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こんにちは。Yoom(ユーム)の採用担当です。
本日はYoomのフロントエンドエンジニアとして活躍している山口にインタビューを行いました。
山口 勝也
大学を卒業後、新卒でSES形態の企業に入社。システムエンジニアとして、主に決済システムの保守運用や設計・開発を経験。退職後、約一年の独学を経て2022年1月にYoom株式会社に入社。
ー現在の業務内容を簡単に教えてください。
「Yoom」のフロントエンド開発を担当しています。主にYoomのメイン機能であるデータベースとフローボットの新規機能開発や既存機能のUI/UX改善を行っています。
ー山口さんはどのような学生時代を過ごしていたんですか?
大学時代から始めたジャズダンスサークルに熱中していた4年間で、サークル以外でも自らレッスンに通ったり、朝から深夜まで練習に没頭する日々でした。
もともとジャスダンス主体のサークルでしたが、レッスンでヒップホップダンスを学びそれをサークルに浸透させ、自分の代でジャンルの幅を広げるくらい、ダンスが好きで注力していましたね。
夢中でダンスに取り組んだ経験から、好きなことに没頭して継続的に取り組むことは自分の得意なことだと認識し、この強みはエンジニアの仕事にも強く活きていると感じます。
また、学業の面では化学を専攻しており、研究においては1mm単位のミスで全体に影響が出るような分野だったため、ここで得た慎重さや正確性も今の仕事で開発を進めていく上で非常に役立っています。
ー新卒ではシステムエンジニアをされていたとのことですが、どのような会社に入社されたんですか?
SES形態の企業に入社し、主に決済システム関連のプロジェクトで機能の動作テストやパフォーマンス改善、管理画面の設計・開発などを行っていました。
入社2年目でプロジェクトの進捗管理を任されたことがあり、ここでは上長と作業者の間で進捗を円滑にコントロールできるようコミュニケーションを取っていましたが、最初はなかなか難しくいろいろなプロジェクト管理の本や情報を自分で学び、改善していったことを覚えています。
また、パフォーマンス改善でお客様の求める性能要件を満たすため、性能維持テストの業務も担当していました。ここでは完了までの日数削減のために日中だけでなく、深夜帯でもテストを行えるよう、自動化のシナリオを組む工夫を行っていました。
今思うと、このような効率化の経験があったこと自体がYoomというプロダクトに惹かれた一つの理由かもしれません。
ーその後は、どのようなきっかけでフロントエンドエンジニアへ転職しようと決意したのですか?
前職では直接コードを書く経験は少なかったのですが、一度だけお客様の管理画面の開発を経験しました。 その際、自分の書いたコードで見た目が変わることが非常に面白く、実際にリリースされたサービスを見たとき「自分がユーザーの触れるこの画面を作ったんだ」ととてもやりがいを感じました。
また、業務の性質上お客様の指定した内容で開発を進める必要があり、自分の中で「もっとこうしたほうがいい」といった意見は反映されづらかったため、UIをイチから考えて開発してみたい!という思いが強くなり、フロントエンドエンジニアになろうと決意しました。
ー独学でフロントエンドエンジニアの勉強をされていたとのことですが、大変だったことや独学だからこそ今に活きていることを教えてください。
大変だったことは、進め方含めすべて何が正解かわからないことでした。
具体的には、インターネットなどを使って様々な情報を調べてみても、意見が分かれていたりしてそれらを自分の判断軸で取捨選択し、実行に移すことや実際にポートフォリオを作る際に質問や参考にできる人が周りにいないことが苦しかった記憶があります。
この点はスクールに通っていればなあ、と思ったことはあります笑
一方で、 答えや道筋がない中で自分のイメージを自力で形にしていく力は独学だからこそ身についたと思います。
特にYoomのような類似サービスが少ないプロダクトの開発において、この経験はとても活きていると感じています。
ーYoomに入社をした決め手を教えてください。
決め手は大きく2つあります。
一つ目はサービスそのもので、Yoomは人の手が不要な業務を自動化し、コア業務の時間を生み出すことができるサービスであるという点です。
私自身、前職で手作業の雑務が多くの時間を占めており、コア業務や新しい業務に挑戦しづらい環境を変えたいという気持ちがありました。そんなときにYoomに出会ったことで多くの同じような境遇の人たちの背中を押せるのではと思い、自分もこのサービスの開発に携わりたいと思いました。
