こんにちは、ドクターメイト採用担当の遠藤です!
ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、夜間オンコール代行サービス™や皮膚科・精神科のオンライン診療サポート、日中医療相談のほか、介護スタッフ向けの教育支援ツールを提供している会社です。
今回お話を伺ったのは、医療グループで活躍する吉田さんと伊藤さん。お二人とも看護師として病院で臨床経験を積んだ後、オンコールナースとしてドクターメイトに参画し、現在は採用や教育、品質管理、サービス設計など、事業づくりの中核を担っています。
「看護師だからこそ、社会の仕組みを変えていける」
そう語るお二人に、ドクターメイトとの出会いから、企業で働く看護師という新しいキャリアについて伺いました。
登場メンバー
吉田さん(写真右)
ドクターメイト 医療グループ 夜間サービスユニット マネージャー
整形外科病棟、糖尿病内科を経験。コロナ禍をきっかけにドクターメイトへ。
現在は夜間サービスユニットのマネージャーとして採用・組織づくりを担当。
伊藤さん(写真左)
ドクターメイト 医療グループ 夜間サービスユニット
大学病院や中小病院を経験。
オンコールナースを経て社員へ。現在は教育・品質管理を担当。
病院だけが、看護師の活躍の場ではない
遠藤:まずは、お二人の看護師としてのキャリアと、ドクターメイトとの出会いから教えてください。
吉田:子どもの頃にドラマ『ナースのお仕事』や海外ドラマ『ER』を見て、漠然と医療の仕事に興味を持ったのが最初でした。高校生になって進路を考えたときは、リハビリ職や臨床検査技師も候補にありましたが、「患者さんに一番近い存在として関われるのは看護師だ」と思ったんです。大学卒業後は、大学附属病院の整形外科病棟で4年間勤務し、その後も総合病院やクリニックなどさまざまな現場で経験を積みました。
遠藤:キャリアを積む中で、ご主人の転勤も経験されていますよね。
吉田:そうなんです。夫の転勤のたびに転職を繰り返していました。その土地で経験を積み、また転勤でフラットになって、再スタート。その繰り返しでした。転職活動では、「またご主人が転勤する可能性がありますよね」と言われ、不採用になったこともあります。
当時は「家庭に入ろうかな」と考えたこともありました。でも、やっぱり私は働きたかったんです。そんな中で出会ったのが糖尿病内科の有床診療所だったんです。医師が一人しかいない環境で、夜勤中は自分で状況を判断しなければならない場面も多くありました。今振り返るとあの経験が、現在のオンコール業務の土台になっていますね。
遠藤:転機となったのは、コロナ禍だったそうですね。
吉田:私の職場は幸いにもそこまでコロナの影響を受けなかったのですが、この大変な状況のなかで「看護師として、もっと社会の役に立てることはないだろうか」と考えていたんです。そこに、大学時代から親交のあったドクターメイト代表・青柳先生から連絡が入りました。新しい医療サービスを立ち上げるという話を聞いた瞬間、すぐに「やりたい!」と感じて。働き方を変えず、病院勤務を続けながら、副業としてオンコールナースをはじめました。
遠藤:一方の伊藤さんも、病棟で着実にキャリアを積んできましたが、どうしてオンコールナースに?
