アーリークロスは福岡市天神に本社を置く90名規模の総合型税理士法人グループです。
法人税務だけでなく、資産税領域にも力を入れており、毎月多数のお問い合わせをいただいています。
現在は相続・事業承継コンサルタントの採用を強化中ということで、同ポジションで活躍する瀬里さんにインタビューしました!
瀬里 法文 プロフィール
1988年北九州市出身。自動車メーカーや介護施設で勤務した後、税理士法人山田&パートナーズで会計事務所のキャリアをスタート。デロイトトーマツ税理士法人を経て、2019年、税理士法人アーリークロスに入社。仕事と両立して、中央大学法学部通信教育課程に在学中。
年間1000件以上の相続・事業承継案件に携わる
アーリークロスの専門部署
はじめに、瀬里さんの現在の仕事内容を教えてください。
相続・事業承継コンサルタントとして、全方位的な相続対策をご支援することが私の仕事です。
たとえば、未然に遺産相続争いを防ぐ生前対策や余計な税金を払わないようにする資産税対策などを行っています。
「コンサルタント」ということですが、営業の要素もありますか?
個人のお客様への飛び込み営業はありません。
基本的に、Webサイトや広告経由でお問い合わせをいただくことが多いですね。
一方、金融機関や不動産会社、民間のコンサルタントやFPなど、提携企業の方から相続・事業承継に関する課題をお持ちのお客様を紹介されるケースもありますので、提携企業の新規開拓や訪問を行っています。
その意味では「法人営業」の要素はあるかもしれません。
新規開拓にかける時間と実際に案件を進めている時間はどれくらいの比率ですか?
半々か、もしくは、実際に案件を進めている時間の方がやや長いと思います。
瀬里さんは、BIG4の一角・デロイトトーマツ税理士法人さんから転職をされていますが、前職でも相続・事業承継に関する仕事をされていたのですか?
前職では法人税務を中心に担当していましたが、前前職の税理士法人山田&パートナーズが資産税を専門としており、そこで現在の仕事の基礎を学びました。
そこからなぜ、アーリークロスへ?
相続・事業承継の案件自体は、前職、前前職のような大きな法人でなくても数多くあると思っていました。そのような中で、資産税専門部署の立ち上げの局面に関われることに魅力を感じたからです。
事業承継の案件は、ともすれば目の前の課題を解決する「外科」的なご提案になってしまうことがありますが、利害関係のない真っ新な状態からのスタートであれば、長期的なお付き合いを前提とする「内科」のような立場でご提案できると考えました。
実際のところ、アーリークロスの相続・承継支援部の案件数や業界でのポジションは、どうなのでしょうか?
案件数が福岡でトップクラスであることは間違いないです。
私は資産税専門の法人やBIG4に在籍していましたが、そうした事務所と比べても引けを取らないくらい案件数はあります。少子高齢化が進む中、世の中がこの分野のサービスを求めているのでしょう。
業界でのポジションも上位に位置していると思います。先程、法人営業の要素もあるとお伝えしましたが、金融機関や不動産会社の方だけでなく、プロのコンサルタントや会計事務所の先生向けのサービス提供も行っています。
資産税分野においてトップクラスの取り扱い数を誇る法人から、乗り換えで弊社に来ていただいたお客様もいらっしゃり、知名度やクオリティの面でも、高い水準で戦えていると確信しています。
専門性の高い資産税分野だからこそ感じられる
大きなやりがい
瀬里さんが考える相続・事業承継の領域を仕事にする醍醐味は何ですか?
全方位的、かつ、深い知識を求められることです。
会計業界において、明らかに付加価値の高い業務の一つだと思いますし、それを毎日肌で感じています。
「付加価値の高い業務」については、相続・承継支援部長の小山さんも執筆されていましたね。瀬里さんは、どのあたりでそう感じますか?
こちらの記事ですね。
そもそも、資産税の分野って、実務に慣れている税理士が少ないんです。
たとえば、相続税に関していえば、福岡県内の相続税申告数って年間約3,000件程度なんですね。これに対し、福岡県内の税理士登録者数が約2,700人。税理士一人あたりが経験する相続税の申告件数は年間1.1件程度しかありません。多くの税理士が年に一度申告業務を経験するかどうかというのが現状です。
一方、相続税は非常に専門性の高い税金です。
特例の適用や財産の分け方などによって結果的に納付税額が大幅に下がることもあります。
誰もが対応できる業務ではない分、案件を無事に完了したときの達成感はひとしおです。
とても難しい業務だと思いますが、今回の求人は会計事務所経験者であれば、資産税の実務未経験者も歓迎。また、金融機関で富裕層向けコンサルティング専門部署に在籍中の方も対象です。
瀬里さんご自身はどのような人と一緒に働きたいですか?
