こんにちは!
AXXIS株式会社採用人事の小川です。以前実施した代表インタビューから3年。果たしてその間AXXISにはどのような変化が起き、どのように成長していったのか。
変わらない「ワークテックカンパニー」の実現への想いと共に、代表の末永にこの3年間の歩みを赤裸々に聞きました。
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beingからdoingへ - 基準と期限を明確にして走った3年間
-末永さん、3年ぶりのインタビューということで本日はよろしくお願いいたします。
率直に3年前と比べてどのような変化がありましたか?
基本的に私たちが目指す理想の会社としてのあり方というのは変わっていませんが、圧倒的に「何を、いつまでにやるか」というのが以前と比べて明確になったと思います。
前回インタビューを実施した少し前にちょうど私たちは「2030年ゴール」というビジョンを掲げました。
それまでの私たちは働く人全てを幸せにする会社という抽象的な目標を目指しながらも、そこに対する具体的なアクションというものは漠然としたものでした。
beingとも言えるものを「2030年までに50の事業を創出」するという具体的な目標に落とし込み、基準と期限を明確にしたことにより、着実に理想に向かって前進しているという実感をメンバー全員が持てるようになったと思っています。
その結果、会社全体として一つの目標に向かって邁進する姿勢が強まり、曖昧な"being"から明確な"doing"への変化が起こり、強靭な組織が形成されつつあるというのがまずは大きな変化かと思います。
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組織不和を乗り越えより強く大きな組織へ
-より強く大きな組織になる上で直面した課題はありましたか?
3年前のインタビュー当時、実は組織内では問題が発生し、分裂の危機に直面していました。
しかし、そのままではいけないと、企業の組織化と分業化を進めていったことによって現在はその危機を脱し、結果的により強い組織に成長を遂げることができました。
20代から当社にジョインし、「マジキャリ」の事業開発など当社に今まで多大なる貢献をしてくれた〆木を、当社では初の執行役員として経営層に迎え入れたのもその一環です。
社員も含めて経営ボードを抜擢・組成し、チーム経営にシフトしていった結果、企業としては一つの壁を乗り越え次のステージに至ったのが現在です。
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企業だけではなく、経営者としてもネクストステージへ
-企業として次のステージに進むにあたって、印象的な出来事はありましたか?
実は去年の8月頃、創業以来初めての長期休暇を取得しました。
創業以来私は「自分がやらねば」という義務感から、全ての事業に対して自分への責任を課し、管理監督者としての立ち位置にいることがベストだと考えていました。そして、ある一定のキャパシティを超えてしまった瞬間があったんです。
今思えば「すべて自分で」というのは過剰な気負いと過信でした。創業期とは格段に事業の数も規模も増えた現在、それら全ては私1人で抱え切るものではなく、仲間に頼ってみんなで作り上げていくものだと感じました。
それに気づけたのは休暇をもらい、地元である北海道・小樽に帰った時です。
休養の期間はあてもなく過ごしていたのですが、その時知人の紹介で私をエージェントとして頼ってくれる転職者の方がおり、その方との連絡を行っていました。
その際に直接その方から転職が上手くいっていることの報告や感謝の言葉を聞けたことが嬉しくて嬉しくて。
自分が最もやりがいと喜びを感じることは「お客様に対する価値提供である」と改めて気づけた瞬間でした。
その後、東京に戻った後、経営メンバーに「自分は本来、事業一つ一つをマネジメントしていくことは苦手であること」「今後は自分が得意なこと・やりたいことをやっていきたい」と正直な気持ちを伝えました。
それに対するメンバーからの返事は拍子抜けするほどの「イエス」でした。
みんなわかってくれてたんです。もちろんメンバーのことは心から信頼していました。けれど多分、自分が抱える重荷をみんなにも渡すことがどこか怖かったのかもしれません。
この出来事を機に、ワンマンとも言える経営から脱却し、他のメンバーにも大きな裁量を持たせるようになりました。
結果、組織全体で経営と会社の拡大に向き合うことができるようになったのです。
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あくまで顧客のニーズ起点で行う、AXXIS流事業開発
-現在、AXXISではどのようなことにチャレンジしていますか?
