Out-Loop株式会社は、2026年5月をもちまして第5期という大きな節目に突入しました。
まずは、これまで私たちを信じて並走してくださったクライアントの皆様、そして何より、どんなに泥臭い現場でも前を向いて戦い続けてくれたメンバーに、心から感謝を伝えたいです。本当にありがとうございます。
今期は、私たちが4期まで顧客に寄り添って獲得してきた「信用」から、さらなる成長へ挑む年にしていきます。
一説によると、ベンチャー企業の5年生存率は50%弱と言われています。
企業が生き残り、必要とされ続けるには挑戦が不可欠です。
今回は、節目だからこそ語れる、5期目にOut-Loopが仕掛ける挑戦について、投稿します。
長い文章になりますが、ぜひ最後までお付き合いください。
絶望と泥臭い復活の4年間。あの痛みが私を経営者にした
今でこそ「過去最高の売上を更新した」と胸を張って言えるようになりましたが、ここまでの4年間は、お世辞にもスマートな道のりではありませんでした。むしろ、打たれ強さだけで生き残ってきたと言ってもいいくらい、不格好で、泥臭い日々の連続でした。
少し、私たちのこれまでの歩みを振り返らせてください。
- 第1期:フリーランスの延長線。ぬるま湯の中にいた自分
- 会社を設立した当初は、良くも悪くも「営業フリーランスの延長」でした。「自分一人で稼げればいいや」と、どこか緩く構えていた時期です。経営者としての本当の覚悟なんて、当時の私は1ミリも持ち合わせていませんでした。
- 第2期:すべてが崩壊した、あの「絶望」のどん底
- 会社成長から目を背け、胡座をかいていたツケが一気に回ってきました。売上の大半を依存していた大手クライアント2社から同時に大型解約を突きつけられ、一瞬にして資金ショートの危機へ。さらに正社員の不正や早期離脱が重なり、「倒産」の二文字が現実味を帯びて毎晩目の前をチラつきました。あの時の孤独と恐怖は、今でも夢に見るほどです。
- 第3期:こびり付いた「赤字癖」を剥ぎ取るための死闘
- 一か八かで政策金融公庫に頭を下げ、繋いだ命。しかし、会社に染み付いた「負け癖」「赤字癖」は簡単には剥がれませんでした。役員報酬を20%カットし、キャッシュを残すためにあらゆる手段を講じました。プロとして成果を出せない業務委託メンバーに対して厳正な評価体制を作り、甘えを一切排除したのもこの時期です。人数は半分になりましたが、残ってくれたメンバーの生産性が爆発し、なんとか黒字化への足がかりを掴みました。
- 第4期:現場を狂ったように走り回った「プレイヤー経営」
- 「自身が一番の価値提供者であれ」と腹を括り、インサイドセールスの現場を泥臭く走り回りました。結果として過去最高の売上を更新し、会社はV字回復を遂げました。
4期は数字の上では大成功でした。しかし、やりたいことの一部しか手を出せておらず、満足はできていません。
「数字が良くても、中長期的な視点でもっと打てる手があったのではないか」「目の前の売上に追われて、組織の足場を固める投資を後回しにしていなかったか」という自省が、私の頭の片隅に常にあります。
ただ、あの2期、3期の地獄のような失敗から学んだ「成長を止めないことこそが、最大のリスクヘッジである」という意識を持ってからは、私の経営に対する視座も、意思決定の質も、明らかに変わったと確信しています。
5期目のテーマは「認知の拡大」。
「Out-Loop」を市場で第一想起される存在へ
第5期を迎えた今、Out-Loopは「知る人ぞ知る、営業の強い会社」というニッチな存在から脱却します。
今期のテーマ、それは「認知の拡大」です。
それも、ただ名前が売れればいいという話ではありません。ターゲットとなる市場において、「インサイドセールスや営業代行、展示会支援といえば、真っ先にOut-Loopの名前が浮かぶ」という第一想起の状態を、本気で作りに行きます。
プロフェッショナルとしての「信用」がない状態で露出だけを増やしても、お客様からの真の信頼は得られない。
