こんにちは!コーポレートスタッフのハノです。
※以下、PCでみると画像が伸びてしまうのでスマホ閲覧推奨です。
いよいよ「スタンディングデスク&バーカウンターをDIYする~③仕上げ編~」です!
これまでの作業は↓↓こちら↓↓をご覧ください。
スタンディングデスク&バーカウンターをDIYする~①設計・材料調達編~
スタンディングデスク&バーカウンターをDIYする~②塗装・組み立て編~
カラーボックス、天板、べニアで組み立てたカウンターのべニア部分を仕上げていきます。
仕上げにはいろいろな方法があると思います。
・ペンキを塗る
・レンガタイルを貼る
・タイルシートを貼る
・漆喰を塗る
・珪藻土を塗る
など。
実は、仕上げに入るまで悶々としていました。
なぜ私は表面にべニアを選んだのか。
最初からちゃんとした木材でつないでおけば、かっこいい木のカウンターができたのではないか。
今からべニアに木材パネル(こういうの→https://www.r-toolbox.jp/howtomake/60499/)貼る?とか。
でもやっぱり白い壁がいいな~と思って漆喰を選びました!
本当は漆喰でレンガタイル貼っちゃおうかなとも思ってレンガタイル屋さんと漆喰屋さんにメールと電話で相談に乗ってもらったのですが、「漆喰がレンガの重さに耐えられない」「素人には高度な施工である」などの理由により色々悩んだ末、漆喰オンリーにすることにしました。
相談に乗ってくれた優しいお店は↓↓こちら↓↓です。
・レンガタイル:工房志楽(こうぼうしらく)さん
※こちらのレンガタイルは本当に軽くて良かったですよ!(^^)!
次にレンガタイルを貼ることがあればこちらのタイルを選びます。
・漆喰:ロハスウォールさん
両店ともにサンプルの発送も迅速でとても丁寧に色々教えてくださいました。ありがとうございます!
さて、漆喰には下記の効果があると言われています。
・VOC(揮発性有機化合物)の吸着・分解
・パターンや色によって、洋風から和風、さまざまなデザインが可能
・呼吸する壁といわれている通り、湿度を調湿してくれる
・家の中の嫌な臭いをとってくれる(脱臭効果)
・燃えないので火事に強い
・漆喰内部は強アルカリ性のためカビにくい(部屋内のウイルスも生きにくい)
・耐インフルエンザ性
・音が通りにくい(防音性)
費用が高い、施工が難しいなどデメリットもありますが、特に気になることはありませんでした。
詳しく知りたい方は「漆喰のいい点と悪い点(メリットとデメリット)」をご覧ください。
べニアに漆喰を塗る場合は、まずべニアにアク止め処理を行います。この処理は前回の塗装編で行っています。ガードシーラー二度塗り、所要時間は5時間(作業1時間、乾燥2時間×2回)ほどです。
それでは、漆喰塗っていきます!
今回購入したのはロハスウォールさんの「チューブタイプ本格漆喰&専用下塗り材 各5本セット」と「塗りデビュー道具7点キット」です。
仕上げの工程は3工程です。
1)養生する
2)下塗りする
3)仕上げ塗りする
1)養生する
塗り始める前に、床に汚れがつかないようにブルーシートなどを敷き、マスキングテープで漆喰がついてほしくないところを保護していきます。
2)下塗りする
「下塗り」をすることで、仕上げ塗りの際に漆喰の伸びが良くなり、使用量が少なくて済みます。また、仕上げ塗り用の漆喰の乾くスピードが緩やかになり、キレイに仕上がります。 by ロハスウォールさん
↑ここでも初心者のくせに何の躊躇もなく塗り始めるハノ
最初はすごく難しくて全然下塗り材がべニアについてくれませんでしたが、途中からケーキに生クリームを塗る要領であることに気づき、上手に塗れるようになりました。要領を得るまでは側面だけで30分くらいかかりました。面積の大きい表面の方が塗りやすかったです。
夢中で作業したため、途中経過の写真は撮れていません(^^;
ということで、下塗り完成です!海藻のにおいがすごいです(笑) ※現在は無臭です。
ここから2時間ほど乾燥させます。
下塗りが乾燥するまでの2時間でレンタルミシンを使ってキッチン部分のレースカーテンを縫いました。
塗ったり縫ったり忙しいです。
↑出来上がったカーテン。このサイズのレースカーテンを購入するとサイズオーダーしないといけないので1万5千円くらいしますが、生地だけ購入して自分で縫えば1/3の値段で作れます。
余った布で会議室の棚の目隠しも作りました。
BECのカーテンは全てコットン100%の生地で手作りしました。
BEC社に遊びにいらしたら見てみてくださいね。
さて、カーテンを縫っていたら2時間経ったので、作業着に着替えて続きをやります。
3)仕上げ塗りする
いよいよ漆喰を使って仕上げていきます!下塗りをしているからか、漆喰の塗りやすさが半端なかったです。あれ?漆喰塗りやったことあったけかな?という錯覚に陥りました。夢中で作業していたので塗り途中の写真は撮れていません。あるのはCEO高谷が漆喰を揉みほぐしている写真だけです(笑)
ということで、仕上げ塗りが終わりました!
このまま乾燥させたら作業終了です。ちゃんと乾燥するまで1日かかりました。
↓↓こちら↓↓が完成した写真です。
右上にアイアン文字で「Gozal」をあしらってみました。
最初アイアン文字を取り付けたときは、漆喰がついてしまい白く汚れてしまったのですが、なんとなくクレンジングオイルで拭いてみたらきれいになりました。CTO黒瀬が言うにはお酢で拭くと漆喰の汚れが取れるらしいです。汚れが取れる原理も教えてくれましたが、すみません、聞き流れてしまいました。
裏面の収納は余ったカーテンの生地とハンカチで目隠ししました。
ということで、今回の「スタンディングデスク&バーカウンターをDIYする」いかがでしたでしょうか。
調査、妄想、設計、材料調達、完成までにかかった日数は2週間ほどです。木材の調達に一番時間がかかりましたが、作業自体は、塗装・下処理1日、組み立て3時間、仕上げ1日でできます。
素人でもネットと道具があればそれなりにいけるもんだなーと思いました。
そして、かかった費用は・・・
合計67,000円です!
【以下、内訳】
カラーボックス4つ 約10,000円
べニア・天板(反り防止、ボーズ磨き、R加工含む) 約30,000円
ガードシーラー・オイル2缶 約10,000円(ここが少量売りされていないのでお金がかかります)
漆喰セット 約15,000円
L字型金具・木ネジ 約2,000円
実際、購入検討していた別注サイズオーダーのスタンディングデスクはノークレームが条件で高さ105㎝、幅155㎝、奥行80㎝で13万円するものだったので、大体半分の値段で理想に近いものを作ることができました。DIY、ハマりそうです(^-^)
最後になりましたが、これからDIYしようとしている方へ これだけは言わせてください。