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【海外視察2023】シンガポールのユニークな交通ルールと道路標識

No.1 黄色い四角にバツマーク


これは滞留禁止ゾーン と呼ばれるものです。このマークは主に信号のない交差点に描かれており、車はこの黄色い四角の中では一時停止禁止というルールがあります。


このように信号待ちなどで車の列ができた際に、車は黄色い四角で囲まれたスペースを開けて停車します。そうすると、上の画像の右側から車がきた場合、スムーズに交差点に侵入できるようになっています。これにより、渋滞緩和の効果があるようです。

自分も日本の教習所では「信号待ちの時に交差点内では停止せずに空けるのがマナー」と教わりましたが、シンガポールではそれが交通ルールで決められているようでした。

No.2 路肩のギザギザ線

路肩にギザギザの線が描かれている場所をよく見かけました。

①白い一重のギザギザ線

白い一重のギザギザ線は、前方に交差点ありを示しています。
日本では以下のような菱形のマークが横断歩道の50m手前、および30m手前にありますね。

個人的には日本のマークの方が道の真ん中にあり分かりやすく感じますが、ギザギザ線の方がドライバーとしては走りにくく、心理的にも減速し易いデザインとも思いました。

②黄色い一重のギザギザ線

黄色い一重のギザギザ線は、即時の乗降車を除いて駐車禁止を示しています。
日本だと以下の「駐車禁止」マークが該当しますね。

こちらも、ギザギザ線だと駐車していてあまりいい気分には成らなそうと感じました。ただ夜だと色が分かりにくく、白線でギザギザの「前方に横断歩道あり」と見間違えそうだなと思いました。

③黄色い二重のギザギザ線
→道路または道路に隣接する公共の歩道に絶対に駐車・停止禁止

こちらは日本だと以下の「駐停車禁止」マークが該当します。


No.3 合流マーク

二つのカーブした矢印が交互に現れているこのマークは、ドライバーに一つのレーンに合流するよう促すマークのようです。個人的には初見で一番理解しにくかったマークでした。

まとめ

シンガポールでは日本にない交通ルールのマークをいくつも見ることができました。

特に滞留禁止ゾーンは、日本では任意で行うマナーがルール化されていて、法律の厳しいシンガポールらさを感じました。ただタクシーに乗っている時は、スピードを出している車とぶつかりそうになったり、急な割り込みに遭遇したりと、少し怖い印象も受けました。

ルール以上にマナーも守って、安全運転は心がけたいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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