私たちレクストホールディングスは、生活総合商社として、「ZERO to 浪漫」の経営理念のもと、失敗を恐れず常に挑戦しつづける会社です。

ITやDXを駆使し、生活をより豊かにする事業を展開することを使命とし、リユース事業・不動産事業を中心に、各部署が密に連携して生活に密着したサービスを運営しています。

今回はレクストホールディングス全体の人材採用・教育を担うレクストシェアードサービスで、人財部のマネージャーを務める中谷さんにインタビューを実施。人材採用にかける想いや、レクストホールディングスが求める人物像についてお話を伺いました！

【プロフィール】

中谷 弥佳（なかたに やよい）：株式会社レクストシェアードサービス人財開発統括部 人財部マネージャー。保育士の経験を経て、レクストホールディングスに入社。産休・育休を2回取得後、人財部の立ち上げに携わる。現在は主に新卒採用と入社前後の人材育成に従事。

採用に携わったメンバーの成長と活躍が一番のやりがい

――中谷さんのこれまでのキャリアは？

新卒で保育士を務め、今から10年以上前に当社の前身となる会社に入社しました。転職を決めた理由は、自分自身のライフスタイルを大切にしたいという思いがあったからです。

レクストホールディングスに入社した直後は、営業事務のようなイメージで、資料作成やお客様対応などに携わっていました。加えて、代表のサポートとして面接や教育研修に関わる機会もありました。そうした経験も活かし、2度の産休・育休を経て復職したタイミングで、人財部の立ち上げに参加させていただけることになりました。

――人財部のミッションと、そのなかでの中谷さんの役割を教えてください。

人財部のミッションは、入社から退職まで「人」に寄り添うチームであることです。メイン業務は採用ですが、1年半ほど前からホールディングス主導で採用から人材の教育、育成にも力を入れはじめるようになりました。

私自身も新卒採用や研修を中心に携わっていて、メンバーをマネジメントする役割を担っています。無事に節目の日である「内定式」や「入社式」の日を迎えられたときはほっとしますし、採用に関わったみなさんが現場で楽しそうに活躍している様子を見ることが私のやりがいにもなっています。

――各事業会社ではなくホールディングスが主体となって採用活動を進めているということでしょうか。

そうですね。新卒採用は募集から選考、人材配置や入社後の教育も含めて、ホールディングスが一気通貫で行っています。採用活動にあたっては、事業会社ごとの特色を踏まえ、各現場のニーズや課題感を吸い上げたうえで採用計画を立てています。

現在は特に入社前後で仕事に対するイメージのギャップが生じないよう、会社と学生さんとの間でしっかりと双方の理解が深められるよう努めていますね。内定者研修や新入社員研修のなかでも、当社のビジョンをお伝えしたうえで、共通の目標を目指して歩みを進められるようなアプローチを重視しています。

誰もが新たな事業の創出にチャレンジできる取り組み

――新卒採用に関しては、毎年1.5倍～2倍のペースで採用人数が増えています。レクストホールディングスとして、新卒採用に注力する理由を教えてください。

会社の思いや風土を継承していただけるエネルギーに期待をしているからです。当社の場合、ありがたいことに新卒入社者の離職率がとても低く、入社後もギャップを感じずに活躍してくれている社員が多いんです。

また、当社の既存メンバーは20代～30代が中心で、挑戦への活力というか、なにも恐れずに前に突き進んでいくパワーが特徴的です。新たな視点を循環させて、新しい事業をどんどん生み出すためにも、新卒入社メンバーの影響力はとても大きいと感じています。

――新卒入社2年目のメンバーが、事業会社の事業部長を任されたことがあるというエピソードも伺いました。

はい。当社にはCVC（チャレンジベンチャーコンテスト）制度という仕組みがあるのですが、部門や年次、性別を問わず、誰もが新事業や新サービスのアイデアを提案できる機会を設けています。コンテストは年に4回開催しているのですが、入社数か月のメンバーが参加することもあったりと、とても有意義に活用してもらえていると思っています。

たとえば、当社のリユース事業部門から独立した「キッズリユースサービス」を立ち上げたのが、当時入社2年目のメンバーでした。ほかにも、外国籍の女性メンバーが事業化した貿易系の会社では、リユース品の輸出や海外の方向けのサプリメント開発などを行っています。

――ビジネスアイデアの実現に向けて、チャレンジできる制度は素晴らしいですね。

そうですね。もちろん、0→1のビジネスだけではありませんが、ご本人がきちんと突き詰めて事業展開を考えていて、なおかつ「人生をかけてこの事業に取り組みたいんだ」という熱い想いや行動が伝わってくる提案は、会社としても真剣に受け止めています。ご本人が培ってきた実績や信用といったところも含めて、会社としても投資させていただくイメージです。

もちろん、実際に事業化することが決まれば、会社側から経営に関するノウハウも提供しますし、ある程度事業が回るまではサポートをしていきますよ。

ありのままの自分を発揮しながら働いてほしい

――レクストホールディングスの新卒採用では、インターンシップでロールプレイングゲームを取り入れたり、選考ですごろくを用いたりユニークなワークショップを実施したりしていると聞きましたが、その理由を教えてください。

目的は主に2つです。1つ目が、採用ブランディングの観点で、当社としてのオリジナリティを出したいから。そしてもう1つが、学生のみなさんの素の姿を見られる選考にしたいからです。

当社としては入社前にいかにミスマッチを減らせるかというポイントを大切にしています。そうしたなかで、ただ当社の想いや考え方を説明するのではなく、ゲームを通じて学生さん自身に当社の魅力を体感してもらうこと。同時に、ゲームに対する学生さんの向き合い方や人となりを観察させていただくことで、双方のギャップを減らしていけるのではと考えています。

――とてもユニークな取り組みですね。ちなみにこのようなゲーム型の選考に対して、学生のみなさんからはどんな反応がありましたか？

単なるグループ面接とは異なり、横のつながりができてよかったという声や、このメンバーでもっと一緒に研修を受けてみたいといった声をいただくことが多いですね。

ほかにも、当社の場合はインターンシップ、選考、内定者フォロー、入社後研修を1つの線としてつなげていくことを意識していますので、これらのステップを通じて会社や一緒に働く仲間への理解が深まったという意見もいただいています。

あとは、学歴などのうわべではなく、自分のことを1人の人間として見てもらえて嬉しかったという反応もあって、当社としてもきちんと目的が伝わっていたんだなと安心することができました。

――レクストホールディングスが求める人材像を教えてください。

「素直」な方、そして「挑戦意欲」や「成長意欲」のある方です。

特に素直さについて、当社は学歴や性別ではなく、一人ひとりのパーソナリティやモチベーションを重視した採用を行っています。最近ではジェンダーや国籍なども超えて、本当に多様なメンバーが増えてきました。だからこそ、「着飾らないありのままの自分で、自分らしく働きたい」と思っている方に来てほしいと思っています。

――最後に、学生のみなさんへメッセージをお願いします。

当社には自分がやりたいことに向けて挑戦できる風土もありますし、社員のみなさんの働きやすさを第一にさまざまな制度を整えています。

たとえば、産休・育休制度に関しても、当社では私が初めて取得したのですが、その後は多くの女性社員が活用していますし、近年は男性社員の取得も増えてきました。私のころは時短勤務も3歳まででしたが、現在は小学校入学前までに延びたり、リモートワーク制度を活用できたりと、子どもを産んでも働きやすい会社になりました。

ぜひ前向きに自分らしく働きたいと考える方に、応募していただけたら嬉しいですね。