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アジアのハイパーインフルエンサーの日本"愛"

【海を越えるということ】

今の時代、海外で働きたいと思ったことがある人は、結構多いのではないかと思います。

同時に、日本にいながら海外と関わって働きたいと思う人も多いでしょう。

今回は、タイから日本に留学し、その後「IKIDANE NIPPON」で日本とタイの橋渡しをしている社員にインタビューしました。


パンサシさんです!どうぞ!




西尾「パンサシさん、本日は宜しくお願い致します。」

パンサシさん「お願い致します。」

西尾「じゃあまず、簡単に今やっていることと、お名前もお願いします。」

パンサシさん「Pansasi Pataveepannapat(パンサシ パタヴィーパンナパット)と申します。今、"IKIDANE NIPPON"という訪日外国人向けメディアのタイ語版の翻訳や編集、ライティングをしています。」



◆「アニメ」と「和食」で興味を持った日本

西尾「ありがとうございます。出身はタイということなんですが、日本にはいつから興味があったんですか?」

パンサシ「物心がついたころですね。実は、最初は日本のアニメを見るのが大好きで、カードキャプターさくらに ドはまり していたんです。」

西尾「あー日本のアニメは海外でも人気って言いますけど、カードキャプターさくらは名作ですからね」

パンサシ「そうなんですよ!CLAMPさんは圧倒的に尊敬しています!あと、最近だと新房監督が大好きで、傷物語は先行上映会にも行きました!」

西尾「想像以上にガッツリ好きなんですね(笑)そこから日本語を勉強しようと?」

パンサシ「アニメも勿論大きな影響だったのですが、それ以外にも小学校一年生の頃に食べたお刺身の美味しさに感動したことや、RPGゲームのひらがなを見てすごくかわいいなと思って。小学校の頃に父親に、そんなに好きなら日本語学校に通ってみたらと言われ勉強し始めて、そこから高校でも日本語学科を選択したんです。」

西尾「高校で既に学科選択があるんですね。。。教育の差を感じます(笑)」

パンサシ「タイでは高校のタイミングでやりたい学問の領域に分かれるんです。そこから大学で改めて選び直せるので。」

西尾「そのまま、大学でも日本語の勉強を?」

パンサシ「大学は泰日工業大学の経営学部日本語ビジネス学科というところの人事部コースというところで勉強していました。そこは全員が日本語を学ばなければいけないタイで唯一の学校だったのですが、日本語は小学校からもう何回も基礎からやっていたので成績がとてもよかったので、日本に行ってやれるんじゃないかと思って留学したんです。」

西尾「凄い。ちなみに僕は語学が苦手で履修したほぼ全ての外国語で再履修でした。」







◆初めての留学で挫折。だからこそ、ここでもう一度と思った

パンサシ「けど、行ってみたら全然話せなくて。ショックでした。こんなに読めて書けるのに、やっぱり実際行くとなかなか聞き取れなかったり、しゃべれなかったりで。それが本当に悔しくて、でも、やっぱり日本って良いなって思って。綺麗だし美味しいものも多いし、ここで自分のやりたいことをやってみたいなって。そこから、タイで日本に関係する展示会やガイドなど様々なところでバイトして、日本で働くことに決めました。」

西尾「なるほど。そこからうちに入社するまでは何をされていたんですか?」

パンサシ「フリーランサーとして、翻訳や通訳、アテンド、あとは撮影やたまに一般人としてメディアに顔出したりなんかもしてました。」



西尾「おぉ。(凄くてびびってる)ど、どうしてそこからここに?」

パンサシ「アニメが好きで日本を知って、そこからずっとメディアに興味があって。どうやったらタイの人に見てもらえるのかっていうのは個人でも興味があって発信してて、6000人ぐらいは個人でも見てもらえるようになったんです。ただ、それではどうしても限界がありますし、IKIDANE NIPPON は今260万人のユーザーがいて、そんな多くの人にコンテンツを見てもらえることや、動画制作やコンテンツ制作のプロの方と一緒に内容を考えることは、ここでしか出来ないことだと思ったからです。」

西尾「ここでしか出来ないと思って働けるのは、働く上でとても大切ですね。最後にこれからしたいことについてお願いします!」

パンサシ「伝統や文化だけでなく、もっと現代的なものも発信できたらと思います。タイの人が日本に来た時に文化の違いとかにびっくりしないでいられるように。もっともっとタイと日本の交流が増える橋渡しがしたいです!」






好きなことを仕事にするということ。

また、働くことが多様な中で、なぜ、会社に所属するのかということについても改めて考えることが出来るインタビューでした。

パンサシさん、本日はありがとうございました。

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