二つ目は代表の人への向き合い方です。
代表波戸崎との面接では、時間ギリギリまで私の話を聞いてその上で率直にアドバイスをいただけました。私は一人の候補者にも関わらず、真摯に向き合ってくれた代表の姿勢に強く惹かれ、より一層Yoomで働きたいという思いが強くなり、入社を決意しました。
ーYoomで働く中で、感じたやりがいと成長したと感じる瞬間を教えてください。
新機能のUIを自分で1から考え、その機能をリリースできた時はとてもやりがいを感じます。
また定期的に開かれる全社ミーティングでは、これまでに自動化した時間が見える形で発表されるのですが、その具体的な数字を見ると、こんなにも働く人たちの助けになっているんだと実感し、このサービスに携わっていることをとても誇りに思います。
成長したと感じる点は、少しずつですがお客様にとってよいUI/UXとはなにか、をユーザー目線に立って考えられるようになった点だと思います。
入社当時は、転職理由でもある「自分でUI/UXを考えて価値提供したい」という思いとは裏腹に、実際に何がよいUI/UXなのか分からずに迷走していました。今ではUI/UXについて強いこだわりのあるオーナーとともに、サービスがどうすればグロースするのかという視点で、お客様が辿るプロセスまで含めた細部の導線にこだわりながら開発を進めています。
ーYoom入社した後の率直な感想を教えてください。
一番はスタートアップのサービス、ということで日々目新しいことの連続があるということです。
まだ世の中にない機能の開発を行うこともあり、そこから常に学びがあります。
また、UI/UXの改善に貢献したい思いがあるので、最近ではデザインにとても興味を持っています。
その中で、YoomではUIを1から考える機会があったりと裁量を持って働くことができているので、とても充実感があります。
ーYoomに入ってよかったと感じる点、また逆にこういうところをもっと変えていきたい、こうしていきたいというものがあれば教えてください。
Yoomの良いところとして担当範囲関係なくやってみたいこと、挑戦したいことには積極的に後押しする社風があります。実際に自分もデザイナーさんとビジネスチームのデザイン会議などに参加させてもらい自分自身の成長という面でもYoomに入ってよかったと強く思います。
また、メンバー全員が互いを尊重し合いながら仕事をしていて、相談しやすい環境作りやよいアイデアであれば採用してくれるような、健全なコミュニケーションが取れるところもとても働きやすいと感じています。
Yoomをご利用いただいている企業様数の増加に伴い、お客様からの声を聞くことも増えました。 その中で、実際にYoomで業務改善されているという話を聞くと、価値提供ができていることを感じられYoomに携わっていて良かったと感じます。
また、嬉しいことにUI/UXが良いとお声をいただくことが多いのですが、それと同時に今よりも更に高い期待を持っていただいていることも感じます。
今後はお客様の期待を超えるようなUI/UX改善に取り組んで、磨きをかけていきたいと考えています。
ーYoomで今後やりたいことを教えてください。
Yoomは現在、PMFをほぼ達成しグロース期に入ったので、UI/UXの改善を通じてサービスのグロースに貢献したいと考えています。
そのために現状足りていないUI/UXデザインのスキルを伸ばしていきたいと思います。
最近ではデザインの法則などを勉強していたのですが、あくまでそれらは知識をインプットしたということで事業に活かすことの難しさを痛感しています。
今後は学んだ経験と知識を実際にプロダクトに落とし込めるよう、アウトプットの面を意識していきたいと思います。
ーYoomにはどのような人が合っていると思いますか?
自律駆動※の価値観とチーム目線を持った方がマッチしていると思います。
個人的には、特にチーム目線を持ちチームの達成を考えられる方が活躍できると思います!
※自律駆動とは...
問題を発見し適切な方法で解決するまでをオーナーシップを持って進められること
ー最後に山口さん自身の「ありたい姿」「ビジョン」がもしあれば教えて下さい。
将来的には単に開発するのではなく、ビジネスの視点を持った上でサービスをグロースさせることのできる総合力の高いエンジニアを目指したいです。
サービスの品質や利便性はもちろんですが、より多くの人に使ってもらえる施策アイデアを出し、形にしていけるようなエンジニアになれればと思います!