簡単操作で事前決済!街のパン屋さんの取り置きアプリsacri(サクリ)
sacri(サクリ)は無料で使える街のパン屋さんの取り置きアプリです。お気に入りのパン屋さんのパンの焼き上がりをお知らせ。事前決済して受け取るだけだから、人気店のパンが簡単に手に入ります。
https://sacri.jp/
どうも、株式会社エルボーズの椿原と申します。
弊社は、「"誰と、どこで、何をするか を、もっと自由に。」をミッションに掲げ、2017年創業のスタートアップです。
フルリモート×フルフレックス×フリーランスチームで、新規事業に特化した伴走型開発チーム「ATTEND biz(アテンドビズ)」を運営しています。
今回、弊社がサービス開発を支援させていただいた株式会社sacri 代表取締役CEOの大谷パブロ具史さんにお話を伺いました。
ベーカリー業界が抱える課題をITの力で解決するフードテック(パンテック)カンパニー、株式会社sacri。同社が提供する街のパン屋さんの取り置きアプリ「sacri(サクリ)」は、2020年秋の正式ローンチ後、TVにも取り上げられるなど話題を呼び、会員数も出店地域も拡大し続けています。
sacriは、街のパン屋さんのパンを簡単にお取り置きできるアプリです。アプリをお持ちのお客さまのもとにはお気に入りのパンの焼き上がりがプッシュ通知でお知らせされ、アプリ上でどこからでも簡単に事前決済と取り置きが可能です。
それと同時に、sacriはパン屋さんに特化したマーケティングソリューションでもあります。パン屋経営者の多くが抱える、供給バランス、店舗オペレーション、店舗集客などのさまざまな課題をsacriを通して解決し、経営サポートすることを目指しています。
東京・神奈川・千葉の首都圏からスタートし、今年の10月末に正式ローンチしたばかりですが、現在すでに北海道、京都、大阪の店舗も出店し、これからさらにサービス地域を拡大していきます。
sacriの構想を得て開発をスタートさせたのは昨年、今年の春頃までは僕と副業エンジニア数名の小さなチームで開発を進めてきました。当然、僕自身が開発内容やスケジュールまで全てをみていましたが、事業戦略を考えながらプロジェクト全体もみて、パン屋さんとコミュニケーションも行うとなると、すべての業務をひとりでこなすには限界がありました。
そのような状況を見直し、自分が一番専念すべきことに集中できる体制にしたいと考え、「プロジェクトマネージャー(以下、PM)をお願いできないでしょうか?」とお世話になっている方に相談をしたことがきっかけでした。
その方からいただいたお返事の中で、「PMは僕でもできるけれど、もっと適任がいますよ」と教えてもらったのがATTEND bizだったんです。ちょうどATTEND bizさんで開発された「みらいの食券」がリリースされた頃で、初期立ち上げが良く、価格もリースナブルで動きがいいと話を伺いました。
開発を外部に委託する際、エンジニアとマッチングさせて終わりというのが一般的じゃないですか。そんな中、プロジェクトに伴奏してくれて、価格も抑えられて、いい動きをしてくれるなんて、三拍子が揃うことは正直なかなかない。それが可能ならすぐに紹介して欲しいとお願いをして、今年の6月からATTEND bizでの開発がスタートしました。
sacriの場合は開発がすでに進んでいたので、PMの方1名とエンジニアの方1名、合計2名が既存開発チームに加わってもらう形で、当時から現在までサポートいただいています。
正直に話すと、最初は大変でしたね(笑)sacriの場合、ATTEND bizさんが得意とする新規事業の立ち上げではなく、イレギュラーなパターンとして既存開発に入ってもらったこともあってか、開発内容やスケジュールのすり合わせに苦労しました。
でもコミュニケーションを積み重ねていくことでその課題を解消できましたし、PMの方もエンジニアの方も、開発に生じたズレを挽回するように本当に頑張ってくださいました。今では、ATTEND bizさんに依頼して、本当によかったと思っています。
現在は、サービスのフェーズとして内製化検討のタイミングに来ているのですが、あまりにも開発チームが上手く機能しすぎていて、正直ATTEND bizさんを離れるのが不安になるくらいです。
できていますよ。僕自身は、ユーザーさんやパン屋さんの声を拾ってサービスに反映するという現場に一番近いところで活動していて、開発周りについてはPMの方にお任せできている状況です。
現在、僕が一番力入れているのは、「店舗に対するサービスの質の向上」です。
サービスローンチ以降、ありがたいことにすでに数十回も利用してくださるお客様さまがいますし会員数も増え続けているので、サービスとしてのMVP(Minimum Viable Product)の基準はクリアできているのかなと思っています。
その一方で、sacriを通して一店舗あたりの収益向上をいかに図るか、パン屋さんの経営にいかに役立てるサービスにしていくかという面においてはまだやるべきことや課題が数多くありますし、それと同時にサービスの要にもなってくるので、もっと力を注ぎたいポイントでもあります。
そのような状況の中で、専属のPMがいてくれることで、僕は現場でお客さんと向き合う時間が担保できますから本当にありがたいですね。
開発全体をみながらスケジュール調整や進捗把握をしてくれるので、僕自身が細かいことを気にしなくても良いところですね。