伊藤:私は大学卒業後、1,000床を超える大学病院で内科病棟に勤務していました。その後は中小病院へと仕事の場を移します。「もっと患者さん一人ひとりと向き合いたい」という思いから転職を重ねましたが、コロナ禍を機に心身ともに疲れを感じて、一度実家のある北海道へ戻る決断をしたんです。
吉田:北海道では、ホテルのフロントスタッフとして働いていたんだよね。
伊藤:「看護師ではない仕事」も経験してみたくて。それでも、医療職への思いは消えませんでした。実は、病棟で働いていた頃から、副業としてドクターメイトのオンコールナースをやっていたんです。電話一本で施設を支えることに、大きなやりがいを感じていました。
吉田:伊藤さんは、社員としてドクターメイトに入らないか、と根廻さんから声を掛けられたけど、一度断っているんです(笑)
伊藤:そうなんです。当時は、新しいキャリアを築こうと考えていたタイミングだったのでお断りしたものの、「やっぱり医療に携わりたい」という気持ちがどこかにずっとありました。オンコールの緊張感や、一件一件の相談を解決していく感覚が、やっぱり好きだったんですね。
吉田:私も伊藤さんも、オンコールナースとして働くことを選んだのは「病院を離れること」や「片手間でできる副業」というのが理由ではなく、「看護師として、もっと活躍できる仕事だったから」だったと思います。
遠藤:企業で働くことに興味はあっても、「現場を離れたら、看護師としてのやりがいがなくなるのでは」と不安に感じる方は多いと思います。実際、お二人はいかがでしたか。
伊藤:最初は私も、オンコールナースは本当に看護師としてやりがいを感じられるのかなと、疑問に思っていました。患者さんの顔も見えないし、直接ケアをするわけでもないですから。でも、実際にオンコールを始めると、印象はすぐに変わりました。むしろその逆! 電話を取るのが楽しくて仕方なかったんです。
吉田:私も、オンコールナースは天職だと思っています(笑) 今はプレイヤーとして電話を受ける機会が少なくなってしまって、とても寂しいですね。施設職員の方から限られた情報を聞き取り、その中から本当に必要な情報だけを整理し、優先順位をつけて判断していく。短時間のやり取りの中で看護師としての思考を研ぎ澄ませる感覚や、限られた情報から本質を見抜いていく段階は、やりがいがありますよね。
オンコールナースから、「仕組み」をつくる側へ
現場を知っている看護師だからこその視点
遠藤:お二人とも、最初はオンコールナースとしての参画でしたが、現在はどのような業務を担っているのでしょうか。
吉田:現在は、医療グループの夜間オンコールを担う「夜間サービスユニット」でマネージャーを務めています。仕事内容は、看護師の採用やシフト管理だけでなく、新しく入職する看護師の受け入れ体制を整えたり、勤務しやすい仕組みを考えたり、オンコールナースが使うシステムについてプロダクトチームと改善を進めたり。営業や採用担当とも連携しながら、新しいサービスの運用設計にも携わっています。
伊藤:私も同じ夜間サービスユニットですが、役割は少し違います。私が担っているのは、主に教育と品質管理です。オンコールナースの採用面接を行い、入職後の研修や定期的な面談を担当し、安心して独り立ちできるよう一貫してサポートしています。
品質管理では、月に二回、医師と一緒に症例検討会を行っています。「あの対応は適切だったか」「もっと良い伝え方はなかったか」「マニュアルに反映できることはないか」。一つひとつの症例を振り返りながら、サービス全体の品質向上につなげています。施設からいただいたご意見を確認して、一つひとつフィードバックして改善につなげることも、私たちの大切な役割です。
遠藤:看護の現場にいたときとは、全く異なる働き方ですね。お話を聞いていると、お二人ともより深いところで「事業づくり」に携わっている印象を受けます。
吉田:そうですね。オンコールは私たちドクターメイトのサービスの中心なので、そこで働く看護師が働きやすい環境をどうつくるか。そこから波及して、施設にもっと高い価値を届けるにはどうすればいいか。新しいサービスをどう形にしていくのか。毎日の仕事は、その連続ですね。
伊藤:病院では「決められた仕組み」の中で働くことが多かったんです。でも今は違います。「もっとこうした方がいいよね」「これを仕組みにできないかな」。そんなアイデアを出し合いながら、本当にゼロからサービスをつくっていく面白さがあります。
吉田:私たち看護師が、サービスそのものを育てていく。それがドクターメイトにいる看護師ならではの仕事ですね。使いやすいシステムをつくるために、エンジニアをはじめ、さまざまな職種のメンバーと日々議論を重ねながら、「ここはもっと操作しやすい方がいい」「こういう情報が見えた方が判断しやすい」といった、現場目線の意見を伝えることもあります。
伊藤:医療職以外のいろいろな職種の方と関われるのも、この仕事ならでは。考え方も仕事の進め方も違う「病院の中にいたら出会えなかった人」がたくさんいて、同じ方向を向いて、新しいものをつくる面白さがあります。
看護師の「新しい働き方」を作る!
