こんにちは!CommuneでUXライターをしている原嶋です🙋♀️ クリスマスツリーを出すと、必ず娘たちのオーナメント狩り(イチゴ狩り的なw)に遭い、ツンツルテンのツリーを眺めるのが恒例だったのですが、今年ついにオーナメントありのツリーを楽しめそうです🎄 母うれしい!
さて、アドベントカレンダーのお題が「融け合う」とのことで、今年尽力したUXライターのチームづくりについて話そうと思います。 チームづくりも、障壁をなくし融け合うことのひとつ!
※この記事はコミューン Advent Calendar企画で執筆され、2023年12月12日に公開された記事です。
そもそもUXライターって何してるの?
UXライターは、プロダクトやサービスのユーザー体験をサポートするテキスト(日本語と英語)を管理します。画面上のボタン名やエラーメッセージなどが対象です。
このテキストというのがやっかいで、誰でも書けるものだからこそ、人によって書き方や伝えるニュアンスがブレやすいんですね。書き手が増えるたび、書き方のバリエーションが増えていきます。ブログや社内ドキュメントであれば、この表現のバリエーションに寛容でも問題ないのですが(書き手の味が出てよいですし👌)、お客様がUIを見ただけで操作できるようにサポートするには、一貫した表現にすることは重要です。「あっちでは〇〇と書いてあるけど、こっちでは▲▲とある。同じことを指すのか違うものを指すのか分からないな」など無用な混乱をうんだり、コンテンツへの不信感を抱かせてしまうのを避けられます。また、同じものや状況を同じ表現にすることは、ユーザーの学習コストを減らし、操作に慣れてもらう上でも役立ちます。
一貫した表現を目指すにあたって、UXライターは次の業務を日々行っています🗒
- ブランディングに沿った書き方の策定
- 用語集 ・スタイルガイドの作成
- UIテキストの改善・新規検討 などなど
今までチームワークなかったの?
前置きが長くなりました😇 そもそもチームうまく行ってなかったの!?と誤解をさせていたらすみません。 いやいや違うんです。2023年8月からチームになった🎉 というのが正解です。これまで1人しかいなかったUXライターが、私がジョインして2人体制になったのです(そう、私が新参者です)
今まで1人で対応していた作業を分担したり、認識をすり合わせたり。人が増えることで言語化・見える化が必要なことが出てくるんですね。今もコツコツとチームで使う資料を整えているところです。 これらをうやむやにしてしまうと、社歴の長い方にすべてお伺いをたてるようになったり、判断基準が分からず不信感がうまれたりと、チームが育たなくなります。 あと、なんてったって一緒に働くのであれば、気持ちよく効率よく働きたいじゃないですか。
チームづくりで取り組んだこと
やる業務が明確なら、すぐとりかかればいいじゃん!と思われがちですが、個人プレーで取り組んでも量も質も頭打ちになります。準備に多少時間がかかっても、一人よりチームで進められるほうが将来的に得られる効果は大きくなります。このため、UXライターとしてジョインしたあと、下記を実現できるように動きました。
その1:目指す姿を明確にする
CommuneのUXライターとして目指す姿はどういうものか、どういうステップを踏んで目指す姿になるかを、Mission/Goal/Roadmapを使ってすり合わせました。 〇〇を目指すから今これをやるべきだよね。この時期までに▲▲を実現したいから、ここで種まきしないとね。とチームで同じ未来を見て今のタスクを進められるよう意識しています。 こうすることで、目先の改善にとらわれずに、目標に向かった取り組みを意識できるようになります。なぜこれをやるか腹落ちして作業にも取り組めます。
その2:判断軸をつくる
テキストは誰でも書けるものだからこそ、判断軸がないとレビュワーの好みでフィードバックが入ってきてしまいます。Communeのプロダクトとして何を良しとするのか、何を避けるべきか、メンバーが納得できる判断軸をつくりました。
その3:相談しやすい雰囲気をつくる
1on1や定例MTGといった会議体もコミュニケーションとれる機会ですが、もっとカジュアルに声掛けしやすい雰囲気を目指しました。次の会議まで待つ時間ももったいないですし、気軽に別の人の意見を聞いたり壁打ちしてもらうことで、悶々と検討する時間を短縮できます。
相談時に持ち寄る案も60%くらいでWelcomeにしています。100%出し切る案を練っていると、思わぬフィードバックが来た際に「私はこれがベストだと思うのに・・」と意見の受け入れに時間がかかってしまうことも。 検討途中でこまめに方向性を確認していくほうが、軌道修正を図りやすく、お客様にとってより良い案に近づきます。
今のチームどう?
「ねね、今相談していい?」「それも良い案だけど、ここもうちょっと**にするのはどう?」とほぼ毎日のようにやりとりしています🙌✨
一人で検討よりも、自分にはない発想や見方を柔軟に取り入れられ、チームでより良い案を目指せているなと実感しています。 まだチームとして歩きはじめたばかりで足元の土を耕すフェーズですが、この土があるからこそ将来きれいな花が咲かせられるのでは期待しています。
おわりに
チームとなって4ヶ月ほど。まだまだやることは多いですが一歩ずつ前進しています。 チーム構築を一緒に頑張ってくれたメンバーのおかげで今があります。今後もパワーアップしていくUXライターチームをお楽しみに。
Communeでは一緒に働く仲間を募集しています。デザイナーやUXリサーチャーのポジションもオープンしています!プロダクトやサービスのUX向上に興味のある方、ぜひご応募ください🥳