今回は株式会社ライフシフトラボに副業で参画し、トレーナー職で活躍中の小林に
- トレーナー職求人の詳細 及び
- 「どんな人に応募をしてほしいのか」
を聞いてきました!
- 株式会社ライフシフトラボに興味がある
- 株式会社ライフシフトラボのトレーナー職求人に興味がある
そんな方は最後までご覧ください!
話を聞いた人:小林正典
人材業界で15年以上の経験を持つ小林。新卒で株式会社セブン‐イレブン・ジャパンで10年間店長・スーパーバイザーとして経験を積んだ後、現在は大手人材会社にて約14年間キャリアアドバイザーとして活躍。延べ5000人以上のカウンセリング実績を持つ。父親が商売をしていて、バブル期に事業が行き詰まったことや、転職や再就職の苦労を目の当たりにした経験から、ミドルシニアの方々のキャリア支援は社会的に重要な課題だと実感。現在は、副業として株式会社ライフシフトラボのトレーナーとして40〜50代の転職支援に携わっている。
トレーナー職の業務内容
ライフシフトラボのトレーナー職ではどのような業務をしているのでしょうか?
40〜50代のビジネスパーソンの転職成功を目的とした、キャリアコーチング・転職支援を行います。細かく分けると以下5つの業務があります。
- 受講生の強みの洗い出し
- 職務経歴書の作成
- キャリアプランの明確化
- 応募企業の方向性のすり合わせ・応募アドバイス
- 面接対策
1. 受講生の強みの洗い出し
キャリア形成におけるフレームワークの一つであるWILL-CAN-MUST(やりたいこと・できること・求められていること)の中のWILL・CANをきちんと洗い出していく必要があります。40〜50代のミドルシニアの方々は実務経験が豊富ですが、自身の強みを客観的に把握できていないという受講生が多いので、対話を重ねながら言語化を行います。
2. 職務経歴書の作成
2〜3枚の職務経歴書の中で、どの経験に重点を置き、どのように表現していくのか。市場価値の高い要素をどう打ち出していくのかを一緒に考えていきます。
3. キャリアプランの明確化
受講生の働く原動力や価値観を整理するプロセスです。過去の経験からその方のキャリアプランを探っていきます。ここを言語化することで、志望動機が明確になっていきます。
4. 方向性のすり合わせ・応募アドバイス
1~3でWILLとCANを洗い出し、実際に求められていることは何か(MUST)を見つけていきます。ミドルシニアの転職における現実的な部分をきちんと受講生にお伝えした上で、どんな仕事が、受講生のWILLやCANに近いのかを一緒に決めていきます。
5. 面接対策
最後に、内定を決めるための面接対策を行います。
これら5つの業務を通して言えることですが、転職という目標を達成するために、言語化の部分を重要視しています。CAN(できること)を言語化し認識をふかめることでWILL(やりたいこと)を明確にし、受講生の納得感を深めていくことが大切です。
トレーナー業務と本業の両立はどのようにされていますか?
週末と平日夜を中心に時間を確保し、面談以外の時間も含めて平均で月40時間ほど稼働をしています。また、家族との時間も大切にしていて、休日は子供のサッカーの試合を見に行ったり、プライベートの時間もしっかり確保していますね。好きで取り組んでいる仕事なので、体力的にも特に問題は感じていません。
受講生との面談はどのように行われるのでしょうか?
1回60分の面談で、Google Meetを使用して完全オンラインで行われます。自動的に担当が決まるわけではなく、受講生の情報を元にトレーナー自身が担当する、しないを決めることができるので、自分が受け入れられる人数に応じて担当受講生の人数を調整することも可能です。
また、Googleカレンダーで面談日時を管理できるので、本業の予定や入りたくない時間帯は事前に記録をしておけば予約は入りません。
プログラムの進行に関しては、マニュアルやワークシートのテンプレートを用意していますが、受講生の進行状況に応じて、自分の裁量で進めることもできます。例えば自分の場合は、独自のフレームワークやワークシートを用意して、受講生との面談で使用していますね。
他にも、何か悩んだ時や困った時は、他のトレーナーやスーパーバイザー(トレーナーのオンボーディング・育成担当)に相談しながら進められるので安心して受講生に伴走することができます。
どんな方が受講しているのでしょうか?
40〜50代のミドルシニアの方が受講生です。転職前の職業も幅広く、専業主婦や派遣社員の方もいれば、公務員やこれまで一度も転職をせずに一社で長年勤めていた方もいらっしゃいます。
また、年収に関しても300万円の方もいらっしゃれば1500万円超の方など、幅広い方が受講されていますね。
受講生の方の年収や職業の幅が広いと思うのですが、どのような課題をもって受講してくれているのでしょうか? 違いはなにかありますか?
