1
/
5

All posts

ライオンから皇帝の肖像へ。人類はなぜ「コイン」という魔法を発明したのか?

1. 人類発の「発明」から、古代の「基軸通貨」へリディアのライオンとアテナイのフクロウが語る富の歴史今から約2600年前、人類の歴史を決定的に変える「小さな発明」が現在のトルコ西部で産声を上げました。それが、世界最古の鋳造貨幣、リディア王国のエレクトラム貨です。「重さを量る」から「刻印を見る」時代へそれまでの世界では金や銀の塊をその都度天秤で量り、取引していました。しかしリディアの王は、天然の金銀合金(エレクトラム)を一定の重さに整え、そこに王家の紋章である「ライオン」を刻みこんだのです。この刻印こそが「この金属の質と重さは国が保証する」という目印、人類初のコインでした。いちいち天秤を出...

オークションから見えた、今の日本コイン市場の姿

1月31日より3日間に渡り当社関連会社・オークション・ワールド社のフロアオークション&E-Liveオークションが開催、今回の結果は現在の日本国内コイン市場の傾向をよく表している結果となりました。コインのオークション、=「古いお金が高く売買される」という印象を持たれる方が多いかもしれません、、、実際には希少な歴史資料・美術的な価値の高いコインが次の持ち主へと受け継がれていく場所でもあります。「今回の結果から感じたこと」全体として印象的だったのは「良いものはしっかりと評価される」という点です。グレーディングされ保村状態が優れた金貨は銀貨には安定した人気が集まりました。一方で、状態が平均的なも...

ECの“作業者”を卒業しよう!

― 世界市場を動かすECの中で、あなたの仕事は「入力」ではなく「設計」になるECサイト運営の仕事は、気づくと「作業」になりがちです。商品登録、画像調整、在庫管理、注文処理、問い合わせ対応。どれも大切ですが、経験を積むほどにこう感じる人も多いのではないでしょうか。「この仕事は、誰がやっても同じになっていないか?」私たちが探しているのは、その“作業者の壁”を超えたいEC経験者です。ここで扱うECは、世界の資産市場の一部私たちのECで売られているのは、数百円のコインから、数百万円、時には1,000万円を超える歴史的コインや美術品です。これらは単なる「商品」ではありません。世界中のコレクターや投...

スタッフインタビュー 現代美術から古美術へ ― 形にしていく仕事

今回お話を聞いたのは、2025年10月に入社した安次嶺(あじみね)さん。前職では現代美術のギャラリーに勤務し、海外取引を含む多くの実務経験を積んできました。同じアートの世界でも、当社が扱う「古美術・骨董」という分野は、現代美術とは対極にある存在です。その世界に飛び込んでみて、どのようなことを感じているのかを伺いました。―最初に求人を見たのはアート系求人サイトですよね。なぜ当社に興味を持ったんですか?正直に言うと、「なんとなく」というのが一番近いかもしれません。そもそもアート系の求人自体があまり多くなくて、その中で目に入ったので、とりあえず履歴書を送ってみよう、という感覚でした。応募したの...

コインの世界はむずかしくない!

― グレーディングが広げた、新しいオンライン市場の話 ―クラシックコインには「知識がないと手を出しにくい」「専門家だけが扱うもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。実際、コインは見た目だけでは価値の違いが分かりにくく、初心者にはハードルが高く感じられる分野でした。しかしここ数十年で、コイン市場は大きく姿を変えています。きっかけとなったのが **「コイングレーディング(鑑定と格付け)」**という仕組みです。 コイングレーディングが生んだ“共通言語”グレーディングを行うのは、NGC(Numismatic Guaranty Company) とPCGS(Professional Co...

気づけば10年。知識ゼロから広がったコインの奥深い世界

私はもともと古い時代に作られたものや、他では扱っていない特別な商材に魅力を感じていましたが、コインの知識はまったくゼロの状態で、10年前にワールドコインズ・ジャパンへ入社しました。入社後、最初に任された仕事は、顧客向け通信販売カタログのデータ作成。当時はまだアナログな販売方法が主流で、扱うコインの国・種類・年代の多さに圧倒され、正直戸惑いの連続でした。それでも、代表をはじめコインのプロフェッショナルである先輩たちに支えられ、なんとか1冊目のカタログを完成させたことを今でも鮮明に覚えています。一番驚いたのは、カタログが届いた直後の3日間。電話が鳴り止まず、次々と高額なコインが売れていく光景...

18Followers
6Posts