エンジニアの道を究めたい、ジェネラリストとして活躍の場を広げたい。そんな自分の意志に合わせて、キャリア設計できるのが株式会社アクセル・モードの魅力の一つ。
今回は、第1システム開発事業部の副事業部長・鈴木にインタビュー。エンジニアとして入社後、着実にキャリアを積み上げてきた鈴木に、自身の歩みを振り返りながら当社の具体的なキャリアパスについて話してもらいました。
経営に関わりながら、貪欲に挑戦し続けたい
ーーこれまでの経歴を教えてください。
仙台の会社で12年〜13年ほど、カーステレオやカーナビのソフトウェア開発と、一部オフショア開発に携わっていました。その他、5名〜20名を抱えるチームリーダーとして現場の管理業務などもやっていましたね。
アクセル・モードには、エンジニアとして2015年に入社しました。ユニットリーダー、PM、部長を経てさらにキャリアアップし、第1システム開発事業部の副事業部長として事業部長とともに、事業部の目標設定や施策の推進を主導しています。
ーー前職からの話も詳しく知りたいです。当時の転職のきっかけは何だったのでしょうか?
仕事にやりがいはあったのですが、朝から深夜まで働き通しで。前職にいる間に結婚し、数カ月経って妻と「そういえば新婚旅行にも行けていないね」と話したのがきっかけの一つです。
同時に「自分がやりたいこと」もわからなくなっていたんです。じっくり自分を見つめ直すためにも退職することにし、半年ほどゆっくりしていました。その間に新婚旅行や自分探しのような旅にも出かけて、ようやくまた「働きたい」と思えた時に転職活動をスタートしたんです。
ーーそんな経緯があったのですね。当時は何を軸に転職活動をしていたのでしょうか。
事業内容はあまり重視せず、前職と同じく地元で、チャレンジしやすい環境を求めていました。前職ではやりたいことに対して承認フローが長く、提案から実現までのスピード感に不満を持っていました。
また、会社がどこに向かっているのかが分からず、日々の業務から未来でのつながりが見えづらいと感じていました。
次にジョインする会社では、経営にも関わりながら、業務に納得感を持って働きたいと考えていました。
ーーアクセル・モードとの出会いを教えてください。
転職サイト上の検索条件で「ソフトウェア開発」の項目にチェックをつけ、仙台でエリアを指定した時に偶然目についたんです。すごくシンプルですよね(笑)。
面接は、立ち上げ直後の仙台支社で受けました。面接官が役員だったこともあり、会社の具体的な方針も聞けましたし、自分の考えを本音でぶつけることが出来ました。
ここなら自分のやりたいことができるんじゃないか。そんな期待感が持てました。
ーー当時の面接で印象的だったことはありますか?
最終面接は8月7日だったのですが、面接が終わった後の居室で、「みんなで『仙台七夕まつり』を見に行くんだ」と話していて。会社の雰囲気のよさが伝わってきましたね。
キャリアアップとともに養われる力、広がる視野
ーーその後入社していかがでしたか?
前職では経験が出来なかったことが色々と経験でき、会社と自分の仕事がどのように繋がっているのかが理解できるようになっていきました。そういったなかで、私自身もお客様とやり取りするようになり、時にはコミュニケーションに悩むこともありました。
ただ、役員の方々が仙台支社に来た時に「こういう失敗をしてしまって…」と話すと、実践的なアドバイスが返ってくるんです。そのインプットのおかげで、自分のスキルや意識も底上げされたのかなと思います。
ーー着実にキャリアアップを実現していますが、今に至るまでの過程も教えてください。
入社一年後ぐらいに、チームをまとめるユニットリーダーに任命されました。現在は「ユニットリーダー選挙制度」を利用して自身で立候補し、メンバーの投票を経て就任するケースがほとんどですが、当時はまだ選挙制度が整備されていなかったんですね。
そして立ち上げ時期の仙台支社のリーダーを支えるために、採用面接の実施や研修などの新人教育も含めて、何でも「やります」と手を挙げていました。
これは、会社運営をメンバーが担う当社独自のチーム活動「R(リクルート)」「K(教育)」「E(イベント)」のうち、チームRとチームKの業務にあたります。当時はその2つを兼任していました。
ーーチームを兼任するのは珍しいですよね。
当時の仙台支社はまだ人数が少なかったから、というのもありますが、本当に何でもやる精神だったんですよね。それとは別で、開発プロジェクトのリーダーの役回りも担っていました。
このように、実行部隊として動いてきた姿勢が評価されたのかなと思います。その後はPM、部長へと1〜2年単位でレイヤーが変わっていきました。
ーー現場を主導するPMから部長に昇進した際、ご自身にどのような成長があったと思いますか?