これからプロの職業会計人として、大成したいと考えている方とお仕事がしたいです。
文字通り全方位的な知識を求められ、かつ、深くそれらを検討しなければいけないのが相続・事業承継対策ですので、会計人として生きていく方であれば、必ず関わるべき分野だと確信しています。
実際に、関与させていただいたお客様から、「瀬里さんが税務顧問もやってくれたらいいのに」と仰っていただくこともあります(実際に弊社に変更していただいた事例もあります)。自身のキャリア形成という意味でも非常に意義のある分野だと考えています。
ありがとうございます。
相続・承継支援部では相続税申告を専門に行うポジションも募集をしていますよね。こちらはいかがですか?
相続税申告の仕事は、ライフステージの変化が多い女性にこそ、お勧めしたい仕事内容だと思います。その理由は、スポット業務であることが大きいですね。
年間を通して一定の処理が必要な税務顧問は、ある程度属人的になってしまいます。産休等で長期的に休むときには、それらを引き継がなければ休みに入れない。そして、戻ってきても、その税務顧問を再度引き継ぎなおすのはひと苦労です。
それに対し、相続税申告の作業期間は平均3~6ヶ月。引き継ぎがとてもしやすいお仕事です。実際に働いてみると、この意味がよく分かると思います。
自分で業務の調整ができるのもポイント
子育てや自己研鑽に励んでいます
ここまでお聞きすると、すごく大変そうなイメージですが…
仰る通りものすごく大変です(笑)
というのも、案件数は増えているのですが、相続・承継支援部は少数精鋭。
アーリークロス自体は総勢90名規模の比較的大きな税理士法人グループですが、今回新たに入ってくださる方は、相続・承継支援部の初期メンバーとして活躍していただくことができます。
また、税務顧問と比べると特定の繁忙期がないので、ある程度自分で業務の調整をすることができます。その点、自分で計画して物事を進めるのが好きな方には向いていると思います。
確かに、瀬里さんも計画的な人というイメージがあります!
もしよければ、1日のスケジュールを教えてください。
はい。たとえば、このようなイメージです。
09:00~ 情報サイトから資産税に関するトピックスの確認
09:30~ 各案件の進行状況を確認し、業務開始
12:00~ 昼休み
13:00~ 曜日によってまちまち(月:社内MTG、火~木:外出・お客様との面談、金:所内業務が多いです)
16:00~ 帰社し、案件整理、上司へ報告
18:00 退勤
残業をする日もありますが、午前中に集中して作業を終わらせることができれば、残業なしで帰れる日もあります。
瀬里さんは子育て中のパパでもありますよね。
休日はどのように過ごされていますか?
休日は仕事のことを一切考え無いようにしています。
当たり前のことだと思うのですが、これって実は難しかったりしませんか?
私は、チームで対応しているからできることだなと思っています。たとえば、1つの案件を1人でこなしている場合、休みの日も仕事のことが気にかかってしまうと思います。ですが、アーリークロスの相続・承継支援部では、チームで案件管理をしているので、オンとオフのメリハリがついています。
土日祝は仕事のことは忘れています。お客様から電話があっても、その履歴に気づくのは平日です。その分、平日にいただいたご連絡にはスピード重視でレスポンスすることを心がけています。
瀬里さん、ありがとうございました。
最後に、応募を検討されている方へメッセージをお願いします!
会計業界の中でも特殊性が高い分野ではありますが、どの企業も、人も、必ず迎えるのが相続・事業承継。その対策をご支援するのが私達の仕事です。このご支援ができて初めてワンストップサービスが成立すると考えています。プロの会計人を目指されている方、是非一緒に働きましょう!
また、相続税申告業務を専門に行う申告課も募集を行っています。さきほどお話しました通り、短期間で仕事も引き継ぎやすいことから、産休・育休を視野に入れている方々にとっても働きやすいと思います。
ちなみに、申告課で働くママさんが、今年度の税理士試験で見事、「消費税法」に合格しました!!!
働きながら勉強やスキルアップに励む社員が多いのもアーリークロスの魅力です。
「成長し続けたい」という想いをお持ちの方、是非ご応募ください!
税理士法人アーリークロスでは、瀬里さんとともに働く相続・事業承継コンサルタント(相続・承継支援部 コンサル課)と相続税申告スタッフ(相続・承継支援部 申告課)を募集中。
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選考ではありませんので、お気軽にご応募ください!