どんな人が仕事を一緒にしていく上で相性がいいと思っているか。
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求めている人ではなく、相性がいい人というタイトルで書かせていただきました。こっちが一方的に求めていますと言うより、なんとなく双方向の感じでお互いに取ってwin-winになる就職、雇用のために、この会社の目標や在り方に居心地が良いのはこういう人です、というイメージで書きました。因みに一つ重要なことは、今の相性ではなく、未来の会社、事業との相性です。僕や既存職員、既存事業、既存顧客との相性ではなく、今目指しているそれらとの相性です。宜しくです。
まずは会社の価値観についてお話します。
価値観についてですが、言葉としては「非経済的合理性を重視して、関係性を深めていく」と定義しています。
もう少しくだいて言うと要するに、目の前の売上やKPIや生産性等を重視して達成達成、というのを目指すのではなく、目の前にいる、今話している顧客、ユーザー、同僚との関係性を深めていくために、損得ではない基準で行動していこう、という事です。
なぜそういう価値観にしたかと言うと、弊社がこれから育てていきたい事業、商品は、とても特別な、希少価値のある、付加価値のあるものではありません。仮に今競合がいなくても、潤沢な資金や優秀な人材がいる会社ならすぐにキャッチアップ出来るような商品(実際は違っても同じぐらいに思えるような商品)を作っていきます。
では自分たちの強み、顧客に選択してもらう理由、皆が働く理由をどこに置いていくのかと言うと、それを対ヒトへのサービス力にしたいと考えています。
例えば、スタバであのスタッフが気持ちよく接客してくれたから、タリーズが近いけどあのスタバに行ってカフェラテを飲もう、とかそういうサービス力です。
サービス力を強みにしていくためには・・・
僕は営業やCSは好きです。ユーザーや顧客が困っている時にasapで上手く解決して喜んでもらえるのが結構好きです。でも接客のイメージはちょっと苦手、そんな感じなのですが、その僕を含む現職員の人たちはサービス力が強いのかというとそういうわけでもありません。普通だと思います。丁寧な子もいるし、そんなに丁寧じゃないけどハートが強い子もいます。サービス技術みたいなところでいうと特に体系的に習得しているものはないと思います。
ですので、既存職員もこれから入ってくれる職員も、みんな意識も技術も高めて、保育の業界であの会社、あの人と契約したい、サービスを利用したい、と思ってもらえるようにサービス力強化へ投資していきます。そして新しく加入してもらう職員の採用基準もここを強くイメージしています。どの職種でもです。
技術的な事は後から勉強していけばいいと思うのですが、結局サービスってマインドが無いとどうにもならないと個人的には思っているので、相手に喜んでもらいたいマインドがない人はこれからのうちでの仕事は確実に合わないです。
自分の時間を犠牲にしても、今困っている人の問題を解決したい、この人に喜んでもらいたい、そういう意識が家族や友達以外にも持って仕事が出来ないと、程度もありますが、僕がやっていきたいサービスとは種類が異なります。
退勤済だから、自分の担当じゃないから、詳しくないから、そういう正論ぽい理由が先に来てしまう人は、対人のサービス系の仕事がしたくても、どちらかと言うと商品力で競争していて且つ大きめの企業に行くのが良いかと思います。最近だと電話番号は書かずに、チャットとかAIとかで上手く効率的に対応しているところも多いので、そういうところのCSは、限定した対応だけで済むでしょうしマニュアルもきれいです。
さすがニトリさん
最近僕の奥さんがニトリさんのCSに電話してたんですが対応に感動していました。元々ニトリのファンですが、更に虜になっていました。
声や話し方は勿論ですが、その場で解決が出来ない問題だったみたいで(奥さんが追加で確認する必要があった)翌日にまた連絡する流れになっていたみたいですが、担当者が自分の名前を忘れないよう伝えて、自分が明日も出勤しているので、電話つながったらその名前を言ってくださいって感じだったみたいです。しかもそもそもネジの話だったみたいですけどやたらと詳しく調べてくれて、、(すいません詳細はあんまり知らないですが、聞いてて感じたのは)自分のCSの仕事に責任持って対応している人だな、僕の奥さんを助けてあげたいって真剣に思っている人だな、と。
僕がやっていきたのはこういう感じのサービスです。電話番号は大きく書いて、コール2秒で対応する、メールは受信から1時間以内に返信、とかまずはそういう事を普通に楽しくやっていきたいです。勿論それが無理なく実施出来る体制を作った上でです。
価値観とセットで語られることが多い文化について・・・
ここまでサービスの話と、それを大事にしていきたいがための価値観の話をしたのですが、もう少しすぐに行動に移してけるような指針として、下記のカルチャーを定義しました。
- 当たり前の事をする
- もう少し頑張る
- 期待を超える
海外の有名な大手小売店の文化を参考にさせていただいたのですが、サービスが良いと感じるような会社、人、が当たり前のようにしている事を基準に当たり前の事をしっかりやっていこう、と言うことです。
例えば、笑顔で対応しようとかそういうレベルのこともですね。
まとめ
一緒に仕事をしていく上で相性が良さそうだと思う人。
顧客、同僚、周りの人が喜んでくれる事に対して幸せを感じる人。喜びを共有したい人。自ら役割や義務を超えて相手のために貢献出来る人。
こう書くとめちゃくちゃ良い人じゃん、となってしまったので、もう少し補足すると、全然普通の人をイメージしていて、社会貢献とか世界を変えたいとかそういう大きな夢は無くていいと思うので、今困っている人とか話している人をハッピーに出来ると嬉しいと思って主体的に気持ちを込めた行動が出来る人です。つまり、やっぱり結局めちゃくちゃ良い人でしたね。