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【対談インタビュー#2】組織を前進させるために成し遂げたいこと

みなさん、こんにちは!人事の森です。

今回は弊社代表の深嶋とシステム事業部のマネージャーを務める柴の対談をお送りします。

コムデの「過去」「現在」を振り返っていただきながら「未来」をどう築いていくか、具体的な施策に加え展望を交えながら語っていただいています!ぜひ最後までご覧ください


深嶋 利之(Toshiyuki Fukajima) 写真左                                コムデ代表取締役。高校卒業後、コピー機販売会社で営業として7年間勤務。その後、印刷会社の営業を経て、2011年にコムデを創業。経営者でありながら今もなお現場で走り続ける生粋の営業マン。
柴 秀樹(Hideki Shiba) 写真右                                 システムアプリ事業部責任者。大学院修了後、大手菓子メーカーへ新卒入社し営業として5年半勤務。その後、よりスピード感や裁量の大きい仕事を経験したいという思いで2021年4月にコムデにジョイン。ディレクターでありながらマネージャーとしてチームを牽引する。

「設立当初は、焦りや危機感など多くの感情との戦いだった」

ーコムデ設立からのこれまでを振り返りながら、11年目を迎えた気持ちを教えてください

▷社長:

長いようで短かったと言うのが振り返って率直に思うことですね。

ただ、競争の激しい社会、創業して3年以内に会社の倒産を経験している経営者が数多くいる中で、10年間企業として存続して来れたこと自体は嬉しく思っています。

ただその反面、もっと早く成長できたんじゃないかと思うところもあります。

自分のビジネスにおけるビジョンとして、次々と新しい事業にチャレンジし生産し続ける、コムデをそんな体力のある会社にすることが目標でした。そういった意味でも設立して3年で5億の売り上げを目指して試行錯誤を繰り返してきましたが、なかなか思うようにはいかない難しさもあって...。

今思えば設立当初は、納得できる成果が得られないことによる焦りや危機感など多くの感情と戦っていたんです。自分のピリピリが周りに伝染して人がバタバタと辞めてしまった時期もありました。そんなこともあり、設立当時のメンバーは今では誰一人として残っていませんが、あの時コムデを支えてくれていた人たちがいたから苦境を乗り越えた今があると思っています。

紆余曲折を経て、ようやく今、当初目指していたステージに来れたかなと思っていますね。

今後も、一発当てよう!とかではなく、長続きするような事業を考え、努力や方法で解決していくことで永続的に続く企業を目指したいと思っています。

今度は社内の組織体制の強化に注力を注ぎ、昔働いてくれていた人も含めてですけど、コムデってすごい会社だな!って改めて刺激を与えられるような存在になっていきたいです。

▷柴:

企業においては創業から3年以内生存率は数%と言われている中で、11年間継続してこられたというのはコツコツ積み重ねてきた結果だと思いますし本当にすごいなと思います。僕の前職は少し大きい企業だったというのもあって体質的に変化が少ないといったところがあったんですけど、その枠の中にいる自分を変えたくてこうしてコムデでチャンスをいただいているので、組織体制が整いつつある今、しっかりサポートしながら自分も変化していきたいなって思っています。

ー11年、障壁を越えながら様々な思いを経験されたんですね。

では、初めて会った時のお互いの印象と、実際に入社してみて柴さんから見たコムデってどんな会社だったか率直にお聞かせください!

▷社長:

面接の時、ハツラツとした雰囲気の人だなーとは思いましたね。

柴ちゃんはまだ入社して1年経っていないけど、今では柴ちゃんがいないと回らないっていうくらい重要なポジションを担ってもらっていると思うよ。仕事できる人って当事者意識を持って全て自己責任として捉え、自分の考えのもと物事を変えていける力があるけど、柴ちゃんの良さはそういったところにあると感じています。

あとは、周りへの気配りや感謝を欠かさず、ムードメーカーとしても機能してくれていて、さらに誰よりも一生懸命取り組む、全て通して模範的行動を常に示してくれていると思っています。

柴ちゃんが入る前は徹夜続きで自分がディレクターの業務を行なっていたけど、柴ちゃんが担ってくれるようになったおかげで個人的にもすごく助かってる(笑)

▷柴:

僕は社長と初めて話したとき、フランクな方だなという印象を受けました。

一方で責任者になる中での発見ですが、自分を使い分けて場の雰囲気を和ませたり、引き締めたり、ふざけたり、厳しくしたりと状況に応じて変化させていると気付きました。これまでの積み重ねもあると思いますが、意識的にそうやって使い分けができるのはすごいなと。

あと会社に対して思うことは、自分がある程度こうして自由にやらせてもらえているのも、会社全体通していい人が多いからだと思っていますね。活発にやりとりできるのは、流れを止めることなく循環をし続けてくれるみなさんの空気感のおかげだと思うので。

「未経験者でも平等にチャンスを与えることで、チャレンジを応援したい」

ー続いては現在の”コムデの強みや特色”について教えてください!

▷社長:

僕は3つあると思っています。

(1) 人や風通しの良さ

1つ目は、人や風通しの良さですね。もちろん感じ方はそれぞれなので中には合わないと感じる人もいるだろうし、合わなくて辞めてしまう人もいますが、一定の節度を保ちながらもみんなで意見をしあったり、仲良く一緒にご飯を食べたりとそういった雰囲気が一体感を生んでいる気がします。

(2) 未経験採用が活発

2つ目は、未経験者採用に力を入れてきた点です。未経験でこの業界で本気でチャレンジしたいと考えている人、たくさんいると思います。逆にこの業界に長くいて技術力はある程度あるけどマンネリ化して目標を持てずやっている人だっています。僕は、未経験だろうと平等にチャンスを与えたいし、同じだけ価値があると思っているので、これからもそういった人のチャレンジを応援していきたいです。

(3) 自由度の高さ

3つ目は、自由度の高さです。細かくルールを敷いているわけでもないですし、細かい縦割りなどもない分、ある程度自由にチャレンジができる環境があるとは思っています。まあ自由が許される分責任も伴うので大変なことも多いのですが、そういったことを丸ごと楽しめる人だといいんじゃないかな!

