こんにちは!株式会社YTT LINKS、ICM Groupの山内です。
今回は、25卒として新卒入社し、1年目にして最先端のAIプロジェクトで大活躍、見事「新人賞」を受賞したエンジニアの西川禄久(にしかわ りく)さんにお話を伺いました。
学生時代からゲーム制作に熱中し、タイピングが大好きで「早く働きたかった」と語る西川さん。厳しいイメージを抱いていた社会人生活ですが、「入ってみたら想像よりもずっと楽しい場所だった」と等身大の笑顔で話してくれました。
そんな彼のリアルな就活軸、実際に触れた仕事の面白さ、就活の苦しい時期の乗り越え方、そして社内の温かい雰囲気など、27卒・28卒の皆さんのヒントになるお話をたっぷりお届けします!
プロフィール
- 名前:西川 禄久(にしかわ りく)
- 役職:ICT Group / エンジニア
- 経歴:
中学生の頃からPCが身近にあり、ゲーム制作を開始。タイピングソフト『寿司打』をやり込みブラインドタッチを習得。2年制のゲーム制作専門学校へ進学。在学中には4〜5個のゲームを制作し、東京ゲームショウ(TGS)への出展も経験。25卒として株式会社YTT LINKSに新卒入社。新卒1年目から自治体向けのAIエージェント開発などの最先端プロジェクトに携わり、社内の新人賞を受賞。
目次
大手ではなく、インディーな会社で「0→1」をやりたかった。
新卒1年目から最先端AI開発プロジェクトに挑戦!
リモートと出社のバランスと、「人を一番に考える」カルチャー
自社プロダクトの立ち上げと、理想のチームリーダーへの道
ITスキルは後からついてくる。まずは「働く環境」を大切に
編集後記
大手ではなく、インディーな会社で「0→1」をやりたかった。
――今日は色々とお話を伺いたいのですが、学生時代はどのような学校に通われていたんですか?
学校は2年制の専門学校に通っていました。僕はとにかく早く働きたくて。中学生のころからゲームを作っていたこともあって、PCがずっと生活の中にありました。親もやりたいことを何でも応援してくれるタイプで、タイピングがすごく好きになって『寿司打』をめちゃくちゃやっていましたね(笑)。おかげでブラインドタッチが身について、仕事でもキーボード中心で完結させたいタイプになりました。
在学中もゲームを4〜5個作って東京ゲームショウに出展したり、友達に触ってもらってフィードバックをもらったりしていて、「自分はやっぱり開発が好きかも、0→1をやりたいな」と思っていました。
――なるほど、ゲーム作りに夢中な学生時代だったんですね。そこから就活はどのようにスタートしていったんでしょうか?
1年の後期くらいからゲーム業界を目指して就活をスタートしました。でも、ちょうどその頃にAIがすごく流行りだして。自分でもゲーム以外のPCで動く便利ツールを作るうちに、システム開発にも興味が湧いてきて、視野を広げることにしました。
――AIの流行をきっかけにシステム開発にも興味を持たれたんですね。会社を見ていくときは、どのような探し方をされていたんですか?
就活エージェントを利用したんですけど、最初に20〜30社くらいズラーっと見せられたんです。その中から、自分が興味のあった『AI』『Unity』『自社開発』みたいなキーワードが入っている仕事内容を中心に絞り込んでいきました。
あとは、金銭面や頑張った分だけお給料がもらえるかという部分、探す上で健康面というか福利厚生もしっかり見ていました。働きづめだと体を壊しちゃうなと思って。
勝手な偏見かもしれないんですけど、大手の会社とかだともう仕組み化がきっちりされすぎていて、やることが一辺倒というか、固定化されちゃっている感じが多い印象があって。既存の要素をちょっと変えるような仕事より、若いうちに「0→1」ができるような開発がしたかった。マニュアル通りじゃなく、インディーな会社で頑張って成長したいなと思って探していました。
――自分の手で「0→1」をやりたい、という想いがあったんですね。そうして絞り込んでいく中で、YTT LINKSに決めた理由はなんだったんでしょうか。
実は、YTT LINKSの面接を受けたのはちょうど20社目だったんです(笑)。
決め手は大きく2つあって、1つはやっぱりホームページを見た時に新しい技術を積極的に取り入れていて、ここならそういったものに触れながら成長できるなと思ったこと。
もう1つは、面接でお会いした中川さんと雲田さんの雰囲気でした。めちゃくちゃ緊張していた僕を笑いながら迎えてくれて、技術だけじゃなくてパーソナルな部分をたくさん聞いてくれたんです。「あ、この人たちと一緒に働きたいな」って直感的に思いました。
仕組み化された大手よりも、インディーな会社で「0→1」をやりたかった。20社目で出会ったこの会社なら、自分らしく挑戦して成長できると思えたんです。
新卒1年目から最先端AI開発プロジェクトに挑戦!
