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もっと自由にもっとフットワークを軽くいろんな人と繋がりたい|二川智南美さん(地域おこし協力隊)

二川さんがこゆ財団と出会ったきっかけは?

2018年の「南九州移住ドラフト会議」です。
※「南九州移住ドラフト会議」とは:楽しい!面白い!をモットーに「チャレンジしている地域コミュニティ」と「地域に関わりたい移住検討者」が出会える機会を提供している企画で、現在は「九州移住ドラフト会議」に名称を変え、九州全体に広がっている。

このときの参加地域のひとつに宮崎県新富町があり、こゆ財団の方とつながることができました。そうして初めて新富町に行った時、直感的に「ここに住みたい」と思ったんですよ。
人の温かさや、地方都市までのアクセス面、移住者に対しての壁がないこと、人口など、私が憧れていた地方での生活にぴったり一致したのです。

新富町はどんなまちだと感じていましたか? いまはどう感じていますか?

地域おこし協力隊として新富町役場に着任した時から感じていたことですが、この規模の自治体にしてはどんどん新しいことしようとしているなぁと思います。現状維持ではなく、いろいろなことに意欲的だなと。
移住して2年半になりますが、「すごいな」「なるほどね」の発見が絶えないです。

これまでどんなお仕事をされていましたか?

最初は、新富町役場総務課でHP管理やSNS管理をしていました。
以前から役場内では「広報誌をリニューアルしたいね」という話がされていて、そこに編集プロダクションに勤めていた私が入ってきたので「できるんじゃない?」と一気に話が進んだみたいです。(笑)
そうして着手したら、リニューアル一発目の4月号制作中にコロナ禍に突入。町内の活動が一気になくなり、翌月の5月号に至っては本当に特集が組めなくて途方に暮れる事態になったこともありました。なので最初から順風満帆とはいきませんでしたね。

でももちろん、楽しいこともたくさんありましたよ!
自分で町ネタを探すことがほとんどでしたが、逆に取材先の農家さんからネタをもらったりして。
取材に行くたび知らないことだらけで、驚きの連続でした。「ズッキーニってこんな感じになるの!?」「アスパラってこんなもさもさになるの!?」とか。(笑)

こゆ財団は、地域の中でどんなことを期待されていて、どんな存在だと思いますか?

スピーディーにいろんな人を呼び込んでくれることに関しては期待されているんじゃないかなと思います。
水の循環をする装置、というイメージが強いです。主役はあくまで農家さんなど新富町民であるというスタンスはいいなと思っています。

俳人だと伺いましたが、やはり俳句が趣味ですか?

俳句は趣味というか、もう生活の一部ですね!水と空気と俳句、みたいな。
他にも歴史が大好きで、前の仕事でも歴史に関する本を作っていました。なので今は宮崎の歴史について勉強したい気持ちが高まっています。
宮崎が主な舞台になる歴史の話ってなかなかないので、そのあたりを発掘できたらいいなぁと思っていますね。

これからチャレンジしたいことはありますか?

地域おこし協力隊としての任期満了時に独立なり形を残すなりしなきゃいけないので、現時点では何かオリジナルの媒体を作れたらいいなぁとは考えています。
こゆ財団では役場以上に自由に動いていけるんじゃないかと感じています!そのフットワークの軽さが、いま一番自分の中で足りていない要素だと思うので。
これからいろんな人と繋がれそうなのが楽しみです!

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