どーも、堀内です。
先日、BLUE GIANT(ブルージャイアント)という映画を動画配信サービスで見ました。
漫画も読んだことはなく、初見でした。
物語の中の目標としている輝かしい舞台、そのモデルになっているBLUE NOTE TOKYOには縁があって行ったことがあるので、興味が湧きました。
映画自体は僕自身にとって楽しく、熱いものを感じたので皆さんにはオススメしたいです。
音楽は詳しくないのですが、マンガで表現されていた音楽を形にしたアニメ(映画)というのは、挑戦が詰まっているんだろうなと感じました。素直に本物の音楽を聴いてみたいなと思う内容でした。
↑イヤホンからではない生の音楽を聴くと感動します
その中の1シーンで、舞台の支配人(人を見る目のある人)からの言葉が、なんとなく良くないと感じるものや、面談などで出くわしたら落としてしまうな、と思う要素を、言語化していたので今回のテーマにします。
アドバイスとしても良いなと思いました。
主人公のグループのメンバー1人が支配人にアピールするシーンでした。
演奏を見てもらった後に、
「自分達はどうでしたか?」
とアピール、自分がほしい評価に対してがっつくシーンです。
支配人が、ダメ出しをするんですが、
「初対面なのにはじめましても言えない」
「横柄な注文の仕方」
「人を見下している」
という指摘があります。
その本人自体が、人間性が悪いというものではないのですが、結果を求めすぎて、「人を利用する」「人から何かを得る」という部分にフォーカスしてしまって、周りの人への配慮や相手への配慮にかける行動をしてしまったんだと思います。
もともとは礼儀正しい人だったとしても、目の前のチャンスに焦ってしまい、利害関係のない人への横柄な立ち振る舞いや、視野が狭くなった動きをしてしまったんだと思います。
以前にgive and given(ギブ・アンド・ギブン)の話をしました。
give and take からgive and givenへ
give and take(ギブ・アンド・テイク)ではないよ、と。
まさにこの主人公グループの1人はテイクを期待する人になってしまっていました。
自分達はどうでしたか?みてもらえましたか?となり、相手からの評価がほしい状態。
そこで大きな問題は、「良い答えをほしい」という点です。
実際には良くない返事をもらったときに、かなり凹みます。
これが、フラットな気持ちで、評価を受けていた場合は、「アドバイスをいただく」というスタンスで行くと思います。
おそらく、焦らずに丁寧な立ち振舞いができたんじゃないかと思います。
「give and given」の関係を作るためのアプローチにはなっていなかったと思います。自信があるからこそのその衝動だったとは思います。しかし、根本にある「周りの人へのリスペクト」「謙虚さ」が普段からないという指摘になります。
実際に普段からできていれば、焦った状態でもでなかったのかもしれません。
基本的に相手に評価をされるケースにおいて、どーだ!と見せつけるのも良いシーンはあると思います。しかし、実際にはどんな相手にも謙虚にアドバイス、ご意見を聞く、という姿勢が、素晴らしい人間性につながっていくのかなと感じました。
実際に私も生活していて、サービスを提供している側の人に横柄な態度を取る人が苦手です。
タクシーの乗り方とか、飲食店でのオーダーの仕方で見えることがありますね。基本的に自分がそう聞かれたらどう感じるか?を常に持ってうまく振る舞っていきたいと思います。面接で見えることはあるのかわかりませんが、そういった点も見抜ける支配人のような人になりたいなとも感じたシーンでした。
ではまた。
2024.05.17 堀内文雄(いろんなアルバイトをした経験も良いのかもしれません)