どーも。堀内です。
先日、私の愛するサッカークラブのエムブレムの変更が発表されました。
個人的には、今までのものに思い入れもありますし、とても悲しい気持ちになっていますが、継続したチーム運営の中で、変革は必ず必要であることは頭では理解しています。
クラベスもロゴを変えていませんが、思い入れはあるものの、ブラッシュアップをしてもいいかなとは思っています。デザイナーとはたまに話が出ます。不満がないから変えにくいものの、名刺とかはサービス出したら変えていくか、とも。
変えることは、反対する人がいることを考えなければ簡単です。
どんどん新しいものにするのが好きな人は多くいると思っています。
反対に元のものに思い入れがある人も当然います。その反対する人を味方にできるような理由が出せるのか、メリットをどのように伝えることができるのかが重要です。
変えたくない人(反対する人)は、一定数必ずいます。今のものが良ければ良いほど必ずいます。
長く使っていればいるほどいます。ロゴやエムブレムといった象徴的なものはもちろんのこと、会社名やサービス名も大事です。
クラベスのニックネームは途中で変更したことは有りませんが、卒業したメンバーが次の会社でもその名前を使っているのは、なんだか嬉しいものです。クラベスでの日々が嫌なものだったら使いたくないと思うはずなので。良い思い出であってほしいなと思います。
コードネームについての記事はこちらから!
コードネームがある秘密結社
会社の経営などをしていると、変化に耐えられない会社が業績が下降していく、というような話があります。長く続いている会社は、変化に耐えられる会社、ということも言われます。
普段の生活で身近なところでは、飲食店などでは、飲食店の定番メニューと新メニューがあったりしますね。季節のメニューなんかが必ずと言っていいほどあると思います。コンビニエンスストアなんかもそうですね。
海外在住の方が、日本に来て一番楽しいのはコンビニエンスストアという話をききました。
1週間もすれば少しずつ商品が変わっている、新しいものだらけで楽しい!ということでした。
海外のコンビニエンスストアではなかなか考えられないそうです。そう言われるとそうだなと思います。味のバリエーションが出るくらいでパッケージなども同じものが多い印象です。
日本では季節ものや新商品を絶え間なく生みだしていて、コンビニエンスストアでは陳列される商品が目まぐるしく更新され、商品棚を奪い合っているんだなと感じます。日本の良さなんだと思います。「アレンジ」が得意な印象です。自分自身にもその要素がある気がします。
一度作ることの出来た素晴らしい商品の一本槍で戦い続ける会社もあります。
変わらぬ味で愛されて数十年、なんてお店もありますが、実際には少しずつ中身を変えながら変わらない味を保つ必要があると聞いたことがあります。
全く同じ素材、全く同じ気候というものがないのもそうですし、機械の老朽化、最新の機械の導入などが必要になるからというのもわかります。より効率よくすることで、利益の最大化を狙うのも企業活動として正しいです。
表現の仕方もあるのだと思いますが、そういったお店は、変わらぬ味を目指しているのではなく、その商品の究極を求めているんじゃないかなと思っています。
ただ同じことをやっているだけでは、衰えしかありません。
以前のブログでも書いてます!
少しずつ変化しながら、揺るがない芯を持ちながら会社やお店は生き続けています。
人間もそうと言えると思います。芯を持ちながら周りの変化に順応している人は魅力的です。
周りの変化に順応していない人も魅力的ではありますが、おそらく生きづらいのだと思います。芯が無いような状態で、周りに振り回されてしまうと疲弊していきますし、魅力的には感じないと思います。
常により良いものを求めている会社、人が生き残っていけるのだと思います。
何も求めていかなかったら衰えるだけです。
会社は常に変わっていっています。
1年間でいくつも制度が新しくなっていたり、ツールが変わっていたり、仕事の仕方が変わっていたり、案件が変わっていたりします。
それは全て「より良い方へ」と向かっているからです。
変えないでずっと続けるには、変えないものの強さが必要です。芯となる強さです。
変えるのは簡単にメリットを得られるかもしれません。しかし、世の中の流れを掴んで、難しい取捨選択をしていかなければいけません。ただ流行りそうなもの、良さそうなものを追いかけていくのは周りがついていけません。
その中に「変わらない強さ」との共存ですごさが出てくると思っています。
↑くまちょんも芯は変わらず進化していってます!
芯がなく変わり続けてしまうと、周りがついてきてくれません。良いと思って入った会社が、急に変わって働きたくなったら嫌ですよね。クラベスは変わり続けていますが、芯にある変わらないものがあるから、お客様やメンバーが継続して関わってくれているのだと思っています。
これからも「強く良いチーム」を求めていきたいと思っています。
ではまた。
20231102 堀内文雄(「強く愛されるチームを目指して」というスローガンは結構好き)