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ナッジ株式会社、採用担当です。
当社は、スマートフォンを利用した次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を発行するフィンテックスタートアップです。
次々と新しいサービスをリリースし、大型の資金調達を成功させているナッジには、それぞれの分野で経験のあるメンバーがジョインしてきています。
今回は、「オーナーサクセス」を担当している大出 亜美(おおいで あみ)さんにインタビューしました。
ナッジでの働き方や会社の雰囲気がよく分かる記事なので、転職を考えられている方は、ぜひ参考にしてください。
ーーまずは、ナッジ入社までにどんな仕事をしてきたか、聞かせていただけますか?
地元群馬の化粧品メーカーにて、若年層をターゲットとした美容商材の企画・開発・EC販売マーケティング担当として新卒から11年間働いていました。
モデルさんやインフルエンサーさんとのタイアップ商品にも多く携わらせていただき、開発した商品の撮影ディレクションやSNSや美容アカウントでもマネタイズ戦略なども担当。
たくさんのお客様に商品を知っていただいて実際に手にとってもらい、最終的にはお客さまに喜んで満足していただけるような施策を一貫して実施していました。
ナッジは異業種からの転職で、まさか自分が大手町のフィンテック企業で働くとは想像もできなかったです。
ーーナッジと出会ったきっかけを教えてもらえますか?
前の会社には11年間も所属していたので、このまま定年まで働くという選択肢もあったのですが、ある日その会社が東京の企業に買収され、自分と会社の方向性に違いが生じてしまったんです。
ちょうど私の年齢が30歳になったタイミングで、「このままでいいのか?、ステップアップしたい」という気持ちもあり転職を考え始めました。
そんな中、私の元々の友人がナッジのユーザーサポート担当をしていて、久々に会った時にナッジについて教えてくれたんです。
その時はシンプルに「面白い会社だな」と思っただけなんですが、その友人の紹介でナッジの方とカジュアル面談を行い実際の業務内容を聞いたところ、どんどん興味が沸き実際に働いてみたいなという気持ちになりました。
ーー前職からナッジへ転職した決め手を教えてください
大きく分けて3つあります。
1つ目は、ナッジがサービスを提供するお客様の層が広いことです。前職では美容商材を扱っていたので、基本的にターゲットは女性でした。ナッジは、年齢や性別、職業などをあまり問わないサービスなので、今までと違い男女問わず喜んでいただける商品を提供したいという気持ちが芽生えました。
2つ目は、ワクワクするビジネスモデルであることです。金融とかクレジットカードとか聞くだけで「難しい」とか「ハードル高い」という勝手なイメージを元々持っていましたが、ナッジカードの「推しを応援できる」VISAクレジットカードという今までにない特徴を知って、印象がガラッと変わったんです。
私自身、いちユーザーとしても使い続けたいなというふうに思えるサービスを提供しているナッジにとても共感しています。
3つ目は、家庭生活と仕事との両立がしっかり図れることです。私は結婚していて将来子供も欲しいと考えています。そうなると通院や出産で仕事を離れるタイミングがどうしてもあります。そのことをナッジの面談で話したところ、それらを全て理解してくれました。産休や育休の制度があることも安心材料の一つですね。
金融リテラシーがあまりない私でも分かりやすいサービス、これをもっと沢山の人に広めたいなと強く思い、さらに働きやすい環境にも魅力を感じ転職を決意しました。
ーー実際に働いてみて、ナッジはどんな会社ですか?
一言で表現すると「とても風通しのいい会社」です。社員の上下関係もなく、とてもフラットで、自分の意見を言い合える環境だと感じています。
大手企業と違い、昔からのルールやお作法のようなものはなく、常にスピード感を持ってPDCAを回していくイメージです。
例えば、入社間もない私の意見がすっと通ったり、ややピントがズレた私の提案にでも頭ごなしに否定してくる社員は一人もいません。
自分もしっかり会社運営に関わっているという責任感を感じながら仕事をしています。
入社して少し手間取った点をあげるとすると、初めてのリモートワークです。前職では普通に出社して対面で話ができ、わからないことも直ぐにすり合わせすることができましたが、リモートだとわざわざ文章にしてコミュニケーションを取る必要があります。
また、在宅なので生活と仕事の切り替えがし難いことも課題でした。この点に関しては、朝起きたままの格好で仕事を始めず、着替えてメイクもして誰かに見られても恥ずかしくないようにすることで、生活と仕事のスイッチを切り替えています。
ーー働く環境などはいかがですか?
