※2023年5月時点の内容です。
税理士事務所では避けて通れない、繁忙期。
11月中旬ごろから年末調整の資料が届き始め、12月1月は年末調整。その後3月15日まで確定申告の対応で、繁忙期は飛ぶように過ぎていきます。
今回は、そんな繁忙期の振り返りを行うべく、
各部署の若手メンバーと、インタビューを兼ねた座談会を開催しました。
全員、2022年入社で令和4年度分がアーリークロスでは初めての確定申告というメンバーです。
プロフィール
♦下川(20代女性/財務支援部所属/2022年5月入社)
仕事内容:経理代行、税務申告書作成
確定申告担当業務:事業所得の記帳・決算書作成、医療費控除の集計
前職:人材派遣会社
♦美坂(20代男性/経営支援部所属/2022年6月入社)
仕事内容:法人・個人の顧問業務(クライアント対応等)
確定申告担当業務:担当するお客様の申告書作成、新規問い合わせのお客様の初回面談
前職:会計事務所
♦清時(20代女性/相続・承継支援部 申告課所属/2022年9月入社)
仕事内容:相続税申告書の作成、財産評価など
確定申告担当業務:譲渡所得(不動産)の財産評価・所得の計算、贈与税の申告書作成
前職:学校事務
お疲れさまです!本日はお時間いただきありがとうございます。よろしくお願いします!
早速ですが、まずはみなさんがアーリークロスに応募したきっかけを教えてください。
美坂さんは会計業界経験者ですが、なぜアーリークロスに応募されたのですか?
美坂:僕は新卒から2年間、宮崎の会計事務所で働いていたのですが、昨年、福岡に引っ越すことになり、福岡で求人を探しました。その際、アーリークロスはHPが充実していて、「九州No.1を目指す」というビジョンも勢いがあっておもしろそうだと感じ、応募しました。
一方、下川さんと清時さんは未経験からの入社ですが、きっかけは何だったんですか?
下川:職業訓練でアーリークロスのクラウド会計に関する講義を受け、その中で先輩社員の話を聞きました。ライフスタイルが変わっても、専門性があり、リモートワークにも対応している働き方に魅力を感じて応募しました。
清時:私はアーリークロス社内に知り合いがいて、その紹介で採用試験を受けました。
相続税申告の仕事は「人の人生の岐路に関われる仕事がしたい」という自分の考えとマッチしていると感じたので、全くの未経験者ですが勇気をもって飛び込んでみました。
本日は「確定申告」がテーマですが、未経験のお二人は「確定申告」ってどれくらい馴染みがありましたか?
下川:自分の確定申告をやった経験やファイナンシャルプランナーの勉強をしたこともありましたが、ごく一般的な知識しかなかったと思います。
清時:私は本当に何も知らなかったです!
実は入社してからも関わることになるとは思っていませんでした。
12月に全社の確定申告の研修を受けていて、そのころは対岸の火事のような気分で、みんなの熱量があがっていくのを感じていました。
その後、自分も担当業務があることを知り、対岸の火事と思っていたら自分も燃えることになるとは…でした(笑)。
美坂さんは前職の会計事務所と比べて、アーリークロスならではという特色や驚いたことはありましたか?
美坂:まず分業制に驚きました!
(解説:
一般的な会計事務所の場合、ひとりのお客様のすべての所得を担当者ひとりで担当しますが、
アーリークロスでは、お客様の申告内容(事業所得・不動産所得・譲渡所得・医療費控除…etc)をそれぞれプロジェクト化し、各プロジェクトごとに専任担当者がいます。)
美坂:各所得について、手順書やマニュアルが作りこまれていて、未経験の方でもスムーズに、属人化せずに作業が進むと感じました。実際、僕も後輩に作業を振って助けてもらいました。
下川:私も未経験で医療費控除の集計を担当しましたが、先輩がマニュアルを細かく作成・更新してくださっていて、抵抗なく作業を進めることができました!
来年の今頃は少し記憶が薄れていると思いますが、このマニュアルを見ればすぐに思い出せそうです。
他に何か特徴的だと感じたことはありますか?
美坂:とてもシステマチックなことです!
確定申告に特化した業務アプリがあり、社内のシステム担当がアプリ改定などを随時やってくださっていて、社内システムがしっかりしていると感じました。
美坂:ペーパーレスも魅力で、受領した紙資料はすぐにスキャンされるので、フォルダ内ですべての資料が確認できました。
清時:アプリや手順書の使い方も、全社で研修会があり、教えていただけました。
下川:医療費控除の集計もITツールを活用しているので、作業の負担感は少なかったです。
(解説:アーリークロスでは業務アプリや手順書を作成し、効率的な業務フローが構築されています。さらに、随時、改善案を全社のメンバーで出し合い、その業務フローが毎年進化しています。業界的にも大変な時期ですが、毎年、より良くなるように頑張っています!)