ちなみに、柴ちゃんはどう思う?

▷柴:

社長がおっしゃったように僕も自由度の高さはコムデの良さだと思っていますね。

責任を与えずやりたい放題やらせるのもいけないし、逆にガチガチにルールで縛ると自由な発想もなくなって組織も鈍化すると思うので、自由の範囲でどこまでできるかを自分で探っていく作業は大事だと思います。

あとは、業務面ではデザインからインフラまでワンストップで行っている点ですかね。そういった環境に身を置くことで自分自身のスキルアップに繋がっている実感がありますし、スピード感が早いと言う意味でも最大の強みだと感じています。

ーコムデは未経験からのスタートでも自由度高く仕事の機会を得られる、なかなか他では得られない経験が出来るのは私も強みと感じます!

「クライアントと二人三脚でサービスの拡張を目指したい」

ーでは、会社として個人として将来的に目指したいところを教えてください。

▷社長:

やりたいことは常にたくさんあるんですけど、その中でも直近で形にしていきたいなって思っているのは、

1.教育事業

単なるコーディングやデザインなどの一部のみを切り取った教育に留まらず、仕事への向き合い方から実践の場で困らないよう全体的な技術の習得を目的とした教育の仕組みを作っていきたいと考えています。

というか必ずやります。社内のリソース確保の意味でも、次世代に戦力となる人材を残す意味でも重要な任務だと思っています。

2.自社サービス

今はプラットフォームなど色々作っていますが、有難いことに毎月10〜20件お客様からご依頼をいただいている状況なので、そんなお客様に対して自社サービスの領域からも提案の幅を広げて、より一層喜んでいただける価値の高いサービスを開発していけたらと思っています。インフラが事業化できたように、何をアドオンするかを真剣に考えていくことで、ビジネスの機会やタイミングを探っていきたいですね。

3.組織を成功に導く風土醸成

これまで足を止めず走ってきましたが、今のコムデが次に進むために重要と考えるのは会社のカルチャーを作ることだと思っています。カルチャーを土台にして、強い組織を作り上げたいね。

ーでは、柴さんはコムデの責任者としてどこを目指したいですか?

▷柴:

責任者としてと、一人の人間としてという両方の視点で考えをお話しさせていただきますが、

まず人としての目標としては

より良い環境を次世代に引き継いでいきたい

コムデのWebサイトを見た時に"日本経済を支える一助になる"という言葉に強く惹かれたのが入社を後押しする一つのきっかけとなりました。

最近自分に子どもが生まれて、「この子が将来生活する日本はどうなっているんだろう」って想像した時に、子どもたちが少しでも豊かに生活ができるようになるためにも今僕らが頑張らないといけないなと思ったんですよね。人口も減って経済も鈍化している現状から考えると、もちろん親として自力で生き延びられるように育てる責任もありますが、礎を築くことで少しでも良い環境を引き継ぐことも責任だと思っていますね。

それから責任者としての目標は、2つあります。

①人材の育成・教育

管理者になって思ったのは、幹部の存在って改めてすごく大事だなということでした。社長がワンマンでやり続けても恐らく限界が来るので、我々が強固な基盤を築いて下に引き継いでいける体制を作るっていうのが会社の成長には必要不可欠かなと思っています。

②クライアントにフィットしたサービスをつくること 

お客様が求めるものを作ってお客様と一緒に販売していく提案型のサービスを確立したいです。これまでは依頼を受けて制作・納品するという流れでしたが、今後はクライアントからの依頼に対して一緒になって作り上げる、依頼してくださったクライアントと二人三脚でサービスを拡張し展開させていくそんな仕組みを作れたら良いですね。まだ実現できていないところではありますが、ご相談もいただいているところなので実現させたいです。

「従業員のモチベーション向上は事業の発展に寄与する」

▷社長:

(②に対して)本当そうだよね!一過性のサービスではなく、クライアントと一緒に汗をかきながら取り組むことはエンゲージメントを高めることにも繋がるよね。時代は変化していて、昔のように大企業に接待をして仕事をもらえる時代ではない。最も大事なのはクライアントに満足してもらうためには?という視点を持って、いかにそこに向けて取り組めるか。

つまり一時的な売上にフォーカスするのではなく、従業員一人一人に「顧客のために」というモチベーションを持ってもらうことはクライアントからの信頼を得ることと安定的な収益を上げ続けることに寄与すると思っているんです。

そういう意味でもクライアントと二人三脚で仕事の機会を生んでいくことはエンゲージメントUPに繋がり、結果として企業を永続させることに繋がるかなって。僕らがこうやってDXのビジネスを行えているのも、成長ができているのも求めてくれるクライアントがいるからだし、そこへの感謝は忘れちゃいけないなと常々感じるね。

「臆することなく挑戦をする気概を持ち続けたい」

選択と集中という言葉の通り、コムデでは今後どの選択をすべきか、事業や取るべき手段についても見極めが必要な時が迫っていると思っています。

茨の道を選択するか、安定した道を進むか、分岐点に立たされていますがいずれにせよコムデにとって重要な決断になることは間違いないんです。

ただ、人生は一度きりであっという間に終わってしまうから、僕はこれからも一瞬一瞬を大切に後悔のないよう常にチャレンジする気概を持って選択していきたいと思っています。

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