こんにちは。AViCの林です^^
創業2年のスタートアップベンチャー「株式会社AViC」に中途入社する人たちは、どのような原体験があり、どのような理由でAViCを選んだのか。
今回、大手Web制作会社で情報設計の講師として活躍後、2019年にWebマーケター(未経験)としてAViCへ入社をしてくれた渋谷さんに話を伺いました。
生い立ちについて
ーどのような幼少期を過ごしてきましたか?
両親と年子の兄の4人家族で、父はビルオーナーの仕事をしていました。生まれも育ちも新宿で、遊びといえばクリスマスに買ってもらったピアノを弾いたり、誕生日にもらった絵の具で絵を描いたりと、室内が多かったです。
両親が想像力を養ってくれる遊び道具をくれた影響か、物心ついたころには、ファッションデザイナーか音楽家になりたいと思うようになっていました。
当時から私は、一度思い立つと行動しないと気が収まらない質だったので、将来の夢に最短でたどり着けそうな学校を探し、服装学のパイオニアとして知られていた私立大学の付属中学に進学しました。
ただ、高校進学のタイミングで進学コースに行ったことで、被服の単位をとることが不可となり、結局他大学を受験することになりましたが・・・。
ーご家庭の教育方針はどのようなものがありましたか?
両親は私の行動に対しとても肯定的で、何かをやりたいと言ったり、何かになりたいと言うといつも「やってみな!ダメだったら考えて、とにかく続けよう!」といったスタンスで見守ってくれました。
私は社会人になってから、PDCAを回すことや、小さなことでも課題を解決することにやりがいを感じるのですが、今思うと幼少期の両親の姿勢が、原動力となっているのかもしれません。
前職(大手Web制作会社)について
ー前職でWeb制作業界を選んだ理由を教えてください。
私は家の経済的な事情で大学を中退しています。そのためまず、以下2点の条件を満たしている業界で就職すると決めていました。
1.学歴ではなく、技術がありさえすれば就職できる可能性がある
2.業界自体に勢いがあり、手に職をつければくいっぱぐれることがない
それを満たしていていたのがIT業界で、さらに自分の好きなモノづくりに携われるのが、Web制作業界でした。
ー数ある制作会社の中で前職の会社を選んだのはなぜですか?
業界で名の知れた老舗会社のため、ナショナルクライアントのサイト制作を経験出来るということと、専門分野の部署が複数あり、多くの分野について理解を深められると思ったからです。
実際、各専門家からそれぞれの視点で意見が上がってきて大変勉強になりましたし、その中で自分がどのような意見を持てるかを意識することで、成長ができたと思います。
ー前職をやめた理由は何ですか?
前職はWeb制作業界の中で、「高品質なサイト作り」で有名でした。主に得意としていたのが、サイトに流入したユーザーの動きをコントロールする。といった内容で、蛇口に例えると、ホースをいかに太く長く作るか。といったものでした。
ですが、多くのクライアントと打ち合わせを重ねる中で、今サイトに求められているのはもっと上のレイヤー(多くのユーザーがサイトに流入する)で、蛇口に例えると、ハンドルをひねる部分だと感じるようになったんです。それ以降、流入部分を担うマーケティングの視点がない成果物は、高品質とは言えない。と思うようになり、個人的にマーケティングの勉強を始め、それと同時に会社にマーケティング事業の立ち上げを提案しました。
結局、前職の経営方針にマーケティング事業がマッチしなかったため、自分が考える最高品質の仕事ができる環境に転職することを決意しました。
AViCを選んだ理由
―転職活動の際、会社を選ぶ基準は何でしたか?
