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「毎日些細な行動からカルチャーを体現する決意」創業半年後にジョインしてから今に至るwelldayでの2年間で見えたこと。|坂本 月緒セシルユエシュー

今回はwelldayでCRM(Customer Relationship Management)を担当しているCecileさんにお話をお伺いします。wellday創業半年後から事業の成長と自己の成長をともにしてきたCecileさんにwelldayを通して将来成し遂げたいことや、welldayの成功のために、また、目標を達成するために日常から徹底して行っていることをお伺いできました。

高校生のときに見つけた「徹夜してでもやりたいこと」

当初は、起業を志していたわけではありませんでした。

高校生の時にオーストラリア留学、インドネシア留学に行き、金融クイズ大会に出場し、ビジネスコンテストにも出場しました。その後、訪問美容や語学系のサービスに携わりましたが、その中でやっていて徹夜してでも苦じゃなく、取り組んでいて楽しいことがビジネスコンテスト、起業関連のことでした。私が没頭できたのが、自らビジネスコンセプトを考え、検証をしていくことだったのです。

ベストタイミングでのwelldayジョイン

起業関連のことが楽しいとわかってからは事業アイデアを各方面に相談しながらインターンをいくつかやっていました。しかしそんなに長くは続かず、1ヶ月で卒業したインターンもありました。2つ程インターンを経験した後に個人事業主として傘を内蔵したアウトドアリュックを輸入していました。

個人事業主と並行して、ビジネスコンテストのために練っていたアイデアをユーザー候補やVCなどいろんな方に壁打ちしていました。ただ、隔週での壁打ちでも全くアイデアが進まず、個人事業主として実際に商売もしてみて、いかにビジネスを成り立たせることが厳しいことかわかりました。そこで、タイミングよくインターンのお誘いがあり、wellday(旧Boulder)に携わらせていただくことになりました。

『wellday』を増やして日本の働く環境を変えたい

私がwelldayにコミットしている理由の1つとして、将来「wellday」を日本そして世界に増やしたいという思いがあります。welldayのカルチャーのなかに、従業員の成功と事業の成功を両立するという行動指針があります。それをメンバー全員が体現しようとしているからこそ、働きやすく一致団結となって事業の成功を目指せていると思います。wellday って良い会社だよね、じゃあwelldayが世の中にあと100社あったらもっと良い世界になるよね、というその方程式を叶えたいです。

welldayでの成功があってこそ、成し遂げたいこと

welldayでの経験を糧にして将来事業を成功させるために、あらゆることを通じてwelldayに貢献していこうと取り組んでいます。これまででインターンを辞めてしまったのは私の場合、「起業できる」という過信がどこかにあったからなんです。それが、ビジコンアイデアの壁打ちが一向にうまくいかなかったり自分で実際に事業をやってみたりして、現時点で自分が事業を立ち上げるには力不足であることを痛感しました。そこで、死に物狂いで学び、起業をしたときに成功できるように成長したいという思いに変わりました。

起業を志していた私が、welldayにコミットし続ける1つ目の理由としては、事業家に必要なマインドやスキルを身につけたいからです。マインドやスキルが十分にないうちは、成功までの壁が増えると考えています。

例えば、採用・組織面に限っても高いハードルを感じたことがありました。採用の意思決定に直接影響を与えるようになったときです。

採用面談の合否は相手の人生に多少なりとも影響を及ぼすものだと考えています。一次面談の観点であるカルチャーフィットの言語化や意思決定の根拠の伝え方など、果たしてその一つ一つの発言が相手の方にとってプラスになっているのかどうか、慎重になる必要があります。採用候補者の方に向けて数々の問に適切な答えを出すことが求められるので、難しい判断だと思っています。採用の窓口ですらそう思うので、経営者にもなると、相手がwelldayにジョインした後の活躍や組織作り、その人の市場価値の上げ幅など人の面に限っても重要度も難易度の高い課題が山積みです。

起業をするとそのような他人に関わる意思決定をするという役割はついてまわるので、私は自分の経験や知識がない状態で事業をはじめてしまって良いとは思えません。起業したい、という夢を叶えるまでの期間にこだわりが特にないので最短距離で考えているのはwelldayで成功体験を積めること、その上で自分のやりたい事業を考えたいと思っています。

実際にこれまでの2年間、welldayでは事業に必要な役割を担当させていただきました。初めて取り組むことではありましたが、メンバーと試行錯誤を繰り返してPRではプレスリリースで35件のリード獲得したり、マーケティングでは月間リード目標53件を達成しました。また、採用を担当していたときは弊社エンジニアメンバーへのインタビューがnoteのトップに乗って高い閲覧数を記録しました。※1  カスタマーサクセスを担当するようになり、プロダクトの要件を起案したところ、Time to Use(welldayのサービスが実際に利用できる状態になるまでの日数)が最長30日程度あったのを、最短5営業日に短縮できました。ひとつひとつのwelldayでの成功体験がwelldayの成功と将来の事業への道を作っていると感じています。

welldayにコミットし続ける2つ目の理由は、事業家の目で将来を見通せる幅を増やしたいからです。例えば、1年間インターンをして、睡眠や回復の時間をのぞいて事業の成功に必要な仕事を半年分行ったとすると、事業を起こすときに見通せる時間は半年分でしかありません。起業するという将来を見通す期間と幅を増やすために、今は起業につながる方法や働き方を悩む時間ではなく、とにかく成長をともにできる環境で自分を磨きたい。そうすることで見通しできる幅が増えると思っています。


カルチャーの醸成は雑草抜き

今後長期的にwelldayで成し遂げていきたいことはカルチャーの体現です。以前「経験がないうちはなにでwelldayに貢献できるのか」と代表の牟田にお伺いした時にカルチャーだと教えていただきました。例えば遅刻が多かったとか、宛名をきちんと書かなかったとか小さいことでしかありませんが、放っておいたら雑草が生えるように荒れてしまい、どんどんカルチャー(wellday wayと呼ばれる行動指針)から離れた組織になっていってしまいます。それはやるかやらないかでしかありません。welldayでコミットできることはそこをこだわり抜くことでしかないと思っています。価値観をこだわり抜くことから、「成功する会社」のカルチャーやマインドセットをつくることに貢献していきたいと思います。


編集後記

Cecileさんは私たちから見ると誰よりも努力家で、責任感がある人なのでいつも私たちのサポートをしてくださる一方でwelldayの事業の成長にも数値的にコミットしている無敵インターン生です。ただものすごく謙虚な方なので「welldayで成し遂げたこと」を聞き出すのは少し難解でした。Cecileさんがインタビューの中で「welldayの事業へのコミットは社会にとっても良いことだし、やりたいし、約束したからやっています。」とおっしゃっていました。Good×Want×Promiseの組み合わせがCecileさんの強いコミットメントの根源だと初めて知ることができ、このインタビューで当たり前を当たり前に遂行することの重要さを学びました。

(写真:河野文弥 聞き手・文章:飯田萌希)


※1

たった3人で2ヶ月の中、プロジェクトを完遂するための作らないプロダクト開発。月150回プロダクトを見るCPOの開発美学| 河野 文弥 Kohno Fumiya
https://note.com/boulder2019/n/ndf7f7413fb69

坂本 月緒セシルユエシュー
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