――無事に入社されてから、最初の3ヶ月間の研修期間はどうでしたか?
最初は1〜2ヶ月目が座学メインの研修で、3ヶ月目から要件定義書に沿って自分たちで設計、実装、テストまでを一気通貫で行う「ワンストップ開発」というカリキュラムでした。1〜2ヶ月目の内容が少し早く終わった分、実質ワンストップ開発に使える期間が25日前後はあったと思います。
自分は専門時代に開発経験があったので比較的サクサクと進めていけたのですが、テスト工程に入る直前のタイミングで、同期メンバーが「あれ、これちょっと終わらないかも…汗」という状況になり始めていて。
最後は自分のシステムを同期3人で役割分担して仕上げようということになり、無事にチームの力でやり切ることができました。同期どうしの絆もできましたし、研修が終わったタイミングでの初めての飲み会は、入社後で一番幸せな瞬間でしたね。
――同期で協力してピンチを乗り越えたのは素晴らしい経験ですね。研修が終わって7月からの実際の案件はどうでしたか?
実は直前まで別の現場に行くっていうお話だったらしいんですけど、本当に研修の最後、飲み会のある日に「AIの開発に回ってもらうよ」って連絡が急に来たんです。最初は本当にAI開発に携われるのか半信半疑でしたが、もともとAI開発をしたくて入社したので、最初の案件から携われることになって本当に嬉しかったですね。
――念願のAIプロジェクトですね!具体的にはどんな業務を担当されたんですか?
ある自治体向けのAIエージェント開発のチームに入って、データの変換をAIを介して行う業務を担当しました。PDFやExcel、Word等のデータファイルを読み込んで情報を取って、CSVの形に変換するフローの構築です。
具体的には『Dify(ディフィー)』というツールを使って、実際の仮想環境の中にノードを繋げて処理をしていくローコード開発をやっていました。プロンプトエンジニアリングの書き方はQiitaなどで学びました。
――実際に最先端のツールを使ってみて、いかがでしたか?
Difyってやっぱり海外ユーザーが強いツールなので、ネットに日本語の記事がほとんどなくて(笑)。英語の記事を一生懸命翻訳して情報収集して…といったキャッチアップ作業が少し大変でした。
それに、当時は入力できる文字数に上限があったんです。業務の中でビッグデータを扱おうとすると、余裕で入力文字数の上限を超えちゃうことがあって。ファイルを3つまでに分けなきゃいけないとか、制限がある中で『どうやって業務フローを実現していくか』という思考錯誤が難しかったです。処理の秒数を早めたいというお客様の要望もありましたし。
――文字数の制限がある中で、どのように進めていったんでしょうか。
それこそ、『マリオの容量制限』の話と同じだなと思ってみんなで創意工夫しました。昔のマリオって、スマホの写真1枚より小さい容量の中で、草と雲の形を同じにして色だけ変えたり、BGMを圧縮したりして作られていたんです。最近のシステムは制約がほぼないですけど、逆に制約があったおかげで、どう工夫するかを試行錯誤するのがめちゃくちゃ楽しかったんですよね。
新人の僕が作ったものをリーダーに渡した時に、『いいね!』って褒めてもらえて、『あれもこれもおねがい!』ってどんどん新しい業務を任せてもらえた時は、一番テンションが上がりました。現場に出るまでは、新人だから言われたことしかできないのかなと思っていたんですけど、新しい技術だからこそあまり情報がない中で、みんなで手探りで進めていけたのが本当に嬉しかったです。
――手探りの状況の中、一人の立派なメンバーとして頼りにしてもらえるのはやりがいがありますね。そのプロジェクトが終わってからは、どのような業務に移られたんですか?
今は携帯キャリア会社の、スタッフさんやお客様が使用するアプリケーションの開発に携わっています。定期的なプラン変更に合わせたフロント側の改修やテスト、運用保守ですね。AI案件の時とは違って、今は全体の流れが決まっていてルーティン化されている部分が多いです。実装よりテストが多くて、締め切りも早くてバタバタしています。
最初に入ったAI開発案件とは違って、新しい技術を使って試行錯誤をするといった内容ではないのですが、上流から下流までを一貫したプロジェクト構成と短期間でサイクルを回していくスピード感のある現場に身を置けたことはとても勉強になっているなと感じます。
リモートと出社のバランスと、「人を一番に考える」カルチャー
――リモートワークと出社、両方を経験してみて率直にいかがですか?