吉田: 今もどこかで、看護師として仕事をしている感覚はあるんですよ。目の前に患者さんはいませんが、電話の先には施設の職員さんがいて、その向こうには利用者さんがいます。その人たちを支える仕組みをつくることも、ドクターメイトの看護師にしかできない仕事だと思っています。
遠藤:お話を伺っていると、お二人とも「現場を離れた」というより、「看護師として関われる範囲を広げている」という印象を受けます。
吉田:まさに、その感覚です。病院では、一人の患者さんと向き合っていました。もちろん、それもかけがえのない仕事です。でも今は、一つのサービスを改善することで、全国の施設や看護師、その先にいる利用者さんへと価値を届けられます。看護師として働く場所は変わりましたが「誰かの安心を支えたい」という気持ちは変わっていません。
伊藤:患者さんとの一対一での関わりではなくなった分、契約施設からのポジティブな声が届くと、やっぱり嬉しいですね。もちろん、厳しい意見をいただくこともたくさんありますけれど……。看護師として、新しい働き方ができていて、毎日がすごく新鮮で充実しています。
オンコールが理由で、看護師が夢を諦めない社会へ
遠藤:最後に、お二人がこれから目指していきたいことを教えてください。ドクターメイトでのキャリアの、その先にはどんな未来があるのでしょうか。
伊藤:私は自分が看護師なので、看護師の働きやすい社会を作りたい。私自身も、訪問看護への転職を考えたことがありました。でも、そのときネックになったのが、オンコールでした。「オンコールがあるから難しい」そんな理由で選択肢から外してしまう看護師は、きっとたくさんいると思います。
国家資格を取り、患者さんのために働きたいという想いがあるのに、働き方の制約だけでキャリアを諦めてしまう。それは、看護師にとっても、患者さんにとっても、社会にとっても大きな損失です。だから私は、この状況を変えていけたらいいな、と。オンコールの仕組みそのものを進化させることで、もっと多くの看護師が、自分らしく働き続けられる社会をつくっていきたいです。
遠藤:何よりまず、お二人とも今の仕事がすごく楽しそうで、キラキラして見えます!
伊藤:企業で働いていると言うと、まだまだ「現場は離れちゃったんだね」というイメージを持つ方もいます。でも実際にしている仕事を話すと「なんか大変そうだね」と言われるんです(笑)。いろいろな働き方をしているナースはいますが、私たちのような働き方をしている看護師って少ない。誰もしたことのないことをしている、新しいことにチャレンジしている自分の働き方が今は大好きです。
「ドクターメイトだけ」が良くなればいいとは思っていない
遠藤:お二人の話を聞いていると、取り組まれている仕事の先に「社会の変化」というワードが何度も出てくるように感じます。
吉田:私たちだけでは、介護や医療の課題は解決できません。これからは地域や施設、さまざまな企業とも連携しながら、一緒に新しい仕組みをつくっていく必要があります。だから、私たちが探しているのは、単にオンコールナースを受けてくれる看護師ではないんです。
伊藤:契約施設が増えて、オンコールの対応の難易度は上がっていますよね。私たちが働きやすい環境を作るので、オンコールナースのエキスパートがもっと増えるといいなと思います。
吉田:ドクターメイトでキャリアアップしたいという強い志がある仲間が増えればいいですね。今年(2026年)の2月からは「夜間かけつけオプション」といって、夜間に看護師が介護施設にかけつけるリアルなサービスも展開されています。医療対応をしたり、夜間の救急搬送発生時の医療機関への同行代行をしたりするんです。これも、契約施設からの要望で始まった新しいサービスです。より多くの、いろいろな経験や知見が豊富な看護師がドクターメイトにジョインしてくれたらいいなと思います。
伊藤:新しいことに、一緒にワクワクできる人がいいですね! 医療や介護の未来を、自分たちの手で変えていきたい人。そんな仲間と、一緒に挑戦していきたいです。