こんにちは、かっこ株式会社(以下、かっこ)取締役CPOの岡田です。
今回は、かっこのエンジニアが「どのような技術に興味があるのか」を具体的な事例も用いて伝えたいと思います。
第1回の記事でも記載しましたが、かっこでは積極的な情報共有がしやすいように、全社員で情報共有するためのツールとして「NotePM」というツールを導入しました。
Slackで投稿した技術的な気付きや技術情報をストック情報としてNotePMの記事に蓄積することを推進しています。
エンジニアチームが蓄積しているものは大きく大別すると3点に分類されます。
1.サービス概要・サービス仕様
2.マニュアル関連
3.技術的な気づき
1.サービス概要・サービス仕様
O-PLUXやO-MOTIONに関するサービス概要やサービス仕様を記載した記事です。
以下はO-PLUXのデプロイフローの概要をまとめたものです。
Github ActionsとAWS CodePipelineを組み合わせた自動デプロイを実現しており、その概要をまとめた記事の一部です。
新たに参画したメンバーもすぐにデプロイフローの概要を把握することができます。
2.マニュアル関連
運用に必要な手順を記載した記事です。
障害発生時の対応手順や調査手順などは重宝しています。以下は障害調査の手順をまとめた記事の一部です。
AWS CloudWatch Log Insightsを用いたログ検索の手順をまとめており、非エンジニアでも確認できるレベルになっています。
3.技術的な気づき
業務の中で調べた新たな技術的な気づきやAWSの新機能なども蓄積しています。
O-PLUXやO-MOTIONに直接関わる技術はもちろんですが、関係無い技術についても共有します。
また、高度な技術だけでなく、初歩的なことやTips的な投稿も多いのが特徴です。
例えば、以下は社内勉強会で「Macでおすすめのツール・設定」を互いに共有したときの記事の一部です。
自分では当たり前のように使ってるツールやショートカットも他のエンジニアメンバーの生産性効率の向上に繋がったりしてます。
今後の課題
だんだんと記事も増えてきて、それ自体は非常に良いことなのですが、課題・改善すべき点も見えてきています。
よく声が挙がってることとして「類似の情報について書かれた記事が複数あると、どれが最新で正しい内容かが分からない」、「機能追加や仕様変更があった場合に過去の記事が賞味期限切れになっているが、メンテナンスが徹底されておらず混乱する」というものが多いです。
「技術的な気づき」に関する記事であれば大きな問題にならないのですが、「サービス概要・サービス仕様」や「マニュアル関連」の記事は参照する人が迷わないようにするような工夫が必要です。
一方でそのためのメンテナンスに工数が掛かってしまうと、今度は記事の投稿に躊躇してしまうことになるので、それらのバランスを考えた方法を模索中です。
いずれにしても、情報共有を積極的にオープンに行っていこう!という考えは浸透してきていて、その方向性はブレることなく、今後も引き続き改善していきたいと思います。
かっこで一緒に働くエンジニア仲間を募集しています
かっこのエンジニアチームの役割や働き方の概要を今回書きました。
今後技術要素の詳細なども発信していこうと思いますが、まずは概要としてかっこのエンジニアとして働くイメージが少しでも掴めてもらえたのなら幸いです。
かっこのエンジニアチームとしては、
「テクノロジーを通じて、かっこのビジネス創造を高速に実現する」
を部署の目的・存在意義としており、プロダクトの価値向上に貢献しています。
メンバーとしては、「自社サービスを開発したい」「社会的に意義のあるサービス・事業に関わりたい」といった志向を持つ方が多いと思います。
こんな私たちと一緒に働きたい・興味がある方は、ぜひ一度お話しましょう。