当社は、前述の「2030年ゴール」というビジョンに向けて、2030年までに新しく50個の事業開発を目指しています。しかし、その開発のあり方として重要視しているのは大企業のように広範な領域や年齢層をターゲットにするのではなく、顧客のニーズに寄り添った事業開発の仕方です。
例えるならば「市場のピラミッドを顧客課題を切り口に斜めに切る」といったものでしょうか。
具体的には顧客のニーズを深く理解し、そのニーズに対して具体的かつ深い満足を与えられるソリューションを提供することで、顧客の満足度と付加価値を高めるというのが私たちの事業開発に対する価値観です。
単に20代から30代40代に、幅広い業界に広く展開していくターゲットの裾野を広げるというやり方は大企業に任せておくとして、顧客のニーズを深く掘り下げ、そこに対して独自の価値を提供することが私たちが存在する意味だと考えています。
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ゼロイチに対するこだわり
-具体的にはどのように新しい事業を増やしているのでしょうか?
現在、ハイクラス求職者のプラットフォーム「CXO Stock」や成長企業の管理職育成支援事業の「マネディク」などをM&Aしつつも、同時に自分たちでもプロダクトを作り上げたいという思いがあります。
どんな人でもゼロイチから事業を開発できる環境を整えていますが、どうしてもゼロイチが難しい人もいる。
そういった場合は私が0から1までではなく0から0.5というフェーズまでアイデアの創出と実行を伴走します。
みんながみんなプロダクトを生み出せるようになる必要はないと思いますが、当社で働くからには全員が将来的には事業責任者としてのキャリアを歩めるような可能性は示したい。
そんな想いから全員の活躍を後押ししています。
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AXXISが目指す、ワークテックカンパニーとしてのエコシステム
-AXXISは今後どのようなことを実現していくのでしょうか?
アクシスは、元々人材紹介ビジネスとしてスタートしましたが、顧客の需要と市場の変化に対応して、キャリアコーチングや管理職向けのSaaS型eラーニング事業、メディア運営など、多岐にわたる事業を展開しています。
その中で常に重視しているのは、顧客生涯価値(LTV)の最大化です。
例えば、日本を代表する会社の一つである楽天はオンラインショッピングから携帯電話、金融まで様々な分野におけるニーズの受け皿を用意して独自の大きな経済圏を築いています。
当社も目指すところはHRビジネスにおける「揺り籠から墓場まで」です。
より低いCAC(顧客獲得コスト)のサービスから、より高いLTVが見込めるサービスへの導線設計を緻密に行い、それを単にターゲットの裾野を広げることではなく、顧客のニーズ起点で深く刺さるプロダクト開発を数多く実行することで、独自のエコシステムを築いていくことが目標です。
-これから入社を検討している新卒には、どんなことを期待しますか?
今、最もAXXISに必要なのは「リーダーシップを発揮できる人材」です。
別にリーダーといってもスキルフルであったり輝かしい経歴がなくてはいけないということではありません。
ここでいうリーダーとは、単なる作業者ではなく、チームを引っ張り、導くことができる存在です。
そのマインドさえあればこれから入ってくる新卒だって「リーダー人材」です。
当社では、社員一人ひとりがリーダーシップを発揮し、自己成長とともに組織全体の成長を促進する文化を醸成しています。
リーダーの素養は「学び取るもの」ではなく、日々の行動と意識の中で「磨かれるもの」です。
そのための役割と環境を用意します。
「いずれ会社を牽引し、自らの手でAXXISを大きくしていきたい」
今はまだマインドだけでも、そんな想いさえあれば当社としては大歓迎です。
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want toへアクセルベタ踏み、胸を張ってそう言える会社の実現
-最後に、今後AXXISが目指す将来像について教えてください。
AXXISが目指すのは、社名の由来である軸。「誰もが自分なりの軸にまっすぐに生きられる社会にする」。つまり、社員全員が「やりたいことをやっている」と胸を張って言える会社です。
もちろん「働く人全てを幸せにするワークテックカンパニーの実現」というかけがえのない理念はありつつも、やはり『やらなければならない』ではなく、『やりたい』という気持ちで仕事に取り組むことができる会社でないと、事業責任者という仕事は苦役でしかなく今度は社員が幸せにならないと思っています。
そのために、当社では社員の自主性と創造性を尊重し、自由な発想で新しい挑戦を可能にする環境作りに大きな力を注いでいます。
社員が自らの意思で新しいことに挑戦し、その結果として会社全体が成長する。これが私たちが目指すもう一つの理想の姿です。
そこさえ実現できれば当社が創業以来掲げる目標や「2030年ゴール」にも飛躍的に近づくことができると信じています。
-末永さん、本日はありがとうございました!
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現在AXXISでは2026年度の新卒を大募集中です!
最後までご覧いただきありがとうございました!
現在、26卒採用中です。
少しでも興味がある方はお気軽にエントリーいただけますと幸いです。
皆様とお会いできることを心より楽しみにしております。