前述のとおり、「IT業界」であるということと「マーケティング」に携わることができる。というのは前提とし、その他3つの基準がありました。
①会社の理念・ビジョンに共感ができる
私は、何か問題が発生した時や行動に臆病になった時、
判断に迷わないよう3つ理念を持っています。
1.目の前の現実世界を変えたいなら、自分が変わるしかない。
2.その行動は単なる自己犠牲になってないか。全体がwin-winとなるか。
3.自分の行動に責任を持つ。
AViCの求人サイトに、下記3つの理念が掲げられていました。
1.無数の挑戦をし、多数の価値を-好奇心を持ち、行動者であろう-
2.全員がプロフェッショナルという自覚を-任された責任を果たす人であろう-
3.チームAViCで大きな成果を-チームでの成功を追求する集団であろう-
これを見たとき、自分の理念と重なる部分が多く大変共感したのを覚えています。
また、AViCは「マーケティングで人・企業・社会をより良くする」というビジョンも明示していて、これについても大変共感しました。
というのも、私が社会人になり働く意味を考えた時に、「仕事で培った経験や知識は、誰かを助けたいと思ったときに活用できるものじゃないと勿体ない」と漠然と考えたことを思い出したからです。
②新規事業の立ち上げに積極的
「1を10にする」といった業務は多くの企業で経験できると思います。ですが、「0を1にする」という経験ができる企業はそう多くはないと思っています。特に、20代のうちに新規事業の立ち上げに関われる経験は大変貴重で価値あるものですので、会社選びの基準としました。
AViCは面接時にそれが満たせることをすぐに理解できました。私は学生時代、塾講師のアルバイトをしていた経験から「自分の培ってきたものを次の世代に残していかないと経験した意味がない」と考えるようになり、人材育成に関わる仕事をいつかしたい。と思っていました。そのため面接時に、入社後取り組んでみたいことの一つとして人材育成を上げたところ、「まさに今日Webマーケティング人材の教育・育成事業の立ち上げについて話していたところだよ」と言われ、新規事業の立ち上げに関われる環境というだけでなく、この会社と興味のある分野も近いと感じ、こんな私に特な環境がほんとにあるのか?と思いました。(笑)
③一緒に働く人が尊敬できる
就職して仕事内容に納得していたとしても、一緒に働く人間と価値観が合わなかったり、尊敬できる人や目標となる人がいない環境では、人の成長は鈍化してしまうと思います。自分の成長速度を最大限伸ばすためには、よい刺激を与えてくれる人達と一緒に働くべきだと思い、基準としました。AViCには国内トップレベルの環境で成果を上げてきたマーケターが多数在籍していて、さらに、今も新たなレベルに挑戦し続けているという姿勢に大変感銘を受けました。
転職活動中、複数の大手企業やベンチャー企業の面接を受けましたが、「この人達についていきたい」と明確に感じたのはAViCだけでした。
ーAViCへ入社後、ギャップはありましたか?
もともとベンチャー企業はどういったものかイメージがついていましたので、文化や環境についてのギャップはほとんどありませんでした。あえて挙げるなら、私が入社した少し後に会社がベンチャー通信で取り上げられたり、ベストベンチャー100に選ばれたりと、自分が想定していた以上に世間から注目されている会社だったということです。
ー最高品質の仕事ができる環境を求めてAViCを選んだとのことですが、実際に働いてみてどうですか?
まず、わたしの判断は当たっていたと断言できます。(笑)
特に印象に残った「日本を代表するリーディングカンパニーとの新規プロジェクト」についてお話しさせてください。
前職のWeb制作会社時代もそういった大企業と仕事をする機会は幾度とありましたが、あくまで下請けとしての立場となり、対等な関係とは言えませんでした。
そのため、入社後にこの新規プロジェクトの話を聞いた際、「大手制作会社でもそのような扱いを受けるのだから、設立して間もないスタートアップベンチャーではもっと良くない契約になっているのではないか。」と考えていました。
ですが実際は、AViCの専門性の高いWebマーケティングの技術で、日本を代表するリーディングカンパニーに価値貢献し、強固な信頼関係・協力関係を築いていたんです。
これは、AViCが国内最高峰の環境で技術を磨いてきたメンバーで構成されたプロフェッショナル集団であるということ。Webマーケティングにおいて最高の技術を持っていることの証だと思います。そのような集団に、私はWebマーケティングに関して未経験で入社しました。一般的に未経験からものになるまで早くて半年~1年はかかるかと思いますが、私は2.5ヶ月で大企業から高い評価をいただけるまでになりました。それは、創業メンバーが10年以上業界で培ってきた技術や知識を大量にインプットでき、高速でアウトプットできる環境があるからだと思います。AViCでどこよりも速く、最高品質の仕事ができるようになると、確信しています。
未来の仲間へ
ー今後、一緒に働くメンバーが急激に増えると思います。最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします!
社会情勢は刻一刻と変動しています。その中で会社の目的地(事業内容や環境など)が変わることは往々にしてあります。そうなった時、同じ船に乗り続けるか降りるかは、会社の基本理念やビジョンに共感しているか否か次第だと思います。
そのため、AViCの掲げる基本理念・ビジョンに共感してくれるまだ見ぬ仲間たちと出会い、チームで素敵な景色を見れたらと思っています。
また、私のビジョンの一つに「置かれた場所(環境)で成果を出すのは社会人として大前提。 場所自体を自ら行動し、作り、みんなの成功のパイを広げていく。」というものがあります。
身勝手かもしれませんが、私のビジョンにも共感してくれる未来の仲間達と、切磋琢磨できたら嬉しいです!