だからこそ、4期において情報セキュリティ資格である「ISMS」の取得を含め、企業としての「信用を形成する土台作り」に徹底的にこだわってきました。
地味で、誰も見ていないような裏側の管理体制やコンプライアンスを、1年近くかけて一歩ずつ積み上げてきた。この強固な土台があるからこそ、今、確かな「認知」を積み上げることで、私たちは市場から「選ばれ続けることができる本物の存在」になれると考えています。
「オフィス」ではなく、今こそ「現場」へ
5期目をスタートさせるにあたり、私は経営者として一つの大きな意思決定をしました。
会社の主力事業として育ててきたリスト育成型インサイドセールス代行『ソダテル』事業の全権を、第1号社員であり、地獄を共に生き抜いてくれた部長のJUN(千原)に全面的に任せることに決めました。
今、信じられないほどのスピードでご支援実績が増え、絶好調の波が来ている展示会サポート『ガイーネ』事業。この事業をさらに爆発的にスケールさせるため、あえて今、より深く、泥臭い「現場」へと入っていきます。
お客様が抱えている、言葉にならない「偏頭痛(慢性的な深い課題)」は、現場のリアルな空気の中にしか落ちていません。顧客の課題を誰よりも深く理解し、最高の解決策を現場で泥をすすりながら磨き上げる。そのためには、小綺麗なオフィスでふんぞり返っている暇なんてないのです。社長自らが一番のオタクとなり、現場を走る。それがOut-Loopのスタイルです。
今期目標は売上2.2億。150%超の成長を継続。
スタートアップ界隈を見渡すと、「5年で売上を数十倍にする」「T2D3のモデルで急成長を狙う」といった、華やかなビジネスモデルがもてはやされがちですが、Out-Loopはそういった身の丈に合わない、無理な歪みを生む急成長は追いかけません。
なぜなら、確固たる土台のない急成長は組織に致命的な摩擦を生み、働くメンバーを疲弊させ、ひいては私たちが最も大切にすべきお客様に、必ず不義理や迷惑をかける結果になることを知っているからです。
ビジネスという長い戦いにおいて、最終的に勝つのは、一時的に圧倒的なスピードで駆け抜けた者ではありません。どんな嵐が吹こうとも、どんな逆境に立たされようとも、「最後まで長く立ち続けられた存在」です。
そして、長く立ち続けることができるのは、小手先のテクニックで人を騙す狡猾な人間ではなく、不義理や不正を行わずに真っ当に歩んできた「誠実な人間」だけだと、私は心の底から信じています。ずる賢さは、短期的には得をしたように見えても、いずれ必ず自らの身を滅ぼします。
自らの営業成果を出し続けるだけでなく、未経験のメンバーを驚くべきスピードで成長させている、今期からシニアマネージャーに昇格した須川。そして、求人の管理を任せた瞬間から応募の波を劇的に変え、今期から「採用専任」として担当してもらうヒナ。
こうした、「任せ、それに対して圧倒的な成果と信頼で応えてくれる」メンバーには感謝しかありません。
5期、私たちが打つ「具体的な一手」と目標
「認知の拡大」を掲げる第5期、私たちはただの精神論ではなく、具体的な目標とアクションプランを定めてアクセルを踏み込みます。
私たちが今期取り組む具体的な内容は、以下の通りです。
■ 5期の具体的な目標
- 月間PV数1万オーバー
私たちのリアルな奮闘記、そしてインサイドセールスの本質的なノウハウを、noteやHPを通じて広く社会に届けます。 - 採用数20名(正社員10名、業務委託10名)の達成
現在、ありがたいことにお客様からのご相談が私たちのキャパシティを大きく上回っています。この期待に応えるため、今期で組織の規模を大幅に拡大します。 - 資料作成立ち上げ!(今期中目処)
インサイドセールス、展示会サポートに続く、新たな価値提供の柱の立ち上げを今期中に目指します。
■ 今期全力で取り組むこと
- ブログ掲載の強化(note / コーポレートHP)
