サーキュレーションでは毎月、MVP・MVGと合わせて【感動賞】という表彰があります。感動賞は、数字に表せないけど、周りの人に感動を与えた社員に贈られる賞。今回はサーキュレーションをWebのチカラで後押しする赤羽さんが受賞しました。
-赤羽さん4月度感動賞おめでとうございます!!今日は赤羽さんが取り組まれたことをや、いつもはみんなに見せないポーカーフェイスの裏側まで聞くのでよろしくお願いします!まずはサーキュレーションに入社するまでの赤羽さんについて教えてもらえますか?
赤羽:私は新卒でモバイルファクトリーという当時いろんなネットビシネスを行っていた企業に入社しました。もともとは2006年からインターンシップでブログ広告の営業をさせてもらっていたのですが、2008年に正式入社しました。
-では、インターン時代から既にWeb業界を目指されてたんですね。
赤羽:そうですね。当時ブログがまさに成長期で、ブログ広告という市場もそれに呼応して急拡大する時期でした。
そんな時期にインターンとしてブログ広告に触れたことで「インターネット広告って面白い!」と感じたことが、今考えると私のWebマーケターとしての第一歩だったように思います。入社してからはSEO事業の立ち上げにディレクターとして参画し、営業が獲得してきた案件をディレクションするポジションまで経験させていただきました。最終的にモバイルファクトリーはインターン期間を含め3年弱くらい在籍していたのですが、その後モバイルファクトリーのパートナー企業様よりお誘いを受け、転職を決意しました。
-初の転職が引き抜きとはやはり当時からズバ抜けてたんですね。
赤羽:そんなことないですよ〜。結果的には転職させていただいた企業は当時4,5名の少数精鋭企業で、チームワークや一体感というカルチャーよりはメンバーそれぞれ個人の能力で仕事をするといったスタイルでした。個人的にはもう少しチームで働いていきたいという気持ちもありましたね。
-そうだったんですね。入社後のギャップが結構あったんですね。
赤羽:そうですね。新しい挑戦として個人的にはもっと大きなWebの仕事をしたいと思っていろいろと試行錯誤していたのですが、個人プレーの限界を感じ始めていました。「会社として、チームとして何かを成し遂げる」というカルチャーが自分には合っていると気づいたタイミングでサーキュレーションと出会いました。
チームで成し遂げる新しい挑戦
- サーキュレーションの最初の印象はどんな会社だったんでしょう?
赤羽:印象は良かったです。一番最初はflexy事業部長の柳田に声をかけてもらったことがキッカケで。始めはゆるい感じで「知り合い紹介するよ〜!」くらいだったんですよね。それが代表の久保田でして(笑)。話していくうちにビジョンに強く共感したことが入社の決め手になりました。
-情熱的な久保田さんと、クールな赤羽さんの面談は気になりますね(笑)。どんなお話をされたんですか?
赤羽:当時、サーキュレーションがWebを使って成長を加速させたいタイミングだったんですよ。そこで僕に声をかけてもらったんです。サーキュレーションが世の中に対して提唱している“新しい働く価値観”と、政府が推進する「働き方改革」のトレンドがちょうど重なりあって、今まで以上に会社を急成長させていきたいタイミングだったんですよね。
久保田が言っていた言葉でよく覚えているのが、「100名規模は見える、300名までは成長できる。ただ、1000名までいけるかどうかはWebの力を使わないとならない」です。僕は勢いや営業力だけで組織を大きくしようとすると、どんなにトレンドに乗っていても組織のバランスが崩れ大きくなれないと思っています。
サイバーエージェントやDeNAなどネット系トップ企業はテクノロジー・Webの力を上手に駆使して大きくなっていますよね。サーキュレーションも創業から5年以内のこのタイミングで、トップ企業になるためにテクノロジー・Webに投資すると掲げていたことに共感したんですよね。だからこそ、久保田の一言で安心感や納得感を感じ、自分の次の挑戦の場所が定まりました。
一人一人の嬉しさを新しい形で実現するところに共感して
-現在は赤羽さんはwebマーケティングがメインではあるものの、社内SEとしても動かれているとのことですが、独学で勉強されたんですか?
赤羽:実は知人から習ったんです。今から7〜8年くらい前に、知人のソフトウェアエンジニアから週1日数時間、教えてもらっていました。そのおかげでエンジニアリングに対する素養も身につきましたね。今思えば、ものすごく良い時間だったと感じていますし、サーキュレーションが啓蒙しているオープンイノベーションに近いことを数年前に自分も実行していたんだなと思っています。
-サーキュレーションのスタイルを独自でやられていたんですね!(笑)サーキュレーションのビジョンに共感されたとのお話でしたがどこに一番深く共感されたのですか?
赤羽:一人一人の嬉しさ、喜び、感謝、そんなものを新しい形で実現しようとしているところですね。
先ほど申し上げたように知人のWEBエンジニアが何か成果物を納品するのではなく、経験・知見を私に与えてくれることで、私自身も大きく成長できたし、知人もとてもいい経験ができたと言ってくれています。
このインタラクションから生まれた新しい感動や価値は、1対1での経験・知見の循環であり、まさにこれを世界的に実現しようというのがサーキュレーションのビジョンである「世界中の経験・知見の循環する社会の創造」です。サーキュレーションのビジョンを追求することが、世の中のビジネスマン全てに小さいけど深い感動を生み出すことができると考えています。
-その確信と思いを貫いて感動賞を獲得したわけですが、一番のポイントは?
