What we do
浜松町・本社
日本橋・ギャラリー
当社は1989年の設立以来、30年以上にわたり世界のコイン・紙幣・美術品を取り扱う専門商社です。クラシックコインや古美術品というニッチな領域で、商品の輸出入・査定・販売を一貫して担い、コレクターや資産形成層・投資家層に対し、歴史的価値の高い商品を適正な形で流通させる役割を担っています。
▍セカンドユースの価値を後世へ
私たちが扱う商品の大半は、一度人手に渡ったセカンドユースのものです。中には2,000年以上前の古代ギリシャ・ローマ時代のコインから、直近に発行された記念コインまで幅広い商材が含まれます。単に古いものを売買するのではなく、それらの歴史的・美術的な価値を公正に判断し、次の世代へと繋いでいくことが当社のミッションです。この「歴史的な価値を後世に残す」という思いを胸に、日々国内外で取引を行っています。
▍世界と日本をつなぐ専門性の高い流通
当社の大きな特徴の一つが、国内外問わず頻繁に行われる取引です。特に当社の代表者がオークション会社も兼任しているため、海外のオークションハウスとの取引や、世界規模での流通ノウハウに長けています。国内ではなかなか経験できない、金額の大きな取引やニッチな世界流通の現場を身近に感じられる環境です。単なるECサイト運営に留まらず、世界規模の「ニッチな流通」に関わる面白さがあります。
▍EC化を加速させ業界の常識を打ち破る
コインや美術品業界は、いまだにアナログな販売手法が多く残る業界です。その中で当社は、自社ECサイトを通じた積極的なWeb販売に注力しています。このEC部門の強化こそが、当社の今後の成長の鍵です。WebとECを活用した販売を強化することで、これまでのコレクターだけでなく、金の価格高騰を背景に流入している資産形成層・投資家など、新たな顧客層へのアプローチを拡大しています。
Why we do
歴史に埋もれることなく、価値あるものを次代へ届ける。
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あなたは、価値あるものが「誰にも知られずに失われる」現状をどう思いますか。
クラシックコインや美術品は、その一つ一つが歴史的な価値や物語を持っています。しかし、その価値を正しく見極める専門的な鑑定知識や、公正な価格での流通を担う仕組みが十分に整っているとは言い難いのが、この業界の現状です。特にアナログな取引が多いことで、新たな愛好家や資産形成層・投資家層への門戸が狭まり、価値あるものが正当に評価されないリスクをはらんでいます。
当社がこのビジネスを続ける理由は、当社・代表者の「歴史的な価値があるコインや美術品などを、できる限り公正にきちんとした形で残していきたい」という強い考えに基づいています。
▍公正な鑑定が、歴史を未来に繋ぐ
私たちが目指すのは、単なる売買仲介ではありません。長年培ってきた専門的な鑑識眼と、国内外の取引ノウハウを駆使し、商品の真贋や価値を正確に評価することです。そうすることで、コレクターにとってはコレクションの信頼性を高め、資産形成層・投資家にとっては適正な資産保全を可能にします。この「公正な鑑定と流通」こそが、古代から現代に至るまでの歴史の証人を、確かな形で未来へ受け継ぐための唯一の道だと信じています。
▍ECとAIで業界の門戸を広げる
そして、この価値をより多くの人に届けるため、WebとECを積極的に活用します。いまだアナログな部分が多い業界の常識を破り、デジタルの力で流通の効率化と透明化を推進する。さらに、AIの力を借りて商品の分類・データ蓄積を効率化し、専門知識の継承を容易にするシステムを「一から構築」することで、事業をサステナブルなものにします。
このECとAIの活用は、単なる業務効率化ではありません。価値あるものを残すというミッションを、次の100年も続けていくための、未来への投資なのです。
How we do
少人数のプロフェッショナルが、職種の垣根を越えて協働
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当社の組織は、現在従業員10名の少数精鋭体制です。ECサイト運営においても、クラシックコインと古美術品を扱う2つの店舗担当者が基本となり、現在2名プラスアルファの体制で運営しています。この少人数体制だからこそ、社員一人ひとりが大きな裁量と責任を持ち、濃密なプロフェッショナル集団として機能しています。
・共通のアプリケーション(Shopify)を使用しているため、お互いにフォローし合える体制。
・EC担当者がEC業務だけを行うのではなく、職種の垣根を越えてサポート業務(例:鑑定業務の受付)を担う。
・新しいECサイトの構築やAI活用など、効率化を目的とした新しいチャレンジを積極的に受け入れる。
▍新しいチャレンジを歓迎する文化
当社では、新しいことにチャレンジすることに一切の躊躇がありません。特にEC部門では、新規ECサイトの立ち上げ準備や、AIを活用した商品の分類・データ蓄積といった新しい取り組みが進行中です。
・AI活用は、まさに「一から構築」するフェーズ。プロンプトの基礎知識などを持つ意欲的な方を歓迎。
・週に1回の新規ECサイトの打ち合わせを実施。担当者としてプロジェクトに関与し、自分のアイデアを反映できる。
・代表者自身が新しいビジネスモデル構築への意欲が高く、社員も自分の担当業務の枠に囚われず「自分で仕事を作り、ビジネスモデルも自分で作れる」環境がある。
歴史ある商材を扱いながらも、組織運営においては非常に柔軟で、新しい技術やアイデアを積極的に受け入れる組織風土です。