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【ArchesのCSR活動】ベトナム人学生の末恐ろしさに震えたビジコン(Fintech&Blockchain)現場より!〜スポンサーシップ〜
こんにちは!Arches(アーチーズ)・HRです。弊社は「Share knowledge, Empower Asia(知識の⺠主化を通じてアジアを活気づける)」をミッションに、東京・ホーチミン・シンガポール・上海など世界5拠点にて、アジア最⼤級の“エキスパートナレッジシェア”を展開する会社です。
今回はArches最大拠点であるベトナム法人にて、CSR活動の一環としてスポンサーシップを提供した現地大学主催のビジネスプランコンテストについて紹介します!ベトナムのZ世代の底知れぬポテンシャルを体感し、また同時に弊社の存在意義である「知識の民主化」がいかにビジネスの現場や社会課題の解決にとって重要なことであるかを再確認できた、非常にエキサイティングな機会でした。
今回Archesがスポンサーとして協賛したのは、RMITのホーチミン校が2021年から主催している、FinTechとBlockchain技術に特化したビジネスプランコンテストです。
RMIT(ロイヤルメルボルン工科大学)とは?
RMITは1887年から130年以上の伝統を誇るオーストラリアを代表する国立大学の一つで、毎年世界の大学ランキング100(World University Rankings)にランクインしています。デザインや工学などの専門分野において職業直結型の教育機関であり、技術教育を提供する専門教育機関として高い評価を受けています。国内外に5つのキャンパスを持つRMITではオーストラリアのキャンパスに7万人以上、ベトナムのキャンパスに1万人以上の学生が在籍しており、3万人以上の学生が海外で学んでいます。
RMIT Fintech Blockchain Competition 2022 とは?
参加対象:ベトナム国内の高校生及び大学生(最大5名で1チーム)
課題:国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)のうちの5つの目標(貧困、飢餓、教育、働きがいと経済成長、気候変動)に対して、 FintechやBlockchainを活用したソリューションを考案する
スケジュール:オープニングセレモニー(5月)、トレーニングワークショップ(6月)、ファイナリストとなる6チームの発表&ファイナリストのワークショップ(7月)、決勝ラウンド(8月)
Arches流のスポンサーシップ〜弊社の強みを活かし、学生とエキスパートを繋いで生きた知見を提供〜
Arches独自の知見提供プラットフォームを活用し、本大会ではFinTech及びBlockchain分野の第一線で活躍するエキスパートたちと学生を繋ぎ、学生たちがよりリアリティのあるソリューションに辿り着くサポートをいたしました!今回ご協力頂いた3名のエキスパート(オーストラリア、インド、シンガポール在住)には、オープニングセレモニーでのスピーチから、ワークショップでのアドバイジング、ファイナリストチームのメンタリングまでをリモートで行なって頂きました(費用は弊社負担)。自力ではなかなかリーチできないトップ層のエキスパートたちから直接指導を受けることができ、「ソリューション構築の重要な一因になった」と学生たちからは喜びの声を頂きました!
そして決勝大会、本番!
大会主催者:RMITベトナム校ビジネス&マネジメントスクール学部長・McClelland教授と(中央右)
大会審査員の皆様にご挨拶をする弊社代表(加藤)
Google本社で10年以上勤務後、ベトナムでBlockchain関連企業を経営するHuy Nguyen氏や、Binance(暗号通貨取引所)の東南アジア統括ディレクターのLynn Hoang氏など、審査員は豪華な顔ぶれ。
プレゼンテーションの様子(全6チーム、1チームはハノイからリモート参加)
観客を前に緊張した面持ちの学生が多かった、大会序盤。本番が始まると誰一人として詰まることなく、全チームともに綿密に準備された台本とスライドをもとに、熱のこもったプレゼンを堂々とやり遂げていました。学生ならではの枠に捉われない斬新な視点と完成度の高いソリューションに感心させられっぱなしでした!
そして、優勝チーム!嬉しさ込み上げるガッツポーズに、チームでひたむきに課題と向き合った3ヶ月間の思いを感じます。
優勝チームを筆頭に、2位、3位、特別賞を含む5チームに花束と賞品が贈られました。中には感極まって涙する学生もおり、筆者(三児の母)も勝手に自分の子供たちの将来像と重ね合わせて、もらい泣き…。
大会を終えて
今回はCSR活動という形で大会に協賛いたしましたが、Archesとしても得るものが大きい貴重な機会となりました。弊社が拠点を置くベトナム国内の企業や教育機関とのコラボレーションを通じて、間接的には体感できないベトナム人材の勢いと底力をひしひしと実感します。英語力を始め、プレゼンテーション能力などのソフトスキルやビジネスマインドセットの面におけるベトナムの若者の有能さを目の当たりにし、彼らがリーダーとしてアジアを引っ張る10年後の未来に思いを馳せました。
最後に、弊社の存在意義にスポットライトが当たり、身の引き締まる思いがしたエピソードをご紹介して締めくくります。
各プレゼンテーションの評価時に、審査員陣は「自分たちでその現場を実際に見に行ったのか?」、「現場を知る専門家に直接話を聞いたのか?」と学生たちに繰り返し、問いかけていました。容易に情報収集が当たり前になった時代だからこそ、アカデミアやビジネスの最前線に立つエキスパートたちの生きたインサイトやオピニオンが課題解決には必須だということが、図らずも大会中のキーメッセージの一つとなりました。
今後も優秀な学生たちに負けぬよう、弊社も「知識の民主化」の実現に向けて精進して参ります!
スポンサーシップの記念として、大会終盤に壇上で頂いたトロフィーと花束