「なんとなく頑張ってはいる。でも、成長してる実感がない」
「周りと比べて焦るけど、何をすればいいか分からない」
もしそう感じているなら、この話はあなたのためのものです。
講演のはじまり──「あなたの人生、乗客になってませんか?」
先日、僕たちのインターン組織「Lit Ship」で、ある講演会を開きました。
ゲストは、採用支援の会社を経営し、10年以上で1万人以上とキャリア面談をしてきた方。
その人が開口一番、こう問いかけました。
「皆さんの人生、皆さんが乗客になっちゃってませんか?」
正直、最初はピンとこなかった。
でも1時間後、自分の足元を見直すことになりました。
市場価値の9割は、「見えない土台」で決まっていた
講演で紹介されたのが「アイスバーグ理論」。
氷山の水面上に出ている部分──学歴、資格、スキル、面接での受け答え。
これは全体の10%にすぎない。
本当の市場価値を決めているのは、水面下の90%の土台。
表面(10%):能力・スキル・結果
第2階層:振る舞い・習慣・行動
土台(90%):意識・思い・哲学
「作り込んだトークをしても、3〜5分で分かります。この人、中身が空洞だなって」
1万人以上と面談してきた人の、この言葉が刺さりました。
使っている言葉に一貫性がない人は、すぐに見抜かれる。
逆に言えば、自分なりの哲学がある人の言葉は、短くてもブレない。
成長を止めていた「2つのブレーキ」
もう一つ、印象的だったのが「ブレーキ」の話です。
悩みブレーキ
車のアクセルとブレーキを同時に踏む人はいない。
でも仕事では、多くの人が両方踏んでいる。
「頑張るぞ」というアクセルと、「このままでいいのかな」というブレーキを、同時に。
日本で今の仕事に熱意を持って働いている人は、わずか6%(ギャラップ調査)。
残り94%がブレーキを踏みながら走っている。
アクセルとブレーキを同時に踏めば、車は壊れる。人間だって同じ。心が壊れる。
大きな子供ブレーキ
「環境が悪い」「誰も教えてくれない」「こんだけ頑張ったのに」。
これは全部、誰かに何かをしてもらうのを待っている状態。
体が大人になっているだけの、「大きな子供」。
講演してくれた方自身も、かつてこのブレーキに引っかかっていた。
年間利益1億を出し、340人を採用し、「副社長にしてくれてもいいんじゃないですか」と言った時。
「大きな子供ブレーキだね」と返された。
自分がやったことへの見返りを求めている。それ自体が、成長を止めていたと。
環境は「与えられるもの」ではなく「作り変えるもの」
ブレーキを外した先に、3つの「疑う」視点が紹介されました。
目的を疑う:「このリスト作っといて」と言われたら、そのまま作る。でも「目的って何だろう?」と考えると、「この項目を追加したら成功率上がりませんか?」と提案できる
環境を疑う:「忙しそうだから質問できない」を放置するのではなく、「毎朝5分だけ、仮説にYES/NOだけつけてもらえませんか?」とルールを提案する
習慣を疑う:「早く終われ」と思っている報告会を、「自分の課題についてブレストしてもらう時間」に変える
講演の後、参加メンバーが2人1組でワークショップに取り組みました。
「きつい現場に入ったけど、目的を考え直して店長にコミュニケーションを取りに行った結果、実績ゼロから毎日1〜2件取れるようになった」
そんなリアルな変化を、メンバーが自分の言葉で共有していた。
聞いて終わりにしない。学んだことを、その場で自分の課題に落とし込む。仲間同士でフィードバックし合い、明日からの行動を決めて帰る。
Lit Shipで外部の経営者を招いて講演をやる理由は、ここにあります。
「失敗していい。行動を実験に変えろ」
これは講演者の言葉だけど、この場にいたメンバー全員が、まさにそれを体現していた。
変えられるのは、自分の行動だけ
「今日、雨が降ったことにぶち切れた人います?」
講演の最後に、こう問いかけられました。
天気は変えられない。でも、傘を持っていくかどうかは自分で決められる。
結果はコントロールできない。変えられるのは、自分の行動と思考だけ。
株式会社自分。今日から、あなたが代表取締役です。
正直に言うと、Lit Shipは楽に成長できる場所ではありません。
「誰かが教えてくれるはず」「環境が整ってから動こう」──そう思っている人には、たぶん合わない。
でも、「今の自分を変えたい」という気持ちがある人。目的から考えて、自分で動いてみたい人。
そういう人にとっては、これ以上ない実験場になると思っています。
「ちょっと話を聞いてみたい」──そんな気持ちがあれば、まず気軽に会いに来てください。