「管理者を育てる」目線がプラスされました。
リーダーには、周りに支えてもらいながら歩んでいくタイプと、どんどん引っ張っていくタイプがいると思っています。その中で自分は後者だと思っています。
それまでは「仙台支社を盛り上げるから着いてきて」という姿勢を貫いていましたが、ある時、自分が先に進んでも、一緒に引っ張ってくれる存在がいないと気づきました。
それと同時に、自分は一人前の技術者を育成した経験はあっても、一人前の管理者を育成したことがないと自覚したんです。そこからは、社内での動き方も変わりました。
エンジニアで「もの作り」が好きな人が多い会社ですので、皆が日々やっている「もの作り」は、人を動かす管理者の業務と密接に関わっている。視野を少し広げるだけで管理者目線が身に付くんだと、そういったような話をして、管理職というものの理解を深めてもらえるような教育を行っています。
ーー部長から副事業部長になる際には、どのような変化がありましたか?
副事業部長の打診をもらった時は、一歩深く事業を気にかけられる視野を評価いただいたようです。
自分なりにそれを噛み砕くと、仕事を生み出せるようになったことが関係しているのかなと。
お客様とのやり取りなどの中で受け身での仕事の獲得をすることは元々できていましたが、自らの行動によって新たな仕事が創出される。それによって新たな利益も創出でき、これまでとは違った角度から会社に貢献できるため、大きな自信にも繋がりましたね。
ーーその「仕事を生み出す」スキルは、どのように習得したのでしょうか?上司からのアドバイスやご自身で勉強したことがあれば教えてください。
会議や日々のコミュニケーションの中で、役員や事業部長が「攻めていこう」と話していたことが、自分の意識を変えたのだと思います。
攻めるために、自分は何ができるか。これまで携わってきた「もの作り」の過程で、数多くの企業様の悩みを解決してきた実績や献身的な姿勢を評価していただいたことを思い出してみました。そういった中で自分なりの攻め方。というものを自ら気づき見つけることが出来たのだと思います。
ーーキャリアアップに伴う給与面の変化はいかがですか?
給与は当たり前ですが役職に応じて増えていて、入社時に比べたら格段に増えています。特に、結果を残せた際の賞与額は今でも印象に残っています。
私自身納得感を持って働くことはできていますし、他の社員にもキャリア/役割に応じた納得感を持ってもらえているのではないかと思います。
また、メンバーには月上限10,000円(受講料の8割)まで支給される「オンラインセミナー受講補助」があります。キャリアアップを目指す人をサポートする仕組みも整っているので安心です。
行動すれば成長できる。自信を持っておすすめできるのがアクセル・モード
ーー当社で活躍しているエンジニアには、どんな特徴がありますか?
大きく分けて三つあります。まずは、好奇心をもとに行動できる人。ユニットリーダー選挙制度もそうですが、活躍に繋がりやすい仕組みがたくさんあります。そのチャンスを掴めるのは、行動した人ですよね。
二つ目はビジネススキルのある人、TPOを弁えられる人です。当社はエンジニアがお客様と接するため、その場に適した言葉遣いも欠かせません。会話をしながらお客様にとって最適な方法を考え、提案できるスキルも重宝されます。
最後は遊び心です。普段から、お客様と話し合いながらプロジェクトを進めているおかげか「相手のために」というサービス精神があるように思います。全社会議の発表では、数値的な報告は真面目に進めながらも、合間に顔文字を使ったり、クスッと笑えるイラストを差し込んだりと「真面目にこなす」意識だけではないところがあるんですね。
ーー元同僚の若山さんは鈴木さんからのリファラル採用でジョインしましたが、若山さんもまさにこの3つに当てはまる方だったのでしょうか?
そうですね。若山さんは三つの要素を満たしていたので活躍できるなと。前職では思ったようにチャレンジできない点にも悩んでいたので「アクセル・モードならそれができるよ」と、自信を持っておすすめしました。
(若山さんのインタビュー記事はこちらよりご覧ください!)
ーー最後に、鈴木さんの目標を教えてください!
経営者としての目線をもっと養う必要があるので、そのための知見を増やしていきたいと思います。
組織としては、引き続き人の教育が課題ですね。仙台支社の組織力を高めるには、新規ポジションを増やす必要もありますし、中堅メンバーに寄り添える仕組みの構築も欠かせません。
チームKはいわゆる、新規メンバーのオンボーディングをする役割なので、それとは別で、中堅メンバーのキャリア形成を手厚くサポートすることも必要だと思っています。自分や部長クラスのメンバーも含めて最適な仕組みを考えていきたいです。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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