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お客さんの中小企業が廃業になって思ったこと

会社を創業したばかりの、ある夏の日。


オフィスでパソコンを叩いていると、
電話が鳴り出しました。


「はい、ブルーフィンバックのチェンでございます」

僕がいつも通り電話に出ると、
うちのお客さんでした。


地方で鈑金塗装を行なっている小さな整備工場です。

前回の回で補助金に申請して、いま採択発表待ちの状態。


結果がどうなってのか?を問い合わせてきたと思った僕は、

「採択発表までもう少しお待ちください。」

とお伝えしました。


しかし、僕はお客さんの次の言葉に、声を失いました。



「すみません、実は廃業が決定してしまいました。」



(もっと早く補助金のことを知っていれば、
結果は違ったんじゃないか…)

今でも思い出して、少し後悔をすることがあります。


今の自動車整備業界は、大変苦しい時代になっています。

特定整備、OBD車検などの制度の変化。

そして、電気自動車、先進安全装置、水性塗料など、次々と新しいものが出てくる。

創業から何十年たち、設備も古くなってきている。


そんな業界です。


作業効率を上げたりお客さんを増やすためには
新しい設備を買う必要があります。


でも、薄利な業界だし、そこまでのお金の余裕はない。


「このままでいいのだろうか」

という不安を抱えながら経営をしている整備工場を
僕はこれまでたくさんみてきました。



では、社長の経営に問題があったのでしょうか。


僕は、決してそうではないと考えます。


業界の流れや法律の変化にこそ原因があります。


でも、だからこそ我々は対応していかないといけないのは事実。



たとえば、補助金を使って、本来の半分以下の値段で
新しい設備を買ったらどうでしょうか。


本来1500万円で高かった設備が、
補助金を使って500万円で買えるなら、
もしかしたら手が届くかもしれない。

その設備が、従業員のやる気をあげ、
新しいお客さんのきっかけになるかもしれない。


補助金による資金調達は、
今の自動車整備工場の
厳しい状態を打開する最高のツールです。


たしかに、補助金に関してこういった声もあります。


「補助金ってなんか怪しくない?」

「補助金って資料作成とか色々めんどくさいんでしょ」

「仕事をかたわらで適当に出してもどうせ受からないんでしょ」


たしかに、補助金の不正受給の話は聞きます。

でも、それは少額で個人向けの補助金だし、
そんな人はごく一部です。

(弊社の扱う大型の補助金は、
審査が厳しいので不正は絶対無理です。)


ただ、補助金の申請はめんどくさいことや、
受かりにくいことでいうと、、

正直にいうと・・その通りです。



でも、だからこそ弊社ブルーフィンバックの存在意義があります。


補助金の面倒な手続きを一手に請け負い、
長年の実績とノウハウで、高い採択率を実現する。


そして、どんな自動車整備工場も、
気軽に資金調達をして新しい投資ができる世の中にする。

これが、ブルーフィンバックが目指す理想の姿です。


補助金は、我々のような中小企業を国が助けてくれる制度です。


でも、この業界はまだまだ補助金の知識が少なすぎます。

本当は使えるのに、知らないだけで使えていない。


だから、もっと多くの自動車整備工場に正しく補助金を知っていただき、
資金調達を通して自動車整備業界全体を盛り上げたい。


これが、ブルーフィンバックのミッションです。


これからも我々ブルーフィンバックはミッションを達成するため、
一つ一つ着実に、命を懸けて、
補助金のサポートをしてまいります。


お客様からいただいたこの一本の電話は、
僕にそう決心させてくれました。

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