課題は違うようで同じだと思っています。仕事の棚卸しができておらず、自身の市場価値がきちんと理解しきれていないという課題がある気がしていますね。
特にポータブルスキルの具体化を重視しているのですが、この洗い出しや強みを引き出すという点では年収に上下があっても、職種が違っても同じことを徹底して行っています。棚卸しを行った上で課題は同じであると気づきました。
トレーナーを務めるメリット・向いている人
ライフシフトラボにおけるトレーナー職の魅力とは?
ミドルシニア専門のキャリア支援サービスはあまりないため、携われることに魅力を感じています。なぜかというと、40〜50代の方々は転職だけでなく、残りの人生もどのように過ごしていきたいのかということを、長期間かけて深く話をできるからです。通常の転職エージェントでは一回の面談で終わることが多い印象ですが、ライフシフトラボのトレーナー職では、時間をかけて向き合うことができます。
また、お客様自身もライフシフトラボのプログラムに魅力を感じ受講料をお支払いいただいているので、本気度も高いです。転職だけでなく受講生の人生に関わっていくということもあり、トレーナーが伴走していくレベルやスピード感も高く、前進感や変化感を感じられることも魅力の一つですね。
他にも、優秀な40〜50代中心のトレーナーの方々と人脈ができることも魅力の一つです。ライフシフトラボのトレーナーには一級キャリアコンサルタントも3人在籍しているので、自分自身のスキル向上につなげられます。
現在トレーナー職にはどんな人が所属している?またどんな人だと活躍できそう?
所属している人のバックグラウンド
- 人材紹介会社でCA・RAのいずれかの経験がある
- 上記の経験に類する転職支援の実績・実務経験がある
- 人事部にて中途採用業務経験がある
- 求人広告の営業経験がある
など様々なバックグラウンドの方が活躍しています。また、3人のお子さんがいる女性の方などライフステージも様々な方が所属していますね。トレーナー職のチームメンバーは現在70名程度です。
どんな方が活躍できそうか
もちろん、転職の話をする上では、RA・CAどちらでも構いませんが、人材紹介を経験している人が活躍している印象です。
また、ミドルシニアの方が受講生ということもあり、より細かなニュアンスを理解できる感性が重要ですね。転職市場への理解は、経験を積む中で深めていくことができます。
トレーナー職のやりがい
トレーナー職を経験することでのやりがいはありますか?
やりがいを感じる瞬間として、❶受講生のキャリアの気づきや、人生そのものの気づきを提供できた時❷実際に書類選考や面接の通過率が上がっていく様子を見られること、この二つです。
1. 受講生のキャリアの気づきや、人生そのものの気づきを提供できた時
受講生がプログラムを通して「転職とは?」といったキャリアの気づきや、人生そのものの気づきを提供できた時にやりがいを感じますね。
具体的にいうと、受講中に使用するワークシートで、これまでの人生やキャリアについて言語化し、棚卸しをします。受講生自身が「この経験ってこういうことかな?」と気づいたことに対し、トレーナーと改めて壁打ちをすることで確信に変わることがあります。こういった気づきを提供できる時はやりがいにつながりますね。
特に受講生からの嬉しかった言葉としては「自分の職業観が明確になってきた」「これまでの転職活動がうまくいかなかった理由がわかった」などが強く印象に残っています。最近では、受講生から「率直な意見が欲しい」「リアルにどう思っているかを聞きたい」と言っていただけました。そういった人生におけるキャリアを通じて信頼関係を築けることは、この仕事の大きな醍醐味です。
2. 実際に書類選考や面接の通過率が上がっていく様子を見られること
面接対策や職務経歴書の添削を通じて、実際に書類選考や面接の通過率が上がっていく様子を見られることも嬉しいですね。年収に関係なく、皆さん同じような課題を抱えていらっしゃいます。
面接練習などをする中で、一緒に解決し変化を実感していく様子を間近で見られることはやりがいだと感じますね。
こんな人に来てほしい!
最後に、どんな方に来てほしいですか?
まず、何より大切なことは事業の意義や価値に共感できることです。ただのキャリア支援ではなく「お客様の人生に寄り添い、伴走する存在であること」を大切にしています。人生のミドルスパートを文化にするという志を持つ方に来てもらいたいです。また、急成長中のスタートアップで、受講生の多種多様なキャリアの形に触れながら、自分自身もスキルアップしていきたい人にもおすすめですね。
単なるスキルや経験だけでなく「人の人生に寄り添える」という姿勢を大切にできる方と、ともに歩んでいけることを楽しみにしています。