私は基本的にフルリモートで、先ほど言った通り初めは不安でした。「しっかり仕事にキャッチアップできるか心配だ」ということを、ぽろっと先輩に話したところ、その後直ぐにバーチャルオフィスが導入されたんです。
バーチャルオフィスというのは、PC画面にオフィスの平面図が表示され、そこに社員がアバターで出社するアプリケーションです。
パッと見て誰が出社しているかわかるし、話しかけていいタイミングかどうかも一目瞭然です。また現実空間同様、会話している社員に近づいたらその会話が聞き取れるようになり、会話に参加することができます。
このバーチャルオフィスが、私の「不安な一言」をきっかけに爆速で導入されたのには本当に驚きました。
働く時間に関しては非常にフレキシブルで、出社しないといけないコアタイムは13時から14時の1時間のみです。それ以外はフレックスなので、例えば朝に家庭の用事がある場合には、お昼からの出社にして働くなどの調整が可能です。
また仕事に必要なガジェットは会社が支給してくれます。PCはWindowsかMac選択が可能で、私は最新型のMacBookを使っています。仕事効率が上がるものなら会社が進んで支給してくれるので、在宅に便利な外付けモニターを購入してもらいました。
ーーナッジ入社から現在までのお仕事内容をお聞かせいただけますか?
主にオーナーサクセスを担当しています。この業務では、ナッジカードを作ってくださる企業や団体(クラブオーナー)の開拓と、実際にカードのクラブ開設を行う際のサポート。その後、各クラブの施策立案を推進します。
クラブオーナーと一緒に、ユーザーが喜んでくれる特典を考えたり、ライブなどのリアルイベントの開催も企画したりしています。
特典に関しては、ユーザーにナッジでしかできない特別な体験をしてもらうことで、クラブ自体を盛り上げていけると考えているので、何か企画する際はいかに特別感を演出できるかがポイントです。
最近では、「SAMURAI SONIC」が東京ドームシティホールで行った音楽フェスで、参加者特典としてQRコードを使ったNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)を配布しました。
さらにこのNFTを受け取ってくださった方の中から抽選で1名様にチケット代金キャッシュバックキャンペーンも実施し、お客様からは非常に良い反応をいただきました。
このNFTはナッジアプリ上でユーザー間で交換できるので、さらにNFTが広く配布されることでファン同士の交流が生まれることも期待できます。
また、このNFT配布をきっかけに、ナッジに入会してくださる方も多いので、これからもより魅力的なNFTの特典を考えていきたいです。
ーーナッジで、これからどんな仕事に取り組みたいですか?
まずは、私自身で「スタークラブ」の獲得を目指したいです。
私がオーナーサクセス業務を始めてから、お客様から問い合わせいただいてクラブオーナーを設立したり、既存のクラブの新しい運営提案などは行ってはいますが、私自身が初めから営業してクラブ開設まで至った経験がないんです。
ナッジには既に100を超えるクラブオーナーさんに参画いただいていますが、知名度の高い「スタークラブ」を増やすことでナッジをより多くの方に認知いただき、結果として他のクラブも知っていただく機会を作りたいです。実際、ナッジカードはそこまで認知が広がっていないので、「クレカといえばナッジ」と皆さまが認識してくれるレベルまでいけたら最高だなと思います。
ーー将来の夢や、なりたい自分像があれば教えてください
20代の時は「辛いことも経験だ!」と、あまりやりたくない仕事もこなしていました。それはそれで必要な時間だったと思うんですが、これからは当時の経験も生かして本当に自分の好きなことを仕事にしていきたいと考えています。
単なるお金儲けだけではなく、自分が成長できてお客様にも喜んでいただける仕事を通じ、私が歩んできた証のようなものをしっかり残していきたいですね。
もちろん、仕事だけではなく私生活も充実させたいので、そういう意味でもナッジの柔軟な働き方は私に合ってると思います。
ーー転職活動中の方にメッセージをお願いします
私も初めての転職でしたが、転職を考えている方は、まずは勇気を持ってはじめの一歩を踏み出して欲しい。
変化することは確かに怖いし、現状維持はとても居心地がいいものです。
ただ、転職を考えてるってことは、きっと自分が変わりたいとか、今の状態から抜け出したいと思っているはず。
その心の声に素直に従って、ちょっとだけ、一歩でも半歩でも踏み出してみる。
そうすることで、きっと全く違う景色が見えてくるはずです。
もし、ナッジに興味がある方いらっしゃれば是非、ご連絡くださいね。一歩踏み出すお手伝いができると思いますので。
ーーおわりに
いかがでしたでしょうか。
ナッジ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
少しでも興味を持っていただいた方は、お気軽にナッジまでご連絡ください。
インタビュー・文章・写真:山咲かもめ