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次のチャレンジの場として、カンリーを選んだ3つの理由

こんにちは!

カンリー採用担当です。カンリーのストーリーを覗いて頂きありがとうございます!

今回は、社員による入社エントリ「次のチャレンジの場として、カンリーを選んだ3つの理由」をお届けします。

※本内容は2024/11/15に公開された記事をリライトした内容となっており、情報は当時のものとなっております点予めご了承ください。


みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは。
10月にカンリーに入社しました、守屋と申します。

カンリーのストーリーを見ていると起業されていたり、大企業で役員をされていたりと、本当に素敵な方々の入社エントリが多いので、そんな中で大変恐縮ではありますが、私のような ”何者でもない普通の人間” がどうしてカンリーに入社しようと思ったかを綴っていきます。未来の仲間に届くと嬉しいです。

こんな人に読んでほしい
・IT業界への転職を考えている人
・30代でも熱い想いで働きたい人
・カンリーに少しでも興味がある人

目次

  1. 自己紹介
  2. 大学時代
  3. カルビー工場時代
  4. カルビー営業時代
  5. 男性の恋愛サポート事業
  6. ロコガイド時代
  7. カンリーに決めた理由
  8. ① MVVに心から共感した。
  9. ② ものづくりのスピードと量がすごい
  10. ③ 長谷川さんとの出会い、そして辰巳さんの熱量

自己紹介

▼基本情報
名前:守屋 将貴
年齢:32歳
出身:岡山県

▼略歴
・カルビー(工場、営業)
・男性の恋愛サポート事業
・ロコガイド(カスタマーサクセス)

大学時代

4年間男子寮にいました。2人部屋でプライベートなんかないですし、毎日ドッキリを仕掛け合うような、本当に安らげる時間がない濃い期間を過ごしていました。書きたいことはたくさんあるのですが、とんでもなく長くなるので端折ります!1人でいるよりも誰かといるのが好きな人間ということだけお伝えできればと思います!エネルギーが集まる活気のある場所が好きです。

カルビー工場時代

昔からお菓子が大好きだった私は2014年にカルビー株式会社にて1社目のキャリアをスタートしました。小さいころからものづくりが大好きだったので、大学でも機械系の学科を専攻しており、その経験から工場に配属になりました。「ポテトチップス製造課」というなんともポップで可愛らしい名前の部署。ものづくりが大好きな私からすると最高の職場です。

昼夜を問わず、1日に何トンものじゃがいもが美味しいポテトチップスへと変わっていくプロセスを機械を使って支える仕事でした。イメージが沸かないと思いますがポテトチップスの1日の生産数は全国の工場を合わせると約300万袋です。

(いったい誰がこんなに食べてるんだよ!!!と毎日思ってました…)

じゃがいもが次々とスライスされ、揚げられ、出荷されていく光景は圧巻でした。毎日繰り返されるこのプロセスの中で、私は機械のメンテナンスや点検、トラブル対応、そして新しいラインの導入などに取り組んでおりました。

今となっては1mmも活かせておりませんがフォークリフトを運転したり溶接なんかもできます。
(活かせる案件あればご相談ください…ないか。)

工場で学んだカルビーのすごいところ
徹底された管理体制やそれを支えるシステムや工夫はあげだすときりがないのですが、私が最もすごいなと感じたのでは、アルバイトや契約社員を含む従業員全体の満足度の高さです。工場なので単純作業も多いですが、一見単調に見える作業の中にも、効率化や品質向上のための工夫が凝縮されており、多くの従業員が誇りを持って仕事をしていました。

あなたの仕事はあなたの人生の大部分を占める。そして、真に満足するためには、素晴らしい仕事をすることが唯一の道だ。素晴らしい仕事をする唯一の方法は、あなたがしていることを愛することだ。

スティーブ・ジョブズ

ジョブズも言ってるように、自分の仕事に誇り(愛)を持っていれば真の満足を得ることができます。カルビーの従業員は、

"私があのポテトチップスを作っている"

というコトに大きな幸福感を抱いているように感じました。
この製品への誇りこそが、従業員のモチベーションに結びつき、組織全体の士気を高め、良い循環を生むことを、工場での経験を通じて学びました。

社員が誇れる製品やサービスを作ることが、どれほど組織に良い影響を与えているかを社会人なりたての時期に体感できて本当によかったなと思います。要するに周りに誇れるいいもの作ったら最高に幸せだぜ!ってことです。

そんなことを考えながら入社して2年が経とうとしていた時に、ふとこんな考えが頭をよぎりました。

”このポテトチップス、自分の手で売りたい!広めたい!”

