札幌に新たなIT拠点!その名も"E CROSS PARK" | HR's note
こんにちは!今回は2月にリニューアルしたコムデの札幌オフィスと新たに始まる事業「E CROSS PARK」についてご紹介します!今年から新たに教育事業にも力を入れていくコムデ。札幌のIT・クリエ...
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COMMUDEが立ち上げたE CROSS PARKでワークショップが毎月開催されているのをご存知でしょうか?
デジタル業界に関わる様々な分野のゲストをお招きして行われる、このワークショップで一体どんな内容が学べるのか、実際に行われたワークショップの内容を抜粋し紹介、解説していきます!
第一回目となるのは北海道に拠点を置くWSS(WebStudySapporo)で支社長を務める川田祐輔氏をお迎えして初めてのワークショップ。川田氏と弊社(COMMUDE)の代表取締役社長の深嶋と、人材を育てるという観点や教育現場のこれからを題材に考えていただきました。
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「数ある職業訓練校の教育がITやWeb業界を志望する生徒にどれくらいコミットできているのか?」
川田さんがWSSへ就任して最初に考えたことの一つです。一方的な情報発信が生徒の未来に貢献するのか、また果たしてそれを教育と呼べるのか疑問が残りました。そこで「Web業界で働く」という明確な目標を据えてスタートしたのがWSSの始まりだそう。
コムデのメンバーの中にもWSS出身のメンバーが在籍していますが、WSS出身のメンバーは技術だけでなくコミュニケーション力が長けている方が非常に多いのが特徴的です。様々な生徒がいる中で自分の望んだキャリアに就ける人の特徴や共通点はどんなところにあるのでしょう?
大きく分けて、「自走力のある人」と「コミュニケーション力のある人」。この2つはどんな業界にも通ずる大事な要素です。先生に頼りがちになる“学校”というシステムの中で、いかに自分の力で課題を打破していくか、先生・生徒同士のコミュニケーションでどれだけ自分が望む未来へ必要な技術を修得できるかが社会で戦うために大事なポイントになる。そして、そんな社会に必要な能力を鍛えるのが職業訓練校の役割なのです。
昨今プログラミングスクールやデザインスクールなどの学校が非常に増えてきていますが、そもそも職業訓練校の定義は何かというと「職業に就くための能力を身につける」ということ。そこには技術だけではなくマインドや、コミュニケーション力など望む職業に就くための様々な能力が含まれます。色んなスクールが増えている今、もちろんそれらのスクールでも技術は身につけられると思いますが、職業に就くための技術以外の大切な部分を勉強できるということは職業訓練校ならではの魅力です。
ただ会社に属して技術を活かせば良いというわけではなく、上司・同僚・部下とのコミュニケーション、トラブルが起きた時の対処、組織で働くという心構えなどなど…。技術以外にもたくさんある会社で働くために必要なことを含んだ学びを提供しています。
技術でも担当案件でも一つの専門分野に囚われず様々な分野を経験し、出来ることを増やしながらキャリアアップしていくというサイクルが一つの形になった一方で、そこに未経験から参入するのが難しくなっている状況が生まれています。
さらに業界の発展によりエンジニアやデザイナーの市場価値は上がり続け、同時に求められているハードルも高くなってきています。
これからは「プログラミングが出来る」「デザイン技術がある」だけでは足りない。自分でコミュニケ−ションを取りながらマネジメントが出来る、UI/UXの知識がある、といったように複合的に色んな技術・知識を学んでいくことが必要なので様々な分野を相互的に教育していくことが次のステップです。
ますます最先端の技術やそれを活かすための人間力が試されると思うので、学びを最大限吸収出来るようにするための目標設定やマインドセットも教育スキームの形で提供していくことを目標とし、札幌のIT、Web業界の活性化を目指しています。
▷エンジニア:
職業訓練校で学んでいた頃はHTML・CSS・jQueryしか基本的には触っていなかったのに対し、実際に業務を経験してみて感じたのはJavaScriptは触れておいたほうがいいということ。コードが書けなくても読み解くことができればより早く進める事ができると思います。
実際に現場に出てみないと分からないこともたくさんあるというのが現状です。
例えばコムデに入って初めて知ったのはフロントエンジニアの中にも様々な区分けがあるということ。Webサイトを作る人、アプリを作る人、デザインの知識を生かして構築する人などなど…。将来のキャリアアップを見据えて、自分が何を作っていきたいかということを考えておくと後々の自分のためになるんじゃないでしょうか。
▷デザイナー:
今になって思うのは実際に手を動かすことが大きな成長に繋がったということ。
デザインの模写を行うことで、シェイプのアイデアや余白の使い方を自己学習し、表現の幅を広げていきました。現在コムデでWebサイトを作成する際に使用しているXDのチュートリアルは入社前から自己学習していたので、実務で必要になったときも戸惑うことなく使用できました。
学校で学びを得ながらも、自分自身でどう動けるかが大きな分かれ目。受け身で授業を受けるだけでなく、気になったことをとことん勉強する姿勢が大事なのだと実感しました。
Web業界で働くための教育について、教育者・受講者2つの視点から紐解いていったこの回は、未経験からWeb業界に挑戦する未来のクリエイターを後押しする内容になっていたのではないでしょうか。なかなか知ることの出来ない職業訓練校の現状や教育課題を交えての講義は、大切な時間を費やす学びの場を選択する指標になれば幸いです!
当日の詳しい内容や様子はこちらのサイトからでもご覧いただけます🔽
IT・Web業界は慢性的な人材不足。コムデは人材を育てることの重要性に着目し、IT・Web人材を増やすことで社会問題解決への支援を目指します。札幌に根ざしてIT・Web・クリエィティブな活動に関わりたい!札幌をデジタルの力でもっと活性化させたい!という志を抱いている方はぜひ一度ご連絡ください!