週ごとに開発の動きは決めているものの、現場でいただいた声をできるだけ早くサービスに反映しようと思うと、どうしてもスケジュールや作業内容に変更が生じてきます。でもエンジニアからすれば、「え、また変わったの?」と不満に思うこともゼロではないはずです。そういう部分も含めてPMの方がうまく取りまとめてくださって、コミュニケーション、スケジュール調整など、全体マネジメントを行ってくれます。これは非常にありがたいですよね。
そうやって現場と開発をつなぐ橋渡し役をしてくれているおかげで、ここまで事業を順調に事業を進められていますし、僕は自分の仕事に集中できています。
スピード感のある開発と、そこに成果が伴っていることですね。
sacriはAndroid版アプリのリリースをもってして正式ローンチとしたんですが、実は当初、Android版リリースは年内にできればいいくらいに思っていました。
でも実際に現場でお客さまの声を聞いてみると、Android版を求める声が想像以上に多かったんです。sacriをお使い頂いている方の年齢層が想定よりも高かったのでAndroidユーザーも多く、パン屋さん側から強い要望をいただきました。そこで開発側と相談し、開発スケジュールを早めることにしました。
着手してもらったところ、開発に三ヶ月は要すると思っていたものが、最終的には一ヶ月で完成したんです。これには驚きましたね。
ATTEND bizさんだけの成果ではないですが、間違いなくATTEND bizさんがチームに加わっていなければ実現できなかった爆速開発でした。
つい最近では、お店の経理の方から「管理画面に売上げ内訳が見れる機能が欲しい」という要望をいただいたことがありました。それをすぐにエンジニアさんに相談してみると、なんとものの2日で作ってくれたんです。
ご要望いただいた経理の方に早速お伝えしたところ、「もうできたんですか?すごいですね!簡単に見れるようになって嬉しいです」と驚きと喜びの声をいただけたことが、僕自身は本当にうれしかったですね。
あとは、ATTEND bizさんとご一緒することで、選択肢が広がったと思っています。
今お話しした管理画面の機能開発は、ATTEND biz所属で宮崎にいるエンジニアさんが実装してくれたんですが、離れた場所でもオンラインだけの繋がりでも仕事は実現可能であることをこれまでの数ヶ月で体感してきました。以前はface-to-faceの仕事に慣れていたので最初は不安もありましたが、むしろ今は可能性が広がっている感覚があります。
仕事の仕方やタイミングは人それぞれで、昼に仕事がしやすい人もいれば、夜しかできない人も、週末だけの人もいます。そうやっていろんな人がうまく噛み合って、仕事が常に回り続けているのがATTEND bizさんの特徴でもあり、良さでもあるなと感じていますね。
「こんなことをやりたい、こんなサービスを作りたい」って気持ちを持っている人には、是非ともおすすめしたいですね。
アイデアはあっても「作るのは大変だし、作る人もいない…」って諦めるが多いんです。でもそこで諦める必要はなくて、ATTEND bizさんに相談すれば、エンジニアだけではなくPMを含めたチームで加わってくれるので、開発の知識がない人でもうまく回せる仕組みが作り出せます。
体制としてもミニマムスタートができ、その後の進め方に関しても拍車がかかるはずです。実体験として僕自身がそれを体感しているので、ありとあらゆる領域でアイデアを形にしたい人にはおすすめできますね。
事業のタイミングによっては採用という選択肢もあると思いますが、初期段階は特にATTEND bizがいいと思います。なぜなら、自分に知識がなくてもいいチームがつくれるからです。
自力で一人ひとり採用していこうとすると、その人がスキル的にマッチするのか?依頼するとどのくらい時間がかかるのか?など、すべてを自分で判断しなければなりません。でも自分がエンジニアでない限り、その判断材料は持ち合わせていないと思います。
優秀な人ほど採用できないという構造がある中で、信頼できる専門知識のある方が「sacriの要望に合致するじゃない?」とか「この人はスキル的にもカルチャー的にもマッチしそう」という采配まで上手くしてくれるというのは、とても助かりますし、安心感がありますよね。
開発手法としても、最近ではノーコード開発という選択肢も増えてきましたが、サービスに合致するプロダクトって結局は唯一無二だと思うんです。サービスを突き詰めてやりたい人には、よりATTEND bizさんによるサポートで開発を進める方がいいんじゃないかと思います。
ベーカリー業界というのは、とにかくインフラが整っていない業界で、店舗経営にはたくさんの課題があります。そのような状況の中で、パン職人でもありオーナーさんでもある方は、朝2時からずっとオーブンに張り付きで仕事をしていて、とにかく忙しくされているんです。
sacriは、そういった方々の手助けができるサービスとして、全国のパン屋さんに使ってもらえるインフラにしていきたいと思っています。そのために、まずは今できることで着実に結果を出していくことが僕の任務ですね。
sacriがここまでこれたのは間違いなくATTEND bizさんのおかげです。その恩返しができるよう、結果を出してサービスを成長させて、「sacriってATTEND bizでやってるんです!」ってATTEND bizに関わるみなさんが思わず自慢したくなっちゃうようなサービスにしていきたいですね。
以上、株式会社sacri 代表取締役CEOの大谷パブロ具史さんのインタビューでした。
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