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「人々を音楽で刺激したい」:音楽事業開発の嘉藤さんとKyoさん

人々の「創造性を刺激」したいByteDanceは、音楽を通じてユーザーが豊かに表現できる場を提供しています。音楽事業開発チームは、著作権やライセンスなどのビジネス面から、クリエイターが自由に自己表現できるように支えています。今回は、「アーティストやレーベルのためのプラットフォーム上に健全なエコシステムを構築すること」を最終目的にしてる嘉藤さんとKyoさんに「音楽」について聞かせていただきました。

音楽事業開発は「アプリの音楽配信の基盤」になるような仕事です。

嘉藤:色々やっています!我々のアプリ上の音楽配信の基盤になるような仕事です。また、レーベル・著作権者への対応も行っていて、日本国内のみならず、海外にストリーミングされる日本の楽曲の権利関係の確認、契約交渉他、各種権利処理も行っています。

Kyo:私たちの仕事はコンサルティングに似ています。常に現在のトレンドを把握し、そのうえでユーザーが興味を持ちそうなトレンドの予測を行っています。また、他部署との連携も多くて、特に運営チームと法務チームと連携して業務することが多いです。

海外に住んでいましたが、今日本で活躍してる嘉藤とKyo。

嘉藤:以前は東欧で旅しながら働いていましたが、唐揚げが大好きだったので、日本に戻りました。帰国後、音楽著作権管理の仕事をしていました。なぜ”音楽著作権”分野に強く惹かれたかというと、当時とても好きなメタルバンド(かなりニッチな)がいたのですが安定した収入を得ることが難しいという理由で解散してしまったのです。彼らのみならず多くのアーティストがこのような問題を抱えていました。どうにかしてこのような環境を変えたい!アーティストや著作者にとってよりクリエイティビティを発揮しやすい環境を整えたい!という思いを強く抱きました。

著作権関連のビジネスモデルを整えることで、現在のアーティストを取り巻く環境を整え、より多くの素晴らしい音楽を世界に共有・発信していきたいと感じました。そんな私にとってグローバル企業であるByteDanceはまさに理想の環境であり、このプラットフォームを通じ、世界に対して日本の音楽を発信し、新しい音楽の発見を促していきたいと思っています。このプラットフォームの可能性を強く感じました。

Kyo:スタジオエンジニアになることを目標に、アメリカの大学で音楽制作を学びました。しかし、サウンドルームで働くよりも、外でビジネスをしたいと思うようになりました。卒業後ロサンゼルスの音楽ハードウェア会社でインターンを経験し、日本に戻ってからTikTokの音楽チームに入りました。現在は嘉藤率いる音楽ビジネス開発(Business Development・BD)チームに異動しました。音楽チームではユーザーに近い立場で音楽ビジネスに携わってましたが、現在の部署ではビジネス全体を把握したうえでより大きなインパクトを生み出す立場として日々、奮闘しています。

嘉藤さんはAtlas。KyoさんはThinker。

Kyo:嘉藤はAtlas(ギリシャ神話のアトラス)のような存在ですね。音楽ライセンスはByteDanceアプリの基盤であり、それぞれのプロダクトのベースとなっています。まさに嘉藤はプロダクト全体の方向性を把握しており、常に正しい方向に私たちを導いてくれています。

嘉藤は本当にどんな時、いかなるものに対しても面白みを見出す才能があると思います。

嘉藤:Kyoは「Thinker」です(Kyoの素晴らしさをうまく表現できないかもしれませんが、最後まで聞いてください!)Kyoはクリイエイティビティに富んでいて、彼のアイデアに私はいつも驚かされています。いつも頑張ってくれて本当にありがとうございます。

私たちの最終的な目標は、アーティストやレーベルのためのプラットフォーム上に健全なエコシステムを構築することです。

嘉藤:私たちは、ユーザーが自由に自己表現できるように、アプリ内で音楽を合法的に使用できることを目指しています。また、私たちの最終的な目標は、アーティスト・レーベル・著作権者のために、プラットフォーム上に健全なエコシステムを構築することです。そのエコシステムで新しい収益源を創り上げ、アーティストが音楽を作り続ける機会を与えていきたいと思います。この考えが常に我々のモチベーションになっています。

Kyo:それに加えて、ユーザーが自由に、安全に、創造的に自分を表現できるように、プラットフォームの改善を続けていきたいと考えています。

私はよくBDチームのことを「Monster's Inc.」(2001年のピクサー映画)のモンスターと比較しています。多くのパーソナリティがいて、誰もが異なるスーパーパワー (専門性) を持っています。嘉藤も言っていたように、私たちは常にこのアプリの新しい機会・可能性を探究し続けています。まさに"the sky is the limit" だと思います(私たちに限界はない)。

追記:【英語記事】Not All About That Bass: Meet Japan's Music Business Development Team

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