美坂:それから新規のお問い合わせの多さにも驚きました!Youtuberやデリバリーの配達員、仮想通貨の運用をされている方など、今の時代ならではの確定申告を経験できました。
業務量が多い中でもメリハリをつけて働いた繁忙期。
終わった後は成長・達成感も!
いざ確定申告期間に突入してみて、大変なことはありましたか?
全員:業務量の多さですね!
下川:事前に先輩たちから大変だと聞いていましたが、聞いていた通り大変でした。
通常の月次の経理業務や法人の申告書作成の量は変わらず、確定申告の対応があるので…。
課長に優先順位を確認しながら進めていました。
繁忙期だけの短期パートさんが医療費控除の集計のヘルプに入ってくださるなど、随時、業務量の調整もしてもらって助かりました。
清時:ちょうど相続税の申告書作成も多く抱えており、確定申告の方が期限が早いので一時期は大変でした。私も業務予定が詰まっているときは、部内で大変さの共有をするようにしていました。
美坂:業務のタスク管理も大変でしたね。
新規の面談を1日に4件させていただいた日もあり、予定が詰まっていました。
確定申告の申告期限は決まっているので、計画的に作業を進めることが大切でした。
業務が詰まりすぎた時には、課長や課のメンバーがフォローに入って助けていただきました。
ちなみに、残業や休日出勤はどれくらいありましたか?
清時:残業はだいたい2時間以内で帰宅していました。休日出勤もほぼなかったです。
下川:ピーク期には22時前まで残業を頑張った日もありますが、逆に定時で帰る日も作って、メリハリをつけて働くようにしていました。私も休日出勤はゼロでした。
美坂:僕も遅くても22時ごろまでには退勤するようにしていました。確定申告期間の土曜日は出勤していましたが、今の時期(4月上旬)に振替休日を取得させてもらっています。
他に大変なことはありましたか?
清時:相続税の税額の計算方法と譲渡所得の計算方法がまったく違うので、そこから勉強するのはハードでした。
その大変さはどうやって乗り越えましたか?
清時:書籍を買ってもらっていたので、それを読み込みました。
相続・承継支援部内の会議で間違いやすい事例の共有があったのでそれで学んだり、
わからないことは先輩に質問したりしていました。
作成したものは、部内で経験豊富な先輩がチェックしてくださるので、
自分で調べてやってみた後は、間違えることを恐れずチェックをお願いする
ということを心がけていました。
他のおふたりは、わからないことがあった時はどのようにしていましたか?
下川:普段見ない変わった仕訳があった時には、課長に相談したり、自信のないものは経営支援部の担当者に確認をお願いしていました。
美坂:僕もこれまで馴染みのない業種のお客様などは、処理方法が不安な時がありました。課長や他の経営支援部の先輩に質問して、教えていただきました。
確定申告を通じて、成長できたと感じることはありますか?
美坂:多くのお客様を対応させていただいたので、いろんな事業や仮想通貨などについて理解が深まったなと感じます。
下川:法人と個人の違いは研修で学びましたが、実際に事業所得や医療費控除を担当し、知識がより身につきました。「あ、わかる!」という感覚がうれしかったです。
清時:今回、不動産の譲渡所得を担当し、今後の相続税申告にも活かせる経験になりそうです。準確定申告についても理解が深まりました。
確定申告が終わって、確定申告お疲れさま会が催されましたが、いかがでしたか?
美坂:おもしろかったですね!まさか鏡開きを見るとは…
清時:気軽に皆さんとわいわいできて良かったです。
下川:仕事はきっちり、宴会になると楽しく、オンオフはっきりされている方が多いですね!
このお疲れ様会までにやりきるぞ!という一体感がありましたよね。
(お疲れ様会についてはこちらのブログもぜひご覧ください!)
最後に、応募を検討されている方にメッセージをお願いします。
清時:自分のスキル・専門性を伸ばしたいと思っている方にはとても良い環境です。会社が成長させてやろうという雰囲気を作ってくれていて、先輩の実際の体験談も聞けます。仕事も勉強もしやすいです。
下川:「未経験でも大丈夫」というのは特に伝えたいです。研修やマニュアル、フォローの体制がとてもしっかりしています!
美坂:他の会計事務所ではできない経験をすることができ、将来的な成長につながります!
皆さん、ありがとうございました!
税理士法人アーリークロスでは一緒に働く仲間を募集しています。
今回、参加したメンバーと同じポジションの募集はこちらです。