2018年1月13日「食」にまつわる企業5社のが集い、「食領域でのデザイン×ITによる顧客体験の変化」をテーマにトークイベントが開催されました。
【登壇したのはこちらの5社】
・オイシックスドット大地株式会社
・株式会社トレタ
・株式会社スマイルズ
・dely株式会社
・株式会社BAKE
本日のフィードでは各セッションの概要をぎゅっと凝縮してお伝えします!
1.オムニチャネル事例で読み解く、これからの絆づくり
最初のスピーカーはこの方、奥谷 孝司さん(オイシックスドット大地株式会社 執行役員統合マーケティング部部長 チーフオムニチャネルオフィサー)
▼トークの概要
・アパレルスタートアップが起こしたチャネルシフト
→アパレル領域でショールーミングスタイルを導入。店頭のIT化により、接客の質が向上
・いきなりステーキに見る、小売業の絆づくり
→オフラインの体験をいかにデジタルで可視化して、楽しんでもらうか。
→実店舗が主体の小売業でも「オンライン事業を伸ばせ」という流れが強い。だからこそ、オフラインの体験をより豊かにさせることをすごく大事にしてほしい。
2.デザイン×ツールで飲食店の仕事を変える「TORETA」:株式会社トレタ
次のスピーカーは上ノ郷谷 太一さん(株式会社トレタCOD)
▼トークの概要
・予約顧客台帳サービスを社内でどう捉えているか
→食にまつわる仕事の「働きかたをデザインするプロダクト」として位置づけている。
・飲食店のスタッフにとって、予約管理の仕事はどうあるべきか
→道具(ツール)を使うのが仕事ではない。トレタのツールを使うことが仕事にならないようにすること。
・トレタにとって、ツールとデザインとは
→ツールは体験の中に消える存在であるべき。
→さらに、生産性を高める行動のデザインがされているか。
3.「100本のスプーン」に見る、顧客体験の変化を生むチャネルとは:株式会社スマイルズ
次のスピーカーは福永 英樹さん(株式会社スマイルズ ウェブデザイナー)
福永英樹さん 株式会社スマイルズ ウェブデザイナー
・「100本のスプーン」リブランディングの事例
→コンセプトや店舗空間、商品計画とウェブサイトの世界が繋がっていく
→ウェブ上のギミックが独り歩きしていないか
・多様なチャネルのなかで、顧客体験の変化を生むには
→そもそもウェブサイトをつくる必要があるのかを疑う姿勢を持っている。
→事業サイドとお客さま、双方の空気を読んだ情報構造を意識
3.レシピ動画アプリ「クラシル」が描くユーザー体験
三笠 斉輝 さん(dely株式会社 UI/UXデザイン)
▼トークの概要
・クラシルにとってのUX=ユーザー体験と定義
・アプリのユーザー体験をデザインする”とは?
→コアバリューを体験できるストーリーを描くこと
→コアバリューとは、ユーザーが幸せになるための本質的な価値
・今のクラシルができたのは
→コアバリューの軸をブレらさず、改善を積み重ねてきたから
5.ブランドサイトの制作でのインハウスの視点:株式会社BAKE
最後は株式会社BAKEから登壇させていただきました。デジタル、ウェブデディレクターの小野澤です。
▼トークの概要
・BAKEのブランドサイトで考えていること
→記憶に残ること、心に棲みつくデザインかどうか
→ウェブ制作では、WebGLを取り入れている
・店舗体験へのアプローチ
→デジタルサイネージ(電子看板)を導入
→お客さまとの接点として可能性が大きく、興味あり!
・インハウスだからできること
→自由なアイデアを企業サイトでカタチにできる
・・・
各社の採用情報やエントリーについては、THE BAKE MAGAZINEにて各セッションごとにご案内しています。
>>全文はTHE BAKE MAGAZINEにて公開中!
※本イベントはオイシックスドット大地と、多種のクリエイターが在籍するオンラインコミュニティ「Connective」による共同主催です。貴重な場をありがとうございました。