1
/
5

劇団四季の音響担当だった私が、入社1か月でIT会社の新規事業立上げリーダーになった話

ビーダッシュ株式会社に入る前

【未経験でミュージカルの王者「劇団四季」に飛び込んだ】

劇団四季で音響の仕事をしていました。しかも、専門学校を出たわけでもなく、未経験からのスタート。あれだけ人気の劇団ですから、正直受かると思っていなくて。「まさか受かるとは!」とビックリしました。

受かった理由は、主催していた劇団での作曲経験があったからです。もともと演劇が大好きで、大学卒業後に就職したものの夢をあきらめきれず、1年で退職して劇団を立ち上げました。5年ほど活動を続け、作曲したり運営したりと一通りの業務を経験しました。

そうは言っても、音響については素人。私以外は専門学校を出た人ばかりで、初心者はいませんでした。音響は職人の世界なので、手取り足取り教えてもらえるような環境ではなく、とにかく現場で学ぶスタイル。1~2週間の稽古立ち合い後、すぐに本番を迎え、ひとりで舞台音響を担当しました。

演劇は生ものです。万が一失敗しても、直すことはできません。しかも舞台側に立つ音響はひとりだけなので、私以外に音響はいないのです。マイクの故障がないかチェックするのですが、もし調子が悪ければすぐに新しいマイクに変えないと、役者さんが舞台に出れなくなってしまいます。常に緊張状態で仕事に取り組みました。

そこで先輩に言われた「何が起きても堂々としていろ」という言葉は、今でも忘れられません。緊張感は常に抱きながらも、突然のトラブルにうろたえないことが何よりも重要でした。 舞台にいる音響が私ひとりだけなのに、私が焦って慌ててしまうと収拾がつかなくなります。しかも、舞台では誰かひとりの動揺がすぐ周囲に伝染してしまうのです。 その時どきでトラブルの内容は変わるので、これだ!という決まった答えはない。とにかく冷静になって、スタッフで協力しながら切り抜けるしかありません。

一番あせったのは、ウィッグの中にあるマイクの故障に気が付いたとき。ウィッグを全部外してから取り換えなきゃいけなくて、とにかく時間がなかった。役者さんとメイクさん、衣装さんがいっしょになって大急ぎで対応して、なんとか舞台に出る直前でマイクの交換に成功しましたが、口から心臓が飛び出そうでした。

この音響の仕事を経て、小さなトラブルには動じない度胸が身に付きましたね。

その後、もっと沢山の人に音を届けたいと思い、結婚式の音響をはじめ、そのときに知り合った採用媒体営業マンの影響を受け、リクルートで営業の修行をして、そしてウェディング業界に戻って、今度はウェディングプランナーになりました。

大事にしていること

【なによりも「人」】

法人営業であっても、個人営業であっても、お客様が提案を受け入れてくださるかどうかは、最後はやっぱり「人対人」だと思っています。

そして、舞台の仕事も、結婚式の仕事も、営業の仕事も、1人で出来ることは本当に限られていて、チームで成し遂げることは、1人でするよりも何倍も大きな成果が出ることを身に染みて体験してきました。

また、結婚式が終わったあとや、職場が変わっても、いまだにお付き合い頂いているお客様や、仕事上のパートナーは、一生のお付き合いをしてくださっています。

いまだに人生や仕事で何か相談するのは、かつて結婚式の仕事をしていたときにお願いしていた採用媒体の営業マンだったり、プライベートで知り合いそのままライフプランナーとして担当してもらっている保険の営業マンだったり、九州で共に戦った営業チームの先輩後輩だったりします。

お客様とも、一緒に働くメンバーとも、かけがえのないパートナーとして、一生付き合えるくらい、ぶつかり合ってお互いのことを尊敬しあい、一緒に一つのことを創り上げていきたいと思っています。 ↑リクルートの新人時代、初めて受注したときのお客様も一生忘れません

現在

【入社1か月で「新規事業立上げリーダー」に就任】

5年続けたウェディングは、やりがいもあり、楽しかったんですが、ウエディング業界って意外とアナログな世界なんです。「これだけインターネットが普及しているんだから、ITを活用できたらもっとスムーズに結婚式準備を進められるんじゃないか、もっと便利になるんじゃないか」と疑問を持つようになりました。そこで、ITを使って人の生活をもっと豊かにしたい!という想いが生まれたんです。

それからIT企業に絞って転職活動を開始しました。そして出会ったのが、ビーダッシュ。「新しく営業部隊を作りたい」という代表・田島の話を聞いて、「これだ!」と思いました。劇団の立ち上げもそうですが、私は0から1を作るのが好きなんです。営業部の立ち上げに強い興味を持ち、入社を決めました。 こうして、私がビーダッシュの営業第1号になったのです。

ビーダッシュは自由に提案できる風土で、その提案内容が良ければすぐに採用してもらえます。私がこれから立ち上げる営業部でやりたい「企業ブランディング」について提案したら、即OKが出ました。私はなんと入社1か月で「新規事業立上げリーダー」に任命されたのです。ワクワクが止まらなくて、身震いしてしまいました。

今後どういうことをしていきたいか

【営業チームを0から作る】

新しく立ち上げる新規事業では、オウンドメディアによるブランディングを提案していきます。 ホームページ、ブログ、SNSなどのメディアを活用して企業のブランディングをし、採用やPRを促進することが目的です。

その事業を推進していく営業チームをつくるのが私のミッション。今は私しか営業がいないので、私の一挙一動が新しい営業チームの質を左右してしまう。その責任の重さを感じる一方で、最高にやりがいを感じています。営業も新事業立ち上げも、正解はありません。日々、試行錯誤の連続で、新規事業の立ち上げ準備を進めています。

ビーダッシュのエンジンとなる営業チームを作れるよう、全力で走ります。

一緒に新規事業を立ち上げるメンバーを募集しています!【営業プロデューサー募集/未経験OK!】

ビーダッシュ株式会社's job postings
14 Likes
14 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Takeshi Kanaya's Story
Let Takeshi Kanaya's company know you're interested in their content