自分が製造に関わっていた愛する商品が、もっと多くの人々の手に渡り、皆が笑顔になる。そう考えると、心が躍りました。

通常、工場に配属になった新入社員は数年後に、花形とされる商品開発に進むことが多いです。しかし、私はあえて営業職に手を挙げました。周囲からは驚かれましたが、自分の心に従った選択でした。工場での経験が、営業という新たな挑戦にどのように活かせるのか。ワクワクと不安が交錯する中で、私は新たな道を歩み始めました。

カルビー営業時代

営業に異動して初めて、小売業界という広大な世界に足を踏み入れました。
営業の役割としては売り場作りや販促の提案を通じて得意先の売上に貢献することです。

あたり前ですが、営業職での日々は、工場とは全く違う世界です。商品の魅力を伝え、お客様との信頼関係を築くことの難しさ。そして、自分が製造に関わったポテトチップスが、実際にお店の棚に並び、消費者の手に渡る瞬間。その喜びは、工場で感じたものとはまた違う、格別なものでした。

特に子供たちがプロ野球チップスを満面の笑みで手にとる姿は本当に嬉しかったです。
(この場合ポテトチップス目的ではなくて、野球カード目的なのですが。笑)

厳しい小売業の世界
営業2年目の頃、ある小さなスーパーの社長さんとは、特に強い信頼関係を築くことができました。社長さんは私に小売業の基礎から応用まで、たくさんのことを教えてくれました。売り場作りのコツ、顧客の心をつかむ方法、そして何よりも、商売に対する情熱。私はその情熱に触発され、自分の仕事にも大きなやりがいを感じるようになりました。

そんなある日、社長さんから突然、

”会社たたむんだよね”

と言われました。

詳細は聞けませんでしたが、売上の低迷や後継者問題など、様々な困難があったことは察することができました。いちメーカーのペーペー営業マンが何かの役に立てるはずもなく、何もできない自分がもどかしく、ただ見守るしかできませんでした。

やがて、店内はダンボールだらけの薄暗い空間に変わっていきました。その光景を目にするたびに、何もしてあげられない無力さに胸が締め付けられました。社長さんの悲しそうな顔が今でも忘れられません。
この経験が、私が小売業界に貢献し、力になりたいと強く思う原体験です。

その後、営業職として関東や北海道で大手スーパーやコンビニを担当し、約5年間、様々な経験を積みました。しかし、その間も心のどこかで、「このままでいいのだろうか」という不安が募っていました。一つのお菓子メーカーが貢献できる利益は、スーパー全体の利益額からするとごく一部です。またどこかの社長さんに「会社たたむんだよね」と言われても、何もできない自分がいるのです。

ただ、自分のアイデアを形にできるほどの実力も経験もない私は、大企業よりももっと違う環境で力をつける必要があるのではとモヤモヤしていました。そしてその状態を続けるくらいなら思い切って新たな挑戦をしたいと思い、7年間お世話になったカルビーを卒業することにしました。カルビーには本当に感謝しています。大企業ならではの充実した研修制度やしっかりとした待遇は、キャリアの基盤を築くうえで本当にありがたいものでした。

男性の恋愛サポート事業

プロダクトやサービスは自分が興味を持てることであれば、なんでもよかったのですが、とにかく小さいベンチャーに行ってサービスや事業を作る経験がしたいと考え、会社を探していました。

そして、昔から仲の良い友人が起業していたので何度か話を重ね、彼の会社にジョインすることになりました。法人としてはまだ2期目、社員数は私を含めてたったの3人。まさに未知の世界への飛び込みでした。給料はこれまでの半分以下になりましたが、お金よりも大切な経験を優先しました。
(いつも好き勝手に行動する私を支えてくれる妻には本当に感謝しています。)

その友人の会社は、男性の恋愛をサポートするというユニークな事業を展開していました。最初は少し胡散臭さを感じたものの、次第にその可能性に魅了されジョインすることに。

3人しかいないため、やるべきことは山積みです。というか全てです。サービス作りから集客、サービス提供、サポート、バックオフィス業務まで、慣れない業務もすべて一つ一つ調べながら行っていました。深夜まで働く日も多く、途中からは3人で1つの部屋を貸りてオフィス兼自宅として暮らしていました。
(大学時代の学生寮の経験がある私はシェアハウスに対して何の抵抗もありません。むしろ懐かしく楽しかったです。)

