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海外ワーケーション滞在記!ベトナム人の私がアメリカでのワーケーションに挑戦するまで【前編】

新しい働き方!!海外でのワーケーション!【前編】

~1か月間のアメリカ滞在~

こんにちは。サラです。

私は前職では、ベトナムで日系オフショア開発会社に勤務していました。その後、日本に移住することとなり、それまでの経験を活かすことが出来る、IT系の会社で日本とベトナムを繋げる仕事をしたいと思っていました。

そんな時、モアアジアの求人を見つけて応募、2022年にブリッジシステムエンジニアとして入社しました。

ブリッジシステムエンジニアの主な業務は以下の通りです。

  • お客様のご要望を分析し、ベトナム側のエンジニアに指示を行う。
  • お客様とベトナム側エンジニアの間に入り、開発から納品まで、資料の翻訳やミーティングで進捗の確認を行い、調整をする。
  • 納品まで、繰り返しテストを実施し、調整指示を行う。

現在は、週に一度、チームメンバー毎に出社をしていて、その他は自宅でのリモートワークです。

モアアジアでは、福利厚生制度として、ワーケーションを取り入れています。ワーケーションとは、仕事を意味する「work」と休暇を意味する「vacation」を合わせた言葉で、2000年代にアメリカで誕生したと言われています。自宅以外のリゾート地などに出かけて仕事をしながら休暇も楽しむという働き方のことです。

アメリカやヨーロッパでは、新型コロナウィルスが流行する前から、リモートワークを行う人口が非常に多く、推奨もされてきました。コワーキングスペースやテレワークセンターの設置も多く、日本以上に充実し、環境面で整っています。

これまで、社内ではワーケーション制度は数多く利用されてきましたが、約一か月間、それも海外でのワーケーションは実績がありませんでした。

今回、私がどのような経緯で約一か月、アメリカでのワーケーションに至ったのか、経験談をご紹介したいと思います。

【日本国籍の取得とアメリカにいる姉への思い

私は日本人の夫を持ち、日本国籍取得の為準備を進めてきました。

日本国籍取得に向けて、最も大変だったのが、何十種類もの必要書類の提出でした。約2年間かけて、書類を準備し申請を行いました。

そして今回無事に日本国籍を取得することが出来ました。

私には、カリフォルニアのアナハイムに姉がいます。その姉とは、約20年間会えずにいました。

通常、渡米のビザを取得するのはとても大変なのですが、今回日本国籍を取得したことで、渡米の為のビザを取得する必要がなくなりました。日本国籍の人は、90日以内のアメリカ滞在目的の場合、ビザの代わりにアメリカの電子認証渡航許可システム(ESTA)をオンラインで事前に取得すれば、ビザは不要で入国が可能となります。

また近年、世界各国でワーケーションやリモートワークに特化したビザが導入されており、世界中で受け入れ体制が整いつつあります。

私も渡米可能な状況となり、大好きな姉に会いたい気持ちが日増しに募っていきました。

【今しかない!と社長に直接相談】

モアアジアの北田社長は寛容で常に新しい考えを持っており、困った事があればいつでも話を聞いてもらえる存在です。そこで、思い切って私の思いをお伝えし、相談してみることにしました。

すると、すぐに2つ返事で「もちろん良いよ!アメリカに行っておいで!!」とその場で許可をいただけました。

海外での長期リモートワークは前例がないため、どのような返答を頂けるか不安でしたが、温かいお返事を頂けて、本当に嬉しかったです。

私はアメリカでのリモートワーク中、日本の勤務時間と同じ時間帯で業務を行うつもりでいました。しかし、日本とアメリカのカリフォルニアでは17時間の時差があり、日本と同じ時間帯で業務を行うと、17:00~26:00となります。北田社長は私の体調面等を気にかけてくれて、日本側と勤務の時間が少しでも重なれば、アメリカ時間で業務を行うことを認めてくれました。

モアアジアは、社員ひとりひとりの事情も考慮し、それに合わせたフレキシブルな働き方が実現する会社です。決して一般的には実現出来ないことも相談でき、どうすれば希望に近づき、業務でのパフォーマンスも発揮できるかを一緒に考えてくれます。

