「関係人口を増やしたい。」
地方創生に関わる人であれば、一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。
「イベントは開催できた。でも、その後が続かない。」
「移住にはまだ早い層との接点がつくれない。」
「関係人口をどう成果として説明すればいいか分からない。」
私たちおてつたびも、創業以来ずっと同じ問いに向き合ってきました。
"一度きり"ではなく、地域との関係が続くには何が必要なのか。
そんなテーマを、今回はアウトドアプラットフォーム「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップさんと一緒に考えるオンラインセミナーとして開催しました。
「働く」と「趣味」。入り口は違っても、人は地域を好きになる。
今回のテーマは「続く関係人口のつくり方」です。
おてつたびは「働く(お手伝い)」という入り口から地域と出会うサービス。一方、YAMAPさんは「山」「アウトドア」という趣味を通じて地域へ足を運ぶきっかけを生み出しています。一見まったく違うサービスですが、実は共通していることがあります。
それは、
"人は目的があるから地域へ行き、その土地の人との出会いによって地域を好きになる"
ということです。
私たちは、観光だけでは生まれにくい関係性を、「地域で誰かと一緒に働く」という体験から育んできました。YAMAPさんは、自然や登山という共通の趣味を通じて、地域とのつながりを育んでいます。入口は違っても、目指している未来は同じでした。
おてつたびが考える「関係人口」
私たちは、関係人口を「地域住民・地域事業者を起点とした、顔の見える関係性」だと考えています。地域を好きになる理由は、景色だけではありません。
「あの旅館の女将さんにまた会いたい。」「農家さんが今年も待ってくれている。」
そんな"人とのつながり"こそが、地域へ何度も足を運ぶ理由になります。だからこそ、おてつたびでは、地域住民や事業者が抱える人手不足という課題を解決しながら、地域外の人との信頼関係を育むことを大切にしています。
地域課題の解決と、関係人口の創出。
この2つは別々ではなく、同時に実現できるものだと考えています。
数字が証明する、「続く関係」
現在、おてつたびには約10.7万人のユーザー、全国約2,700事業者が登録しています。
そして参加者へのアンケートでは、
- 81%が「おてつたびがなければ訪れなかった地域」
- 86%が「またその地域を訪れたい」と回答
- 初めて訪れた地域が70%
という結果が出ています。私たちは、これこそが「続く関係人口」の姿と考えています。