こんにちは。ビルドイット採用担当です。

当社はインフラ特化の技術支援企業でありますが、インフラエンジニアというと

「インフラエンジニアにプログラミングの知識なんて必要ない」という印象をお持ちの方が

多いような気がします。

実際これまでのインフラ構築では確かにプログラミングの必要性はあまりなかったかもしれません。

ですが最近は、仮想化やクラウド化により、「ソフトウェア化されたインフラ」を管理する時代となり、

管理に使用するのがプログラミングであることから、インフラエンジニアにとっても必須の技術となって

きました。

特に最近注目される「インフラ構築の自動化」「ビッグデータ」「機械学習」に欠かせない

「Python」や「Ruby」といった”軽量プログラミング言語”に注目されていることについて

みなさんにもお話ししたいと思います！

インフラエンジニアとプログラミングの関係性

2000年代前半からの急速なITの普及によるIT人材ニーズに応える為、サーバー周りのインフラ界隈に

携わるエンジニアには、プログラミングの経験を持たない方や、文系出身者も数多く含まれていました。

実際これまでは、インフラエンジニアにとって、プログラミングはあまり身近に感じられない状況であり

業務上大きな不都合は無かった人も多いのではないでしょうか。

少し前までの一般的なインフラ構築といえば、手順書に記述されているコマンドを一行一行手作業で

コピー＆ペーストすることが半ば通例だったこともその要因の一つと考えられます。

昨今は、ITインフラは日々仮想化が進んでいることをご存じですか？

インフラの仮想化とは、すなわち インフラのソフトウェア化 ということです。

サーバーやネットワークストレージといったインフラがソフトウェアによって記述され、

インフラをプログラムによって操作 できるようになったとも言えます。

実際の操作は、専用のプログラミング言語やJava等の汎用の多種多様なプログラミング言語からの

API経由だったり、インフラの構成管理ツール経由だったりと、

現代インフラはプログラミングにより制御ができるという特徴をもつようになったと言えます。

プログラミングでインフラを制御するメリット

プログラミングにより制御することで、これまで手作業で行ってきた構築や運用などの作業を

自動化することができるようになり、その効果でミスを減らし、生産性を高めることができます。

また、プログラミングの需要が高まってきたことは、仮想化したサーバー等の数が非常に多くなった

ということも、大きな要因と言えます。

これまで数百台のサーバーを手動で管理しなければならないケースで発生する問題を予測したり

繰り返しタスクをプログラミングによって自動化したり、ケアレスミスを排除するなど、

作業時間の短縮や品質向上、安定化にも繋がります。

プログラミングで制御するということは、現在普及が進んでいるクラウドおよび仮想インフラにおいて、

より少ない人数・苦労で、早く正確にインフラ関連業務を遂行することができるようになるのです。

インフラエンジニアが、プログラミングを学ぶ際におすすめしたい言語

今まで縁が無かったけれどプログラミングを始めたいと思った方にとって、

まず何から学べば良い？と悩まれる方もいらっしゃるかと思います。

言語においては人によって好みが異なるため、一概に絶対にこれ！というわけにはいきませんが、

強いて、インフラエンジニアにお奨めのプログラミング言語であれば、

軽量なプログラミング言語である「Python」 と「 Ruby 」 が良いかと思います。

「Python」「Ruby」のメリット

多くの OSに最初からインストールされている ためセットアップの手間が無い

インターネットや書籍に多数記事があり 学習がしやすい(特にRubyに日本語リソースが多い)

インフラ構築によく使用される 構成管理ソフトのバックエンド言語 として多数採用されている

＜実際の使用例＞

仮想インフラを構築運用するクラウドコントローラ「OpenStack」大部分はPython 実装

Chef や Puppet などの構成管理ツールはRubyで実装

いかがでしたでしょうか？

インフラエンジニアは、これからどんどんプログラミングも必要になってきます！

プログラミングがしたい！と思っている方にとってインフラという選択肢は少なかったかもしれませんが

今後は仮想インフラに特化したエンジニアも増えてくるかもしれませんね。

ビルドイットでは、インフラに特化した技術支援企業として、エンジニアを大募集しています！

興味のあるかたはぜひ、ご応募してくださいね！

それでは次の記事でお会いしましょう〜👋