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ユーザーの好きを広げるお手伝い / Casie for youというサービスを支えるCSメンバー【前編】

13,000点以上の作品の中から、気に入った絵を選んでレンタルできるのがCasieの魅力。とはいえ、「これだけの数の中から一枚の絵を見つけるのって難しそう…」と、なかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

また、「自分で選ぶのではなく、あえてどんな絵が届くか分からない中でワクワクする体験をしてみたい」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方々におすすめしたいサービスが、2022年11月にスタートしたアートの定期便「Casie for you」

「Casie for you」は、アートのプロであるコンシェルジュが全ての作品の中からあなたにぴったりの絵を選んで、1ヶ月に一度お届けする定期便プランです。

コンシェルジュとのやりとりって?

Casieのサイトに掲載されている1,3000点以上の作品の中から、リクエストをもとにコンシェルジュが毎月セレクトしています。

何を選んだかの事前告知はありません。届いた日に初めてどんなアートが選ばれたのかがわかるサプライズ形式をお楽しみください。毎月一回、同じ日に新しいアートに触れてもらう完全おまかせプランが「Casie for you」の最大の魅力です。

最初に送るリクエストフォームで伝えてもらう内容は、ユーザーさんご自身のこと。性別や年代、美術館に年どれくらい行くのか、好きな画家やお部屋の雰囲気など、アートそのものに対する質問はほとんどありません。

また、コンシェルジュを指名することもできます。コンシェルジュそれぞれの写真の雰囲気や好きな画家などから、インスピレーションで「自分と合いそう!」と思う1人を選んでいただくのもいいかもしれません。

担当のコンシェルジュとは、アートの交換をするときに一度やりとりが生まれます。アートが家に届くときには「どのような理由で選んだか」をお伝えする直筆のメッセージカードが同梱していますので、マイページから感想や次回のリクエストなどをフィードバックとしてお送りください。

ここから先は、Casieでコンシェルジュとして働く3名にいろいろとお話を聞いてみましょう。

《お話しする3名》


もっとたくさんの方に「Casie for you」で届けたい!


− 「Casie for you」のサービスを開始してからの感触はどうですか?

Miku:現在、Casieを利用してくださってるユーザーさんの10%くらいが「Casie for you」を使ってくれているユーザーさんですよね。

Emiko:そうですね、いきなり増えたというよりは少しずつ認知度が上がって増えていったかな。コンシェルジュの人数はそこまで多くないので、利用してくださってるユーザーさんの人数を考えると結構多いかもしれないですよね。

Miku:確かに。でも体感的にはまだまだいけそうだなって感じています。

Yuzu:わかります。でもそれってどうしてなんでしょうね。

Miku:セレクトに慣れてきたことがあるのかな。今でも何が正解なのかはわからないけど、わからないなかでも、私たちそれぞれのセレクトに対する強みが見えてきたというか。ある程度は自信を持てるようになってきたからかもしれません。

コンシェルジュにも個性があります


− セレクトするときに大切にしていることはありますか?

Miku:私は、「ストーリーを持って届けられるか」を大切にしています。自分の好きなジャンルがある程度決まっているので、その中から特に自分が本気で推せるなって思った作品を、意味を持たせて届けたいって気持ちが強いです。「好き」のエネルギーは人を動かす力があると思っているんですよね。

Yuzu:Mikuさんが担当されるユーザーさんは、経営者など社会的立場のある男性やこだわりのある方が多いですよね。

Miku:そうですね。もちろん私自身の趣味を押し付けるわけではまったくなく、個々のユーザーさんを自分の中に投影して、どんな性格でどんなクセがあって何に心が動くタイプなのかなって妄想して……。それをベースに、ユーザーさんへ意味づけしておすすめできる作品をセレクトしています。だから、自分をしっかり持っているような方にフィットすることが多いのかもしれないですね。Emikoさんはどうですか?

Emiko:私が大切にしているのは「ユーザーさんに寄り添うこと」ですかね。リクエストフォームに書いてくれている「美術館に行く頻度」をヒントにすることも多いです。そこで、どれくらいアートに親しんでいるかや、ユーザーさんがアートに対して何を求めているかをしっかり落とし込んで、その方に合いそうなものを探し出します。

Yuzu:なるほど。

Emiko:あとは普段から作品の一覧ページをよく見るようにしているので、どういうアートがあるのかが頭の中に入っているんですよね。だから私は、自分の好みを前に出すというよりは、例えばユーザーさんが好きなアーティストの名前を書いてくれていたら作風を調べて、それに近いアーティストを選ぶといったような感じですね。

Miku:Emikoさんはお子さんがいる方に良い反応をもらっていることが多いですよね。Yuzuちゃんはどうかな。

Yuzu:私が大切にしていることは「わかりやすいこと」ですね。

Miku:ふむふむ、わかりやすいって?

Yuzu:視覚的にパッと見て「綺麗だな」とか「これはこういうモチーフだろうな」とわかりやすいものをよくセレクトしています。あとは季節感があるものをよく選びますね。その結果、強く意識したわけではないんですけど、20〜40代くらいの女性の方や、親しみやすいアートを好む方から良いフィードバックをいただくことが多くなりました。

Miku:不思議なことに、初回にコンシェルジュをリクエストしてもらう際は、今みんなで話したような特性にフィットする方から選んでもらえることが多いんです。そこがちょっと面白いですよね。


3人のコンシェルジュ、それぞれの違いがわかったところで前半はここまで!

後編では、ユーザーさんとの間で印象的だったやりとりや、これからやってみたいことについて深堀していきます。

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