「企業で働く人たちの課題を、もっとダイレクトに解決したい」と語る弓本高志さんは、人事のキャリアを軸に大手企業などを経てNEWONEへ転職しました。チェンジマネジメントを中心に組織変革を支援するコンサルタントとして活躍する弓本さんに、キャリアチェンジの背景や、仕事のやりがいについてお話しを聞きました。
コロナ禍で変わった、仕事への価値観
ーーNEWONE入社までに、どんなキャリアを歩まれてきたのですか?
知的好奇心を満たしたいという思いから、IT業界の複雑なテーマを扱うシステムインテグレーターを中心に見ており、新卒で大手SIerに入社しました。配属先は人事部。想定外のスタートでしたが、ここでの経験がその後のキャリアの軸となりました。
4~5年間、人事としてキャリアを積む中で、ビジネススクールのグロービスでさまざまな企業のメンバーと切磋琢磨した経験もありました。そういった経験もあり、さまざまな企業の人事課題の解決に寄与したいという思いが強まり、組織人事コンサルタントとして外資系コンサルティングファームに転職しました。在籍時にちょうどコロナ禍のタイミングも重なり、夫婦で自然が好きだったこともあり住居を山梨に移しました。ちょうど働き方について考えが変わった時期にあたります。
ーーコロナ禍をきっかけで、どのような心境の変化があったのでしょうか?
それまで東京に住んでまして、山梨にはまったく縁もゆかりもなかったんです。移住を経験したり、海外に行く機会も重なり、自分の生活や働き方を見つめ直すきっかけになりました。自身の経験領域を広げたい・深めたいという思いから、人材紹介や採用コンサルティングを中心とする企業へ転職することにしました。
ーー新卒で人事に配属された経験は、その後のキャリア形成にどのような影響を与えたのでしょうか?
そうですね。新卒で就職活動していた頃は、人事職を希望していたわけではありませんでした。
ただ、実際にやってみると、人事の仕事は自分に合っていることに気づいたんです。人事の仕事は、いろいろな人の立場や感情を理解しながら、全体を俯瞰して考えることが求められます。私はもともと考えることが好きで、1人っ子だからか、人の表情や空気を読むことにも敏感なタイプで(笑)。そうした特性が活きる仕事だと気づき、人事という領域に自然と惹かれていきました。
裁量ある環境で目指す、バランスの良い成長
ーーNEWONEに興味を持ち始めたのは、どんな理由からでしょうか?
以前から「エンゲージメントを大事にする会社」という印象を持っていました。転職活動の中で改めて調べていくうちに、より「コンサルティング」にフォーカスした仕事をしてみたいという思いが芽生え、次第にNEWONEに惹かれていきました。
ーーNEWONEのどのような点に魅力を感じられましたか?
NEWONEでは、人事コンサルティングの中でもエンゲージメントやチェンジマネジメントといった領域のプロジェクトで活躍することが可能で、自分の理想とするコンサルティング像にぴったりだと感じました。
またNEWONEには前向きな人が多いという印象を持っていましたが、実際に入社してみてからも、その印象は変わっていません。
ーー転職を考える上で、どのようなことを重視していましたか?
コロナ禍を経て、「常識が常識でなくなる時代」を実感しました。さらに子供が生まれ、子育ての「アンコントローラブル」なところを体験して、ちょっとしたゆとりや 柔軟性を持つことの大切さを感じました。その経験が、仕事においても活きてきているなと思います。
ーー実際、今のバランスはいかがでしょうか?
もちろん忙しい時期もありますが(笑)
NEWONEは、大きな裁量を任せてくれる環境です。自分の裁量でコントロールできる範囲が広いので、責任感を持ちながら働けていると感じています。
チェンジマネジメントから広がる戦略領域への挑戦
ーー現在はどんな案件を担当されていますか?
現在は主に2つの案件を担当しています。1つ目は育成体系の設計やキャリア支援策の企画、2つ目は10年先を見据えたビジョン策定となります。
ーー2つ目の案件は人事領域とは少し異なる印象ですが、実際に取り組んでみていかかですか?
そうですね。扱っているテーマは特定業界や戦略寄りで、人事とは直接関係があるわけではないのですが、ビジョンを現場に浸透させる際などは必ず「人」が絡んでくるため、弊社にはそういった最上流の案件やビジョン策定・ビジネスプラン検討などのプロジェクトがいくつか存在します。
幅広い領域のプロジェクトに参画する機会があるため難しさもありますが、それと同時に大きな成長実感も得られています。
ーーコンサルタントとしてどのようなことを大切にされていますか?
「多様な立場から考えること」です。経営、現場、人事、それぞれの立場に立って案を練ることを心がけています。
理想論を語るのは簡単ですが、現場の方が前向きに動いてくださらないと進まない。推奨案を示しながらも、現実的なリスクや運用上の課題を踏まえ、実行可能性と変革の両立を常に意識しています。
「褒めミサ」にみる、NEWONEらしい組織開発
ーーコンサルチームの雰囲気を教えてください。
私は年次的には下から2番目ですが、年齢や経験に関係なく裁量を任せてもらえるフラットな環境です。働き方も柔軟で、週2日の出社に加え、案件に応じて現場やリモートを組み合わせています。
全員中途入社のチームということもあり、良い意味で型がなく、どんな方でも馴染みやすい雰囲気があります。
ーーこれからの時代のコンサルタントに必要なことをどう考えていますか?
AIが“答え”を出せる時代だからこそ、コンサルタントに求められるのは「クライアントと並走し動かす力」だと思います。人や組織の気持ちが動かない限り、変化は起きません。
だからこそ、チェンジマネジメントや組織開発といったNEWONEが得意とする領域には、まだ人が介在する余地が大きいと感じています。
ーー入社後、印象的な出来事はありますか?
驚いたのは、「褒めること」をテーマにしたあるチームの取り組み「褒めミサ」です。そのチームは普段の業務でも褒めるということを大事にしているのですが、飲み会の場で「ゲストをとことん褒める」という会を企画していて(笑)。普段、褒めることにも、褒められることにも慣れていない私たちだからこそ、あえて“褒める時間”をつくるという発想が素敵だなと思いました。
組織開発を表面的な施策ではなく、日常から実践している会社だと感じた瞬間でした。社員一人ひとりが「組織を良くしたい」という思いを、恥ずかしがらずに行動に移しているところが、NEWONEらしくて素敵だなと感じています。
ーーNEWONEの良さはどんなところにありますか?
自分たち自身の組織開発にも真剣に取り組んでいる点ですね。月に一度の全社会議では必ず「組織を良くするためのワークショップ」を行い、日常的にも小さな改善活動が自然と生まれています。
一般的なコンサル会社だと、自社の組織課題は後回しになりがちになることも多いと思いますが、NEWONEはトップを含めて「自分たちも良い組織をつくる当事者だ」と考えて動いている組織だと思います。
ーー今後、弓本さんが挑戦したいことを教えてください。
まずは自分の軸である人事領域の専門性をさらに磨きたいと思っています。その上で、戦略や新規事業など上流領域にも踏み込み、人と組織の両面から価値を生み出せるコンサルタントを目指しています。
また、組織のメンバーがいきいきと働ける環境をつくることも、自分の役割として大切にしたいと考えています。
※記載内容は2025年11月時点のものです