【いよいよアメリカへ出発】

そしていよいよアメリカへの出発日を迎えました。アメリカに行くのは今回が初めてで単身渡米でしたが、とにかく楽しみで気持ちが高ぶっていました。

アメリカ行きの機内では、長い間会っていなかった姉を想いながら過ごし、姉と直接話したい事が山程あり、早く会いたいという気持ちでいっぱいでした。

空港に降り立ち、20年ぶりに姉と再開した瞬間は、お互いに抱き合い、これまでの思いが溢れ、言葉にならない思いでした。

【時差がある中でのリモートワーク】

今回は姉が住んでいる家に滞在をしていました。

アメリカ時間で11:00〜20:00 (日本の4:00〜13:00)の時間でのリモートワークです。

<<1日のスケジュール>>

8:00:起床、シャワー、朝食、家族との時間

11:00:仕事開始

  • 仕様書やQAの確認・翻訳・纏め
  • テスト
  • 資料の作成など

13:00:昼食

  • 仕様書やQAの確認・翻訳・纏め
  • テスト
  • 資料の作成など
  • メンバーとのミーティング・確認業務
  • お客様とのミーティング・確認業務

20:00:仕事終了、夕食(外食・ショッピング)、家族との時間、シャワー

24:00:就寝

当時私が担当していた案件は、2名のブリッジシステムエンジニアで担当をしていました。勤務時間が重なるタイミングで、細部まで打ち合わせを行いました。そして、お客様やベトナム側エンジニアとのやりとりをリアルタイムで対応するのは、主にもう1名が担当し、私は、リアルタイムで対応する必要がない業務を進めていく様分担しました。

日本時間午前10:00〜13:00の間は、私もリアルタイムでコミュニケーション可能なので、お客様との定例会議に参加することが出来ました。また、チームとのミーティングをその時間帯に調整したり、その他の時間帯は一人でも作業できる業務を進めていくように工夫をして業務を進めました。

それらの工夫を行うことで、大きな問題が発生することは一切無く、担当案件の進捗もスムーズでした。

また、私が会社から特別に許可をもらい、アメリカでリモートワークを行うことを知っていた姉は、私が仕事をする環境を最大限整えようと、スタンディングデーブルと椅子、モニター等を事前に用意してくれていました。多くの支えがあることにとても感動し、同時に皆の思いに応えたいという気持ちで、仕事により一層励むことが出来ました。

また、姉の自宅は法人向けのWiFiプランを利用しているため、インターネットも高速で、快適な環境でした。

アメリカ滞在中の12月、半年に一度実施しているモアアジアの納会がありました。

納会の開始時刻は日本時間15:00〜で、ロサンゼルス時間だと22:00〜と少し遅い時間でしたが、特に不都合は無く、オンラインでアメリカにいる私を、モアアジアのメンバーが温かく受け入れてくれました。納会では、それぞれの部署、チーム毎、社長の発表を聞き、皆で今後の意欲を高め合い、とても有意義な時間となりました。

今回、私の夫の会社では、残念ながらアメリカでのリモートワークの許可は降りませんでしたが、有給休暇を取得して、お正月はアメリカで一緒に過ごすことができました。家族と過ごしたお正月は、忘れられないとても大切な思い出となりました。

【アメリカ滞在で得たこと】

約1か月のアメリカ滞在を終え、帰国の時が来ました。

今回、私は多くの学びや気付きがありました。

・現地のアメリカでの英会話を体験出来て、自身の英語能力に良い影響があった。

・ネイティブの英語を聞き取れない事があった。スキルアップ意欲が湧いた。

・アメリカ文化を肌で感じられた。

・アメリカの方々は、元気に満ち溢れていて、滞在中には多くのエネルギーをもらうことが出来た。

・良い環境に身を置くことで、より仕事へのモチベーションが向上した。

・このような機会を認めてくれたモアアジアがますます好きになった!

・姉と一緒にいられて、姉の料理がとても美味しくて、毎日最高な気分!

あっという間の滞在でしたが、とても充実した日々を過ごすことが出来ました。

姉に、絶対にまた会いに来ることを約束し、幸せいっぱいで日本に戻って来ました。

今回の経験を経て、今後の仕事への意欲がみなぎり、モチベーションアップです!

モアアジアの仲間には、役割分担等で協力してもらい、本当に感謝しています。業務の能率もアップし、担当している開発業務は滞りなく進みました。

これからもお互いに協力し合い、連携して進めていくチームでありたいと思っています。

有意義な時間を過ごすことが出来て、感謝の気持ちでいっぱいです。

次回、後編ではアメリカ滞在中の休日についてご紹介します。

【後編】https://www.wantedly.com/companies/company_1599754/post_articles/529050

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