- 経営のリアル、営業の表と裏を、包み隠さず発信し続けます。
- 採用サイトの本格掲載(ウォンテッドリー)
- Out-Loopのカルチャーに共感してくれる仲間を探すため、Wantedlyでの採用活動を本格化させます。
- YouTubeチャンネルの復活(営業フリーランスチャンネル)
- かつて多くの反響をいただいたYouTubeでの発信を再開し、営業パーソンやフリーランスに役立つリアルな情報を動画でお届けします。
(6月より復活予定)
- 交流会の定期開催
- 神保町のオフィスを舞台に、営業マネージャーやインサイドセールス担当者が集まり、本音で語り合える交流会を定期開催します。
- 自社営業組織の強化、およびSalesOps人材の採用
- 「属人性の爆発」を支えるのは、テクノロジーと精緻なデータ管理です。営業組織をさらに強固にするため、SalesOps(営業企画・データ分析)を担うプロフェッショナルを採用します。
- 自治体連携の推進
- 民間企業のご支援だけでなく、地域の雇用創出や中小企業の営業DXを推進するため、地方自治体(地元 岩手県)との連携を進めていきます。
50名の「大人で誠実なオタク」たちへ
Out-Loopは「正社員20名、業務委託パートナー30名、合計50名」の体制を目指し、採用のアクセルを踏み込んでいます。
先ほども言った通り、理由はシンプルです。「お客様からの期待の量が、今の私たちのキャパシティを大きく上回っているから」です。仕事をお断りしなければならない現状が、悔しくて仕方ありません。
私たちが求めているのは、単に「口が上手い営業パーソン」や「効率だけを求める器用な人」ではありません。
私たちが一貫して掲げる採用ターゲット、それは「大人で誠実なオタク」です。
巷の営業代行会社が「型化・標準化・仕組み化」という言葉に逃げて個性を消そうとする中、私たちは逆をいきます。「営業個人の属人性を爆発させること」に、何よりも喜びを感じるオタクを探しています。
ビジネスとしてのマナーや誠実さを大前提の土台として持ちながらも、一歩現場に入れば、誰よりも泥臭く、誰よりも顧客の成果にコミットして指名をもぎ取ってくる。そんな熱量を持ったプロフェッショナルと一緒に働きたいと考えています。
「売上10億円、法人上位5%の壁を突破していくプロセスを、最前線で肌で体感したい」「自分の個性という剥き出しの武器で、市場に名前を刻みたい」という方にとっては、良い環境であると断言できます。
今やっとけ、そして求めろ(ACTNOW, ASKMORE)
私が経営をする上で、常に肝に銘じている言葉があります。
「日はまた昇るとは限らない」
経営が順調な時、私たちは「明日も同じように太陽が昇るだろう」と楽観視しがちです。ですが、実際には「日が昇らない(会社が潰れる、停滞する)」という冷酷な現実は、常に私たちのすぐ隣に潜んでいます。
待っていても、勝手に良い明日はやってきません。太陽が来ないなら、私たちは自らの足で暗闇の山を登り、その手で太陽を掴みに行く。5期目のOut-Loopは、そんな気概を持った広告塔として、私を筆頭に全社員が圧倒的な「存在感」を社会に示していきます。
もし、自身の「個性」という武器を活かして活躍したいと少しでも思ってくださったなら、ぜひラフにお話ししましょう!
『今やっとけ、そして求めろ(ACTNOW, ASKMORE)』
社員メンバーに毎月伝えている内容です。
ベンチャー企業であるからこそ、ポジションはどんどん生まれていく。
ただ、社員メンバーが増えていく中でポジションは必ず埋まっていく。
要は、頑張り時を「今」として仕事を頑張っていくことがポジションを掴んでいくチャンスだということ。
5年目のOut-Loopも、守りに入らず、攻めの姿勢で、最後の1滴まで思考を絞り出して走り切ります。
皆様、5期目のOut-Loop株式会社も、何卒応援のほどよろしくお願いいたします!