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コミックスマート採用人事の小畑です。入社してちょうど3カ月経ったのですが、コミックスマートに入社して驚いたことがあります。それは『社員ひとりひとりの仕事が違うこと』。それぞれが自分の役割をもって仕事をしています。また、社員の多くは各々、様々な業界を経てコミックスマートの仲間に加わっています。そのような多様なルーツと専門的知識を持つ人々が集まっているコミックスマートを、もっと社内外の人に知ってもらいたいと思い、今回より社員インタビューをスタートします。
トップバッターは、入社半年のライツビジネスに熱い想いをもつ森田さんです。
森田さんは、IP(※)開発からビジネス展開を行う日本を代表するコンテンツ企業において、ライセンス営業として長年のキャリアを積んだ後、経験を生かし新たなチャレンジをしたいとコミックスマートへ入社されました。今回は、ライツビジネスに対する思いやコミックスマートで挑戦したいことなど聞きました。※IP(Intellectual Property):知的財産。キャラクター、マンガ、アニメ、ゲームの著作権などを指す。
-コミックスマートにはIP開発からメディア展開、マネタイズまで一貫してできるGANMA!(場所)がある。
コミックスマートに興味を持った理由は、コミックスマートにはRouteMというマンガ家支援プログラムがあり、IPの開発・育成ができる仕組みがあること、また、展開先としてGANMA!という1000万ダウンロードのマンガアプリというメディアがあり、それを活かした広告収入を中心としたマネタイズのエコシステムがあったことです。
IPの創出とメディア展開が同時に可能なIPホルダーは、私にとってとても魅力的でした。
また、今後のIPビジネスにおいて、インターネットでの展開はマストと考えていたため、インターネット発信(特にスマホ)でマンガ事業を展開していくという方針に関しても、共感していました。
私は、学生時代から(潜在的には幼少時代から)キャラクタービジネスに興味があり、就職とともにコンテンツ企業でIPビジネスに携わり、これまでキャラクター、アニメ、ゲームなど様々な業界と関わる仕事を経験してきました。
そして、今に至るまで一貫して、世界で愛されるIP創出とライツビジネスの最大化を目指し続けてきました。IPをどのように創出、育成、展開していくかを自分なりに考えています。
-「GANMA!SHOP」ECサイトを通じて、作家さんが活躍(商品提供)できる機会を増やしていきたい
私が所属しているコミックスマートの営業部ライツ課では、GANMA!作品の国内外のライセンス営業(商品化、書籍化、電子書籍化、映像配信等)や、自社商品の企画開発から販売、また舞台化・映像化・ゲーム化を前提とした他社との共同事業等のマネタイズに向けた仕事を主に担当しています。
私個人としては、ライツ課の既存ミッションとは別に、入社後2日目の上長との面談で、入社前に企画した10個のやりたいことについて話し、その中から、まずはECサイトの立ち上げを進めることに決まりました。
なぜECサイトを立ち上げようと思ったかというと、GANMA!には100を超えるたくさんのオリジナル作品がありますが、これまで作家さんにとって作品の商品化の機会は少ない状況でした。そのため、自社のECサイトをつくることで、作品の商品化のきっかけを増やし、GANMA!の集客力を活かした新たな収益源を獲得し、作家さんへの還元と新たな評価軸を作りたい、と思い企画しました。
※「GANMA!総選挙」に参加作品の中で推してるキャラクター、わがいほはの佐藤くんTシャツを着て応援するスタッフ達
-「やりたい」から社内横断型のプロジェクトがスタートするスピード感に衝撃を受けました
ECサイトを立ち上げるにあたり、プロジェクト最大化のため、1000万ダウンロード企画のような、なるべく多くの作家さんやユーザーに参加してもらえる大きなイベントに紐づいた企画が良いと考えていました。
ちょうどそのタイミングで、社内コミュニケーションツールで、ある編集担当者から、『1000万ダウンロードプロジェクトチームを発足したいので、参加希望者は表明(スタンプ)ください』という呼びかけがあり、私は一番乗りで立候補しました。他のメンバーも続々と参加表明し、すぐにプロジェクトチームが結成されました。このように、プロジェクトが現場発信で始まっていくことやそのスピード感には良い意味で衝撃を受けました!
プロジェクトでは、計画していたキャラクター総選挙とオリジナルTシャツの販売を絡めた企画が採用され、EC事業でのマネタイズ等、GANMA!アプリ外から 連動して盛り上げる部分を中心に担当しています。
【『GANMA! SHOP』について】
-商品やデザイン、キャラクターといった別軸のアプローチから、人気に火がつくようなIPの創出をしていきたい
今後はマンガ作品としてだけでなく、商品やデザイン、キャラクターといった別軸のアプローチからも、人気に火がつくようなIPの創出ができたらと考えています。
入社して半年経って、やりたいことはようやく実現しはじめていますが、まだ種まきの段階なので、実現度合いとしては10分の1くらいです。まだまだやりたいことがたくさんあるけど時間が足りなくて困っています。
例えば、今年の12月12日にGANMA!が5周年を迎えるので、これをきっかけにIP創出プロジェクト、異業種とのコラボ、漫画原作のゲーム化、海外展開など、新たな企画を仕掛けていきたいと思っています。
コミックスマートには、ゲーム・広告・出版等の様々な業界から色んなルーツと専門知識を持った人達が集まっているので、みなさんとても個性が豊かで面白い人たちばかりです。このそれぞれの個性を発揮し合って、GANMA!をますます盛り上げていきたいです。
インタビューは以上です。森田さん、ありがとうございました!