一時は驚くほどの利益が出たこともありましたが、またある時は、3ヶ月後にはキャッシュが尽きるという危機的な状況にも直面しました。そして様々な経験を通じて、私は利益を出す難しさと、本当に重要なことは新規顧客を獲得することに時間やお金を使うのではなく、

サービスの品質を向上させ、既存顧客の満足度を上げること”

であることを学びました。
「サービスの品質を上げるとか当たり前やん!!」とツッコミを入れられるのは分かっています。その通りです。

しかしキャッシュがなくなりそうになると、頭では分かっていても目の前の売り上げを取りにいきたくなり、新規顧客を獲得するために時間やお金を費やしていまうのです。そして余裕がない営業となり失注する。その悪循環です。
冷静に考えればお金をいただいているのは既にサービスを購入してくれている既存顧客です。そこにリソースを割くのは当たり前の話です。
(もちろんビジネスモデルにもよります。)

プロダクトやサービスが本当に良ければ、そのサービスは口コミで自然と広まります。最も強力なマーケティング手段は口コミであり、新規顧客獲得にリソースを割くよりも、既存顧客に注力する方が絶対に効果的なのです。

他にもさまざまな失敗を経て、私はこの「既存顧客ファースト」という考え方を、働くうえで最も大切にしています。(毎日唱えています。)

それが分かってからは散らばっていた思考が整理され、やるべきことがすごくシンプルになりました。顧客の目指している状態と現在のギャップを埋めるサービスを作り提供する。ひたすらこれだけを考えて動いた結果、次第に売上が上がり良い循環を取り戻すことができました。

そしてこの考えや経験を持って、小売業界に戻る決意をしました。また、より大きいインパクトを与えられるITの力を使って小売業に貢献したいと思い、IT業界に絞り転職活動をしました。そして、たどり着いたのがロコガイドです。

ロコガイド時代

ロコガイドは「トクバイ」という国内最大級のチラシ・買い物情報のSaaSサービスを運営しています。私はCS(カスタマーサクセス)として、トクバイを契約してくれている企業に対し、活用提案やアップセル提案を行っていました。主にエンタープライズ企業を担当し、顧客の課題に対してソリューション提案をし、コンサルティングに近い形で小売業の販促に貢献してきました。これまでのメーカーでの経験とは異なり、小売業の販促全体に関わることができる喜びを感じました。

「既存顧客ファースト」という考えを持つ私にとって、CSという職種はまさに自分にぴったりの職種でした。CSは顧客の一番近くにいる重要なポジションであり、いただいた意見をプロダクトに反映させてブラッシュアップすることができます。そんなものづくりの要素もある仕事にとても大きなやりがいを感じていました。

ある日、ロコガイドが提供するGBP(Googleビジネスプロフィール)チラシ連携サービスを提案している際に、小売業の販促担当者からGBP関連は「カンリーを契約している」と言われました。それが私がカンリーという会社を知ったきっかけです。その後も複数社からカンリーの名前を聞くようになり、私の中でのカンリーの存在が大きくなっておりました。

小売業は常に人員不足で新しいことに挑戦しようと思っても、人手が足りず取り組みができないということが多々あります。なので、カンリーのような販促における工数を削減できるサービスはとても便利なのです。

次第に小売業に貢献できるサービスをもっと知りたいという気持ちが芽生え始めました。
転職の強い希望はなかったものの、良いご縁があれば転職を考えても良いな〜というスタンスで、カジュアルにいろんな企業の方と話をしたり、面接を受けたりしました。その一つがカンリーでした。

カンリーに決めた理由

カンリーの方々と触れていく中で次第に転職意欲が高まっていました。そして以下3つの理由で転職を決意しました。

① MVVに心から共感した。

私はカルビーでの経験から、小売業界に貢献できるサービスを探しておりました。カンリーのミッションは「店舗経営を支える、世界的なインフラを創る」。これは今まで私が関わってきたスーパーやドラッグストア等の小売業だけでなく、飲食やサービス業など国内で500万店舗以上ある店舗産業すべてに貢献できる可能性を秘めています。価値提供の大きさがハンパないです。
一緒にこのミッションを成し遂げたい!純粋にそう思いました。

そして、カンリーには素敵なバリューがあります。毎週金曜日に行われるWINSESSIONでは、その週に最もバリューを体現したメンバーを全社で表彰し、モチベーション向上やバリューの浸透を図っており、私も入社前に一度お邪魔させていただきました。そこで感じた組織としての一体感やエネルギー、互いを尊重し合う文化、この組織ならこれから大きなことなしとげていける、そう感じることができました。(上から目線の表現になりすみません。)

