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第二新卒としてNEWONEに入社した掛井 柾樹さんは、HRパートナーとして3年目を迎えました。大切にしていることは、「人事担当者自身の違和感や悩み、意向にしっかり耳を傾けること」と話します。お客さまの伴走者として挑戦を重ねる掛井さんに、入社から現在までの軌跡とNEWONEで働く魅力を語ってもらいました。
挑戦のチャンスを自ら掴める環境
──はじめに、掛井さんの現在の仕事について教えてください
HRパートナーとして、企業の組織課題、とくに人材に関する課題を特定し、解決策を提案、そして施策を一緒に作り上げていくという仕事をしています。また、時には新入社員研修等にファシリテーターとして登壇することもあります。
──HRパートナーとして、心がけていることはありますか?
お客さまの意向や考えを尊重するということを心がけています。例えば、「先ほど〇〇さんがおっしゃったように」という枕言葉を使い、対話を進めます。
やはり人事担当者自身が楽しめていないと、実施してもおもしろくないと考えています。会社の強みや悩みというのは、人事担当者自身がよくご存知なので、その意見を尊重した上で、施策を作っていきたいなと強く思います。
──お客さまの担当はどのように決まるのでしょうか?
私の場合、育成担当の先輩から引き継ぐケースが多く、今の担当顧客の内6、7割を占めます。その他が、自分から提案して、新しくご一緒させていただいているお客さまです。
また、稀にですが、担当させていただきたいと思ったお客さまに自ら手を挙げることもできます。
──手を挙げられる環境があるのですね。
私は、前職のグループ親会社がお客さまであることを知り、自ら関りたいという意向を先輩に伝えました。手を挙げました。社内では、情報がオープンであり、共有も活発なので、挑戦の機会をつかみやすい環境だと思います。
自分の成長と会社の成長が重なる
──入社から2年ほど経ちますが、心境に変化はありますか?
社会人3年目になるタイミングで第二新卒のような形で入社したのですが、当初は教育への思いが強かったように思います。
一方近頃は、「NEWONEとして何を実現できるか」を意識するようになりました。自分のやりたいことと、会社としてめざす方向が乖離していないように感じています。NEWONEという会社が大切にしていることを大事にし、お客さまに価値を提供をしたいと思うようになったことが、大きな変化の一つかなと思っています。
またキャリアの考え方も変わってきたと思っています。以前は、環境を変えながらチャレンジしていこうという、キャリア観を持っていました。
しかし、今は環境を変えることより、自分が置かれている環境で工夫をしながら自分で仕事の面白さをつかんでいくことが大事だなと思うようになりました。
──中途入社や新卒入社など、多様なメンバーがいる中で、社内の一体感についてはいかがですか?
新卒・中途の垣根を超えて関係性を築ける風土がありており、会社として全員が同じ方向に進もうとしている感覚一体になっている感覚を持てることが嬉しいです。
──中途入社として感じた壁はありましたか?
実は、あるとき自分自身が「中途」という意識で壁を作っていたのかもしれない、と思ったことがありました。
同時期に入社した自分より2つ年の下の新入社員との関係で、「中途だから頑張らないと」と勝手にブレーキをかけていたように感じます。ことが壁に気づいた経験があります。
今は、こうした気づきがあるからこそは、お客さまに実体験として伝えながら、オンボーディング支援にも活かせています。
前職で培った設計力が課題解決の武器に
──この2年を振り返って、これまでの経験で活かされていることはありますか?
大きく2つあります。
1つは中途入社の経験です。研修を作る際もそうですし、登壇した際も、他社で数年働いた経験があることで、伝えられることがあるなと感じています。
2つ目は、前職で培った「業務設計」の経験です。
通信系企業で、企画とエンジニアをつなぐ役割として、企画担当の要望を具体的に整理し、それを設計書に落としてエンジニアの実務につなげていたました。例えば、住所変更をアプリでできるようにしたい、という要望をもう少し具体的な工程ごとに分解し、エンジニアが動ける形に翻訳するというようなことです。
この時の経験が、全体像を理解する、把握することにつながっているので、お客さまのざっくりとした希望を実現可能な施策に落とし込む際に役立っています。
──課題と施策をつなぐ「橋渡し」で前職経験が活きたのですね。
温かさと厳しさが共存する職場
──入社後、ターニングポイントになったことはありましたか?
自分でテレアポから始めて、初めて新しいお客さまとご一緒することになった時です。
実際に「来期の4月の研修をお願いします」というメールを受領したときは気持ちが高まりました。「自分のお客様」という嬉しさと、「ゼロから研修を作るおもしろさ」を実感しました。
──その過程で印象的だったことはありますか?
当時を振り返ると、同期がナレッジを共有してくれ、振り返りに付き合ってくれるといったサポートをしてくれたことが大きかったです。
後輩も誘い、3人でテレアポをどううまく進めるかということを対話しながら進められたこともとても良かったです。チームで振り返ることで、経験談も共有でき、次に使ってみよう、こういうところを意識しようと自分だけでは得られない学びを得られました。
──掛井さんの思うNEWONEの推しポイントを教えてください
自分の意向のもと、挑戦の機会を取りにいけるところだと思っています。意向に耳を傾けた上でアドバイスをくださり、そのプロセスを応援するような機会を促してくれる。どうやったらできるかを常に考えてくれる否定から入る組織ではないと感じています。
NEWONEは働きやすいだけでなく、働きがいもある職場「推せる職場」をめざしています。温かさの中にも、時には成長を促すための厳しさがある、そんな組織なのではないかと思っています。
──目標にプレッシャーを感じることはありますか?
個人としても、チームとしても達成したい目標があるほうが、そこに向かってまっすぐ取り組めますし、組織として盛り上がることができると感じています。
私は、上司の館越さんと個人の目標を定期的に振り返る機会をもらっています。その場は、成果というより、能力面でこんな成長ができるといいね、具体的にこんな経験を積めるといいね、ということをお話ししています。それを踏まえた上で、お仕事の機会もいただいているので、納得感を感じます。
──9月からは掛井さんご自身がチームリーダーになると伺いました。どのようなチームづくりやメンバーとの関係を築いていきたいですか?
背中で見せ、背中を押せる存在になりたいと思っています。一生懸命頑張って成果を出している姿を自ら行動で示した上で、メンバーの背中を押していきたいです。
目標設定や行動の意味付けなど、先輩方から受けたサポートを自分なりに実践していきたいと思います。
──ありがとうございました
※記載内容は2025年8月時点のものです