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上場を目指して。BAKEの筆頭株主変更、社長交代について、裏側をお伝えします。

本日のTHE BAKE MAGAZINEでは、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ株式会社(以下ポラリスさん)がBAKE Inc.(以下BAKE)の株式の大半を取得して筆頭株主になること、BAKEの社長交代について、その裏側をお伝えします。

2013年原宿のアパートにて、代表・長沼真太郎が立ち上げたBAKEですが、現在は国内外あわせて50店舗展開しております。今回は、さらなる会社の成長、そして将来の株式公開を見据えた筆頭株主及び代表取締役の変更を行います。

この記事の概要は?

1.創業社長の長沼真太郎が、会長になります。

2.副社長の西尾修平が、代表取締役社長に就任します。


3.ポラリスさんは、BAKEの株式の大半を取得。上場を目指す今後のBAKEの成長をバックアップしていただくことになりました。

4.筆頭株主の変更および組織変更の裏側、そして創業者・長沼のあらたなビジョンについて

2017年7月28日、東京のBAKEオフィスでは……

2017年7月28日。BAKE社内では、日本全国、そして海外各国ではたらく全社員が東京のオフィスに集まりました。「久しぶり!」「焼けたね!」「シンガポールではどう?」などの挨拶が飛び交います。


そして全員が揃ったところで、創業者の長沼真太郎、そしてあらたに8月29日をもって代表取締役社長に就任予定の西尾修平から、社員に話を始めました。BAKEで海外法人・シェアードサービス本部の本部長を務める春山が、この場の司会進行を務めました。

左から春山、西尾、長沼です。聞き手は、私たちBAKEの社員です。

社長交代のオファーは、2016年の12月に台湾で

長沼:今日は大きな転換期を迎えるBAKEについて、組織や経営の観点でお伝えしたいことがあり、日頃はオフィス勤務ではない店舗スタッフや、海外スタッフにも集まってもらいました。

BAKEには、より多くの方に感動あるお菓子を届けたい、ワクワクする人と一緒に成長しながら働きたい、事業をより拡大していきたい…今ここにいる皆さんはそんな志のもと集まってくださっています。

そのために、決断したことが大きく2つあります。

長沼真太郎

長沼:1つめは筆頭株主の変更、そして2つめは、社長が交代します。

まずは、筆頭株主の変更について。

BAKEは更なる成長を実現させるために、今以上に信用力を高め、柔軟な資金調達の機会を獲得するために近い将来上場を重要な選択肢の一つとして捉えています。

ですが、現在私は父が創業したきのとやとBAKE両社の大株主かつ取締役であり、きのとやはBAKEの重要な取引先の1社でもあります。その中で上場を目指そうとした際に、難しい問題に直面しました。

現状では、私がきのとやとBAKEの取引価格を決めることができてしまうので、BAKEの成長を最優先にした経営判断がしにくい状況にあります。この体制では、スピーディーに規模拡大をしていくための上場という手段を取ることが非常に難しい。よって上場を延期し、ゆっくりとした成長を辿る選択肢もありました。

けれど、果たしてそれは私がやりたかったことなのか……BAKEはずっと成長していきたい、世界にもっと広めていきたい。そして、BAKEに集まってくれた社員は会社の成長を楽しめるメンバーが集っています。成長の手段として上場という選択肢を無くすことはしたくありません。

長沼:現在(2017年8月2日)、私がBAKEの筆頭株主ですが、このままきのとやとの取引関係を維持しながら上場を目指すのであれば、私の持ち株比率を下げる必要がありました。

そして、いくつかの投資ファンドからご提案を受けた中で、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社を筆頭株主に迎え、スポンサーとして今後のBAKEの成長をバックアップしていただくことになりました。

春山:同じタイミングでの筆頭株主変更と社長交代ですが、この2つの関連性は?