立派なMVVを掲げていても実態が違ったり、現場まで浸透していない企業がたくさんある中で、ここまで浸透している会社も珍しいなと感じ、こうした素敵な社風に、心から惹かれました。

詳しいWINSESSIONの内容や工夫はこちら。

② ものづくりのスピードと量がすごい

開発のスピードが速いということは、それだけ顧客への価値提供も早くなるということ。また、リリースが1日遅れるということは、そのプロダクトを使って貢献できた顧客の利益が1日分失われることと同義です。なのでものづくりのスピード感は非常に重要だと考えています。

以前、オフィスを訪れた際に、開発進行中の新機能やサービスの一覧をチラッと見せてもらいましたが、その量に本当に驚かされました。そして同時にこの量をスピード感を持って仕込める組織は本当に強いと確信しました。
バリューの「まずやってみろ」、「お客様の理想から入れ」、「圧倒的当事者意識」がこの仕込み量につながっているんだろうなと勝手に解釈しています。

お客様の声やアイデアを高速で具現化する力がある。自分がやりたいものづくりがここで実現できるという期待感が膨らみました。

③ 長谷川さんとの出会い、そして辰巳さんの熱量

面接で長谷川さんと出会い、その人柄に惹き込まれました。
第一印象はすっごいキラキラしてる!本当に目が輝いていました。
(一目惚れに近い感覚を覚えました。笑)

単なる仕事のスキルや経験を問うものではなく、私の人間性を深く見ているようでした。長谷川さんの質問は一つひとつが鋭く、それでいて温かみがありました。直感的に「この人と一緒に働きたい」と強く感じたのです。

単に役に立つメンバーを探しているのではなく、共に成長し、共に歩む仲間を本気で探しているように感じました。その姿勢や仕事に夢中になっている目の輝きに心を打たれ、そんな人が選んだ会社が素敵でないはずがないと、そう考えました。

長谷川さんのnoteはこちら。

そして、最後の決め手はやはり代表の辰巳さんです。とにかくまっすぐで熱い方です。今後のビジョンや、やりたい事業の説明をこんなにも楽しそうに説明をしてくれる代表の方は辰巳さんが初めてでした。

また、私が「現場の方とも話をさせてほしい」とお願いした時に、その場でCS部長の藤林さんを紹介してくれたり、オフィス見学の日程を組んでくれたりとそのスピード感と配慮がすごく嬉しかったのを覚えています。

偶然にも同じ大学の同じ学部出身ということで勝手に親近感を抱いておりましたが、面接や実際にお会いして話す中で、辰巳さんが最もバリューを体現し、本当に社員想いな素敵な方であることが伝わってきました。こんな方がトップにいる会社は素敵に違いないと確信し、カンリーに転職する決意が固まりました。

カンリーでやりたいこと

店舗経営を支える、世界的なインフラを創る

この壮大なミッションを、本気で追い求めていきたいと思ってます。
そのためにまずは目の前のことからしっかりと。私はCSとしてジョインしたので、顧客の成果や満足度向上、解約阻止に全力でコミットしていきます。

スーパーやドラッグストアなどの小売業については、メーカーや前職での経験からある程度の知識があります。しかし、飲食店や美容院などのサービス業に関してはまったくの素人です。カンリーのプロダクトは多種多様な業界が顧客となるため、それぞれの業界にどんな不満や課題が隠れているのか、顧客との会話を通じてしっかりとニーズを引き出し、早急に市場の理解を深めていきます。

ものづくり

CSとして既存サービスのブラッシュアップはもちろん、新しい事業の立ち上げにも積極的に関わっていきたいと思っています。顧客からヒアリングできるニーズだけではなく、潜在的なニーズも見つけ出し、それに応える新しいサービスを作り上げたいです。自分にできることは何でもやるつもりです。

将来的にはプロダクトに深く関わる部署(PMMなど)で自らサービスを作り上げていきたいという思いもあります。PMMはプロダクトの市場投入から成長までの全過程をリードする重要な役割です。そのような責任のある業務も任せてもらえるようしっかりと成長していきます。

(最後に)一緒に働きませんか?

カンリーは一緒に働く仲間を探しています!!

・少しでもカンリーに興味がある
・転職を考えているけど実際カンリーの現場ってどんな感じなの?
・いろいろ聞いてみたいけど、いきなり偉い人と話すのは緊張する!

私も30代からの挑戦です!年齢に関係なく熱い想いで働きたい方お待ちしてます!フランクに会話しましょう!

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