人事の小笠原です。
以前も今年入社の社員たちに就活の体験記を書いてもらいましたが、新たに2名にも書いてもらいました。2022年採用も始まりつつありますので、ナビ等のサイトに登録する前に参考にしてください。
2020年入社 相原弘夢
「早く始める」、「場数を積む」この2つが就活において大切であったと思います。
私は大学3年の夏から就活をスタートしました。夏にはとりあえず一度インターンを経験しておきたいという理由でSEのインターンに参加したのですが、そこからエスカレーター式に選考が進んでいき、大学3年の3月には内定をいただいていました。
しかし、動機が不明確であったために、本当にやりたいことと、春から就こうとしている職業との間にギャップを感じてしまいました。そこで内定を蹴り、もともと興味があった映像制作の職に就こうと再度就活を始めたのです。ですが、決断に時間がかかり再開したときには多くの会社で一次エントリーが終了していたため、焦ってエントリーしていた結果、4年生の6月末には20社近くを受けていたと思います。今になって考えると、もっと早くに就きたい業種に目星を付け、それに向けて動いていれば心に余裕を持てたと反省しています。
そして1か月ほぼ毎日面接を受けて、場数を踏むうちに思ったことがあります。
面接は回数をこなすことで上達していきます。特に業種を定めて行えば、繰り返すうちに質問の傾向が見えてきます。私はもともと面接がそれほど得意ではありませんでしたが、何度も本番を行った結果、就活の終盤では面接で緊張することは減っていきました。面接に自信が持てるようになれば、就活自体のモチベーションへと繋がりますので、積極的に目指す業種の面接を受けるべきだと思いました。
以上の2つが就活中に大事であると思ったことです。これを読んで少しでも就活に役立てていただければ幸いです。
2020年入社 竹澤美波
まず私が心掛けていたことは2点ある。1点目は「笑顔」である。私は第一印象である入室時の挨拶、身だしなみとともに、入室時の笑顔も第一印象の中で大切だと考えている。そのためどんな面接でも入室~退室するまで笑顔を忘れなかった。
2点目は「声を大きく、ハキハキと喋る」ということである。先ほど挙げた笑顔と同様にハキハキ喋ることによって、面接官に好印象を持たれることも多く、次の面接へと繋がることも多かった。
その一方で、もっとこうすればよかったと思うこともある。1点目は「話を簡潔にまとめる」ということである。実際に面接を受けていくと緊張して自分が伝えたいことを十分に伝えられないことが多かった。そのときに自分が伝えたいエピソードを長文で暗記しておくのではなく、要点を絞ってまず面接官に伝え、それから具体的なエピソードを話すというやり方が良いと思った。
もっとこうすればよかった2点目は「質問をする」ということである。集団面接でも個人面接でもそうだが、質問をするということは、相手(志望している会社)に興味があるというアピールになる。質問をしなければ会社に興味がないとみなされ、落とされてしまうことが多い。質問をするためには自分が志望している会社について調べ、その上で疑問点を明確にする必要がある。質問を2~3個程度考えてから、面接に臨むべきだと思った。
最後に……皆さん、早いうちから就活を始めることをオススメする。就活の開始が遅れた知り合いには、本当にやりたいことか分からないけどとりあえず就職したという人が多い。こうならないためにも早いうちから自分の将来やりたいことを明確にし、就活を始めることをオススメする。