今回は新卒入社一期生で入社したWebチームメンバーの沖圭一朗さんをゲストにお話を伺いました。前回のインタビューから早くも１年が経とうとしている今、彼はどんな変化を遂げているのでしょうか？

入社時から現在までの仕事や今後の目標、さらには社会人になってからのプライベートの過ごし方まで、余すことなくお聞きしましたのでぜひ最後までご覧ください。

▽沖さんの入社一年目のインタビューはこちら

沖圭一朗 Keiichiro Oki　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022年入社。Webチームのフロントエンジニアとして入社し、今では海外拠点（フィリピン）のリーダーもこなす。休日はサウナ巡りやスポーツをしてアクティブに過ごしている。おいしいものを食べるのが好きで、週末には足を伸ばして関東周辺のグルメを堪能しに行くことも。

ー入社からまもなく２年。今の心境は？

前回のインタビュー（入社１年目）を行った頃は業務で手一杯な部分も多かったのですが、そこからさらに１年経ってもちろん業務にも慣れましたし、やれることも増えたので、今の心境としてはもっと会社を引っ張っていける存在になりたいと思っています。

あの頃よりも今は少し余裕が持てるようになって、自分のことだけでなく周りのメンバーや会社全体のことも少しは見えるようになったと思います。自分が出来なかったことが少しづつできるようになって、その自信がポジティブなマインドや余裕を生み出してくれたような気がしますね。

ー今の仕事内容とポジション

現在はWebチームエンジニアのリーダーに加えて、フィリピンチームを取りまとめるリーダーも兼任しています。チームを円滑に進めるためにミーティングやヒアリングを行ったり、フィリピンチームのタスク管理や各チームのマネジメントもリーダーとして行っています。リソースの管理や案件の進捗管理はもちろん、メンバー個人またチームとしての方向性や目標を定めてリーダーとして率先して実践していくことを意識しています。

ーリーダーになるまでの道のり

入社当時から、日々の案件を着実にこなしていきながら受け身にならずに、前向きにより良い方法や手段を提案したり、目標に向けて率先して動いていました。結果としてリーダーに任命された気がします。

大きな心境の変化があったのはリーダーになってから。任命していただいたときに「リーダーとはなにか」という根本の部分から改めて考えるようになりました。今までは自分自身の業務やキャリアについて考えることが多く、矢印が常に内側に向いているような感覚でしたが、今ではメンバーやチームの状況を一番に考えるようになったので、その矢印が外側に向き、視野が広くなりました。

実際にリーダーになってみて、チームとメンバー一人一人を見れる大きな視野が必要だということを実感しました。これまで自分の案件やスキルアップに精一杯だったところを、チームさらには会社全体のことまで常に考えて動く必要があるので、そこは苦労した部分でもあります。

ー海外拠点と働くこと

海外拠点とはコミュニケーションを取りながらタスクや状況によって案件を振り分けています。初めて海外メンバーとの業務を経験してみて、自分は英語が好きなのでそれを業務に生かせる楽しさをひしひしと感じましたね。

それと同時に予想通りではありましたが、難しい部分も多かったです。言語の壁があるので、普通に指示を出すだけでもうまくニュアンスが伝わりきらないことがあって、そこをどうお互いの共通認識にしていけるのか試行錯誤しながら挑戦しました。大変な分、うまく進んだときや無事に完成したときのやりがいも大きいですね。

海外拠点について今後考えていることは、メンバー内でもっと積極的にこれからのチームについて話していけたらと思っています。これまでのミーティングでは案件の話をすることが主で、チームや個人についてはそこまで深く掘り下げていなかったので、メンバーみんなでチームや会社を考えるような環境作りをしていきたいです。

―やりがいを感じる瞬間

コムデにはメンバーの「これやりたい！」を叶える裁量権のある環境があると思うので、まずはしっかり仕事をこなして、自分のできることを増やしていくことで新しいことも任せてもらえた気がします。新しいことに挑戦するのに期待と不安はつきものですが、こうして自分から発信し、それが叶う、そして発展していくことでとても大きなやりがいを感じています。

実際に今も、これまでは使っていなかった技術を使用しての制作を案件に落とし込めるように試行錯誤しています。会社として業務をこなしながら、新たなことに挑戦するのはなかなか一筋縄ではいかないことも多く大変ですが、一歩づつ進んでいく中で大きなやりがいと楽しさを感じます。

―変化の一年で得たもの

１年前と比較すると、苦労するポイントが変わったような気がします。最初の頃は自分が目の前の仕事が出来なくて悩むことが多かったのですが、今は会社をどうより良くできるかだったり、自分が今行っている新しい技術の落とし込みだったり、そういった部分で悩み考えることが多くなったので、少しずつステップアップは出来ているのかなと思いますね。

―今後取り組みたいこと、目標

VueやReactなどの新しい言語を使用した制作ができるようになり、それが社内に浸透してくことを当面の目標としています。そのために現在取り組んでいることとして、該当の言語について勉強し実際に制作を行い自分自身の知識を高めています。今後は社内で勉強会や講習を開くことによってノウハウを共有していきたいと考えています。

フィリピン支社に関しては、１on１の時間を取るなどしてさらに密なコミュニケーションを取って行きたいということと、仕組み化を進めてより働きやすい環境を目指していきたいという２つを目標に掲げています。リーダーとして、チームの状況を敏感に察知することはもちろんですが、今ある環境を常に考え、改善していきたいと思っています。

個人的には技術力がまだまだ足りないなと思っているので、最新の情報や言語を常にインプットし勉強し続けていきたいですね。ですので制作だけでなく、今後はバックエンドの技術含めた開発の部分などにも携われたらいいなと思っています。

沖さんは入社から２年を前に日本でも海外拠点でもリーダーとして活躍してくれています。やりたいことにまっすぐ突き進む彼のパワーが、この１年に大きな変化をもたらしたのではないでしょうか。今後の活躍にますます期待です！