長沼:全く関連はありません。社長変更に関しては、1年前から意識していたことであり、筆頭株主変更に関わらず、実行しようと思っていました。

8月29日をもって私が会長になり、これまで副社長だった西尾さんが代表取締役社長に就任し、グループCEOを務めてもらうことになりました。

西尾修平

春山:西尾さんが入社するとき、将来的には代表になって欲しいとオファーしていたのでしょうか。

長沼社長の交代を提案したのは、2016年12月の台湾出張のときですね。台湾にある香港料理のレストランで、話をしました。

春山:プロポーズみたいですね。

長沼それほど緊張感のある空気ではなかったです(笑)。


西尾:オファーを受けたときは、私自身としては今のままの体制がいいと思っていましたし、すぐには返事をできませんでした。

ですが、8月29日をもって変わることになりました。そうはいっても、社内的には今の体制とあんまり大きく変わらないのかと思います。みなさんと一丸となってやっていきたいです。よろしくお願いします。

春山:真太郎さんは、西尾さんをすごく尊敬しているし、期待していますよね。これから新しいBAKEの社長として、西尾さんに期待することは、なんでしょう?

長沼:第一には、組織づくりとマネジメントですね。そこに、西尾さんらしいテーマを加えていって欲しいです。

春山:そんな西尾さんが、真太郎さんに今後期待することは?

西尾:これまでもそうでしたが、やはり新しいお菓子や原材料の開発のところです。ここは僕にはできない領域です。真太郎さんにはこれからもBAKEの0→1を担って欲しいです。
真太郎さんは北海道の工場や牧場で仕事をする機会が多いのですが、僕のように東京中心に仕事をしていると「牛のストレスを解き放て!」といった発言はなかなか出てきません。*
<*「牛のストレスを解き放て!」=ストレスの少ない牛は美味しい牛乳を出してくれるという観点から、放牧を重要視する真太郎さんの言葉。参考記事はコチラ>

長沼:それは私個人の意見ではなく、酪農・放牧の研究をされている多くの方の知見があった上でのものですよ!

売上は、お客様からの拍手の数。利益は、知恵と工夫の結晶。

春山:「成長」について何度も語られていますが、今後の事業拡大の戦略について、説明をお願いします。

西尾「日本から海外へ」ということは以前からお伝えしていましたが、より具体的に話しますと、特に東アジアは重要なエリアです。韓国、台湾、香港、中国などBAKEの香港法人が束ねる東アジアにて各事業がどう成長できるかが、その後の海外展開にも影響を与えると思っています。

さらに今はBAKEのシンガポール法人があるのですが、東南アジアと中東への展開の要として考えています。香港法人・シンガポール法人・そして中国本土の事業開発を行う上海法人にはこれまで以上に大きな裁量権を持ってもらい、事業成長につなげてもらうことを期待しています。

またBAKEの各海外法人を管掌する日本法人の執行役員を春山さんに担当してもらうことになりましたので、どんどんスピードアップしてもらいたいと考えています。

春山佳久

春山:しっかり守ります。国内はどうでしょう?

西尾:新規出店も商品開発も力をいれますし、売上や利益、数字の部分は今まで以上に追及していきます。売上はお客さまからの拍手の数だと思っています。拍手=賞賛がなければ売上は得られません。そして、利益は知恵と工夫の結晶だと考えて欲しいんです。利益は売上-コストで生まれます。コストは知恵と工夫で健全に節約できるものだと思うのです。


経営方針はART X CRAFT X SCIENCE

春山:続いては今後の経営方針について、発表をお願いします。

西尾「ART X CRAFT X SCIENCE」を経営方針にします。
アートとクラフトはBAKEの強みで、これまで優位性を獲得してきた要因です。特にアートは競争優位の源泉で、店舗やパッケージのデザイン、ウェブ、コーポレートブランディング….…お客様の触れるものすべてをBAKE社内外のクリエイターが主体となって生み出してきました。

そのアウトプットを直感的に「素敵だな」と感じていただける、そんな力を持っている会社だと思っています。

BAKE CHEESE TART あべのハルカス店

BAKE CHEESE TART ブランドサイト

春山:クラフトについてはどうでしょう?

>>続きはTHE BAKE MAGAZINEにて

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