今はリモートの良さと悪さを両方体験しています。自宅から本社に来るのに1時間半かかるので、通勤の往復3時間がなくなるのは自分の時間に当てれるためよいのですが、いざフルリモートになってみると、人の目もないので気持ちがシャキッとしないなと感じることもあります。
ずっと座ったままPCと向き合っていて、朝昼晩を家で食べる生活だと、椅子とベッドの往復だけ。スマホの歩数計を見たら、1日500歩くらいしか動いてない日もありました(笑)。たまには出社して、体を動かしたり人と接したりしておかないと、体壊しちゃうなと思います…。
――1日500歩は驚きです(笑)。社内のメンバーとのコミュニケーションはどうですか?
リモートだとチャットのコミュニケーションがメインになりますが、たまに出社すると社内の雰囲気は新鮮でとても楽しくて、すごく元気になれるんです。YTT LINKSはリモートでも本社出社OKなので、本当に相談に乗りやすい先輩もたくさんいますし、自分で選んでたまに出社するようにしています。
――入社前と後で、会社の印象は変わりましたか?
入ってみたら、想像よりも楽しい場所でしたね。社長が元気すぎるし、外国籍の方も多くてラフに過ごせています。社会人になるってもっと厳しいイメージがあって、就活の時点ではこれが一生続くなら学生でいたいなと思っていましたけど、うちはしっかりしつつもラフに過ごせたりするので、すごく居心地が良いです。
――会社の「ここが良いな」と感じる部分はありますか?
やっぱり、仕事一辺倒じゃなくて、『仕事一番じゃなく、人一番で考えてくれる』ところですね。上層部で働いている方も全員話しかけやすいですし、教えてくれる環境です。休憩時間とかに悩みの相談に乗ってくれたり、ご飯に誘ったり誘われたり。
中川さんがフランクにちょっかいを出してくれたり、定例会で小ネタを混ぜて距離を近くしてくれたり、チャットが活発に動いているのもいいです。僕は飲み会が好きなんですけど、そこでしか話せない個人的な話や、家庭的な話もしやすくて、普段仕事ではしっかりしている人のそういう意外な一面が見れるのがすごく好きです。
――仕事以外の面でも、人としての繋がりを大切にしているんですね。
本当にそう思います。
自社プロダクトの立ち上げと、理想のチームリーダーへの道
――これから社内で挑戦してみたいことや、将来の展望について教えていただけますか?
大きく2つあります。
1つ目は、早いうちに自社プロダクトを世の中に送り出したいということです。今はまだYTT LINKSは生まれたてで、自社開発がメインではないですが、『新人・ベテラン関係なく発言してね』と言ってくれる会社なので、社員で企画を提案して世に出していきたいです。企画から実装まで、自分の手でやりたいですね。
2つ目は、5人くらいのチームをまとめ上げる、親身になれるリーダーになることです。自分が新人の時にたくさん教えてもらったので、今度は自分が教える立場、リーダー的な立場として、メンバーを引っ張っていけるようになりたいと思っています。
ITスキルは後からついてくる。まずは「働く環境」を大切に
――最後に、いま応募を検討されている27卒・28卒の学生の皆さんへメッセージをお願いします。
就職活動って、面接に落ち続けたりすると焦って書類を送りまくって、『自分なにやりたい?』って迷子になりがちですし、本当にしんどい時期だと思います。物理的な合否の結果に一喜一憂するんじゃなくて、自分がどんな環境で、誰と働きたいか?ということを大事にしてほしいです。ITの知識やスキルは、入社してからでもいくらでも追いつけます。それよりも『働く環境』と『何がしたいか』を第一に考えることが大事だと思います。
うちの会社は、フランクに挑戦を受け入れてくれる場所です。少しでも魅力が伝わったら嬉しいですし、応援していますので、ぜひフランクに飛び込んできてください!
編集後記
西川さんの「マリオの容量制限」を例に挙げた、楽しそうな笑顔が印象的なインタビューでした。
就活のリアルな迷いや不安を率直に語ってくれつつも、YTT LINKSの「人を一番に大切にするカルチャー」の中で、若手メンバーが伸び伸びと最先端AIに挑んでいる等身大の熱量が、画面越しの皆さんにもそのまま届いていれば嬉しいです!