赤羽:ポイントですか(笑)まぁ、本音を言うと、圧倒的に何か成果を残したとかではなく、とにかく今のサーキュレーションにとって必要とされている自分の役割をただ愚直にコツコツこなしていた結果、感動賞をいただくことができたと思っています。
-簡単に言いますけど、そんなに簡単には取れないですよ(笑)。
赤羽:(笑)。しいて言うなら、僕は10ヶ月ほど前に入社していますが、現在サーキュレーションが運営している4つほどのメディアやサイトのマーケティングは全て僕が担当させてもらっています。現実的には全てのマーケティングを一人で回すのはマンパワー的に難しいのですが、入社してすぐの時点で自分なりにマーケティングの戦略を作り込んで、その後はひたすらコツコツ取り組んでいました。
やってきたことといえばSEO、リターゲティング広告、Facebook広告だけでなく、メディアの中身を何度も編集して最適化するわけなんですけど、マーケティングってコツコツの繰り返しです。更に言うと、施策の度に成果が上がっているかどうかを振り返らなければなりません。結構気が遠くなるくらいの作業量があります(笑)。
-マーケティングというとスマートな印象強いですが、尋常じゃない作業量ですもんね。
赤羽:そうですね。ただ10ヶ月の努力も実って、少しずつ成果に現れ始めて、その過程や日々のアクションを評価していただいて、感動賞を受賞することができたのかな、と個人的には思っています。
-入社から10ヶ月、感動賞という一つの到達点だと思いますが、受賞して変わったこととかありますか?
赤羽:僕自身がということではないのですが、僕みたいに営業以外の部署のメンバーが受賞したことは、他のメンバーにも良い影響が出るかなと思っています。基本的には営業の方が受賞することが多いのですが、何よりコツコツと数字には現れにくい日々のアクションを評価いただいたのは、「あ、サーキュレーションはこういうところもちゃんと見てくれているんだ。」とありがたく感じました。
普段会えないようなプロフェッショナルと働く
-サーキュレーションで経験した感動したことってどんなところですか?
赤羽:サーキュレーションで仕事をしていて驚いたのは、ものすごく優秀な方と接することができることですね。
一緒に仕事をさせていただいているプロフェッショナルの方たちは普段だったら絶対にお会いできないような優秀な方ばかり。そんな専門家を法人企業様とお繋ぎし経営課題を解決することがミッションですので、専門的なお話を横で聞くことができたりするんですよね。なので、必然的に自分もプロ意識が高くなります。私身マーケターとして、インタビューもさせていただきます。サーキュレーションのサービスを活用いただいている法人企業様に、「プロフェッショナル人材をうまく使うコツはあるのでしょうか?」と質問をしたことがありました。
こういった話はGoogleで検索しても出てこないんですよ。でも本当のところを皆が知りたい。副業やパラレルワークが流行っている中、意外と副業する側も、副業を受け入れる側の企業ですら、ノウハウが無かったりするんですよね。そういった新しい働き方のコツなどの話も聞くことができますし、インタビューしながら自分も発見が多いのでワクワクしますね。
あ、感動的なエピソードというよりは、これはサーキュレーションで働く面白みですね…。ただ仕事をする上でワクワクすることは多い企業です!
-最後に赤羽さんの次の挑戦を教えてください。
赤羽:私はサーキュレーションを成長期のサイバーエージェント、リクルート、DeNAのようにテクノロジーで後押ししていきたいと思っています。
今あげた3社は彼らは元々営業を一生懸命やって、ある程度の規模まで成長して、そこにうまくWebやテクノロジーを掛け合わせて、更なる成長をされている素晴らしい企業です。世の中には営業会社はたくさんあるかと思うのですが、ある程度の規模で成長が止まってしまいます。逆にWebをうまく活用できた企業は急成長し、そういった企業には優秀な人材は集まってきます。だから私はサーキュレーションが1000名規模の会社になるためにWebのチカラを駆使してコツコツやり続けるのみですね。あ、もちろん1000名は通過点ですけど。
-やり続けるのみ、それが大切で難しいことですよね。
赤羽:そうですね。サーキュレーションのメンバーは素直で真面目で、「社会課題に挑み続け、解決していくんだ」と本気で思っています。その姿勢に共鳴していますし、この姿勢はずっと持ち続けていきたいですね。現に経営メンバーやコアメンバーを中心に本当に優秀なメンバーが揃っています。また、数ヶ月前からCTOとして大谷さんもジョインしてくれています。
大谷さんが入社してくださったことは個人的にもすごく嬉しく思っていまして、「あのクラスのエンジニアの方にも選んでいただける企業なんだな」と思うと感慨深いものがあります。これを機に優秀なメンバーがたくさん入っていただけることを楽しみにしています。
-ほんとに優秀で情熱のあるチームですね。では最後に。どんなメンバーと一緒に働いていきたいですか?
そうですね。多分これからサーキュレーションは今まで以上に多様なメンバーで構成されていくことになると思います。でも変わらないのは、「社会課題の解決」「経験・知見をベースにしたサービス」といったまだ誰も見たことのない新しいマーケットに本気で挑戦するチームであり続けること。個人の能力だけではなく、チームとして何かを成し遂げる。
そんなメンバーと一緒に仕事をしたいと思っています。
-ありがとうございました。サーキュレーションをWebのチカラで支える圧倒的コツコツニスト赤羽さんでした!