目をこの企画開発部で過ごしました。以降も関わる機会が度々あり、今でもいくつかの案件において関わりがあります。その意味で、この4年間、継続的に私を見てくれていた方であり、今回のテーマをお伺いするにはぴったりの方です(そして実は、私の採用二次面接も担当なさった方でした…!)。

企画開発という部署がなにをしているのかというと、主に会社の事業に関わる新規案件(例えば、結婚式場やホテルの開発・譲受けなどです)の検討を行なっています。不動産と密接に関わる部署であり、そのために、これ以外にも役割は広く存在しますが、詳細についてはまた後ほど。

それでは、ここからは対談形式で進めていきます。

入社前のイメージと新卒採用

――今回は入社後の成長をテーマにいろいろとお伺いしたいと思います。まずは本題に入る前に、そもそも新卒採用についてどう思っていたのかをお伺いしてもいいでしょうか。


三大寺)持株会社として新卒を採用するということを初めて伝えられたときには、その目指すものも含めて、正直に言えばなかなかイメージがわきづらいものでしたね。

こうして実際に中村さんを受け入れて、その後今に至るまでを見ていく過程で、現場に染まっているとそれ以上のものは出てこない、もう少し俯瞰した目線を持った人が必要だ、というように理解するようになりました。それだけなら異業種から中途採用をする、というのでもいいでしょうが、これをあえて新卒でやるというのは、やはり会社の文化を一緒に作っていくためです。若いうちからこの環境に入り、社風を肌で感じているからこそ作っていけるものがあると思います。


――たしかに経営幹部候補を採用するというだけならよく耳にしますが、ここまで「経営」に特化した採用・育成を行うのはなかなか異質かもしれません。新卒に期待するものの大きさを感じますね。それでは、なかなか面と向かって訊きづらいですが、そうして実際に入ってきた私をみて率直にどう思いましたか?

実際に入ってきてどう思ったのか

三大寺)最初の印象はとにかく淡白、クール!という感じでした。これは周囲に振り回されにくい、それで体力や精神を疲弊しにくいという点でメリットだったものの、もちろんデメリットもはらむものでしたね。

具体的な一面を挙げると、いい意味でいえば自分が確立されていましたが、これは一方で外に向ける関心の薄さにつながっていました。

そうした点で企画開発部では、事業、会社、そして世の中を面白く思ってもらうこと、興味を持ってもらうことを狙いとしようと思いました。自分とは異なる生活スタイルの人を見て、人への関心を持ってもらうことなどです。

担った業務

――そう聞くと、短期的な会社にとっての成果、つまりそれが今なんの役に立つのか、という点は本当にまったく求められていなかったんですね。そう言われて思い起こしてみると、業務はなにか一つのことに習熟するという性格のものはなくて、幅広くいろいろなことをやったような覚えがあります。


三大寺)そうなんですよ。「これができるようになってほしい」というよりも、1年後にどういった感触を持っていてほしいのか、そのために企画開発というこの場所でなにを拾ってもらおうかを考えていました。

その意味で業務としてもいろいろなことに触れてもらいましたよ。中村さんは企画開発の前が財務経理部だったので、各案件を数字の面から捉えるようなものが多かった、達成感を感じていたのかなと思います。

これ以外では、例えばブランドホテルの視察なんかも行きましたね。あれも、なかなか自分では行かないようなグレード、コンセプトのホテルにはどのような人が来ているのか、自分とは全く異なるそういった人がなにに感情を動かされているのか、そうしたものを感じてほしいと思ったものでした。


――が、結果はベッドのサイズや家具の配置、アメニティの有無なんかになってしまいましたね…(苦笑) 思えば事業会社の出店戦略といったテーマに触れたこともありましたが、そこでも面積などの店舗属性の話に終止してしまったように思います。

一方で、先輩の視察報告を聞いたときに実は少し感動したり、ということはありました。深夜のバーでスタッフの方と話しながら、ホテルの雰囲気を感じ、コンセプトや考え方、お客様のことを知っていった、というのは驚きでしたね。

そう考えると、配属時には外に向ける関心、感情といったところではあまり成長しなかったのでしょうか……

配属を終えたときに

三大寺)意図と目的を理解したうえで形にする、ということについては成長したなと思いました。指示されたことを指示されたとおりにやるのではなくて、それがなんのためにあるのか、どのような意味があるのかということを突き詰めるようになりました。

一方で、まだ外に向ける関心は弱く、それゆえにご自身の感情はまだ見えないままでしたね。

私は、経営とは意思決定だと思っています。この意思決定の前にあるのが感情や情熱と呼ばれるもの。合理性で決めていくのではない、それでは不足する、決められない部分がどうしてもある。ここを決めることこそが経営であり、そのためには「こうしたい」という熱い思いが必要なんだと、そう思っています。

そして自分の内側だけでなくて、外側にも関心を向けることが、その感情の形成につながっていくと思います。

その意味で、障害があったとしてもそれを乗り越えて「やる」という決断をする、そこまでは期待していませんでしたが、そもそもそれをやることを「よい」と思っているのか「わるい」と思っているのか、その感情が出せればよかったですね。

ただ、実はこの点はうちにいる間でなくてもよいと思ってもいました。限られた時間でしたしね。


――「経営は意思決定である」という定義は私も同感です。理論や計算から導き出されるものではない、ということはその裏返しとして感情、そしてその先にある意志が必要になるのでしょうね。

「入社後の成長」というテーマで進めていたのですが、今のところ成長が怪しいです……(笑) 今の私をみるとどう思われますか。

現在とその理由

三大寺)少しずつですが見えるようになってきたのではないでしょうか。それはきっと、この企画開発での経験を下地にしたうえで、次に行ったところが影響しているんだと思いますよ。


――次、というと、事業会社のマーケティング部ですね。たしかにあそこは企画開発とはまた違った意味で刺激的な場所でした。


三大寺)歴史が浅く、活気が強いところでしたね。決まっていないことによる苦労や失敗も多いですが、それでも自分たちで変えていこうという機運というか勢いに触れたこと、持株会社というある程度形のあるところから少し離れて、そうしたところに触れたのが大きかったのでしょう。


――マーケティング部での学びや出来事についてはまたこちらにも記載しようと思っていますが、結婚式を愛する部長とともに、お客様とは、そして私たちが提供するものとは、という難題に取り組んだ一年でした。

このようにそのときどきの自らの課題に向かい合って配属を決められてきたのも、入社後の成長に大きく貢献していると思います。

三大寺さん、ありがとうございました!


まとめ

こうして振り返ると、最初からできていたわけではないどころか、1年かけても意外と成長していない部分があるなど、なかなか順調に伸びていったという感じではありませんでした。

それでも、そうした自らの課題を認識し、それにあった配属を選んだことが、次の成長、そして今につながったのだと思います。

最初から結果を出すことが求められているわけではないですし、経営に向かうという共通目標の下で、固定観念にとらわれない自由なキャリア形成で歩んでいけます。そしてそれを見ていてくれる人もいる。これが、私の入社後の成長へとつながっているのだと思います。

経営に向かって一直線に進んでいける、そうした環境を求めている方をお待ちしています!

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